「香港保険は今でも契約できるのか」「HSBC香港の口座はまだ作れるのか」「持っている口座が凍結されるのは本当か」この3つの質問が毎週のように届きます。ネットには10年前の情報と、契約を取りたい紹介者の都合のいい情報が混ざったまま残っているからです。
私は投資家のJACKです。数千万円を騙された経験があり、大阪府知事認可の不動産会社を20年経営、投資副業サロン「コアメンバー」は12年目で累計500名超。香港の口座開設から保険の契約、解約トラブルまで現場を見てきた立場です。
結論から言います。香港の貯蓄型保険は、渡航して対面なら今も契約できます。一方で口座開設や一部のオフショア商品は門が狭くなり、もう間に合わないものもある。そして税金から逃げる目的なら香港に意味はありません。
2026年の現状|できること・できないこと

今もできること
- 香港に渡航して対面で契約するなら、サンライフ香港やCTFライフ(旧FTライフ)の貯蓄型保険を契約できる
- すでに持っているHSBC香港口座を維持し、投資口座で運用し、必要なら解約する
- HSBC香港の新規開設自体は、準備と現地サポート会社の力を借りれば可能
もうできない、または難しくなったこと
- CTFライフのリージェントシリーズは2025年6月末で新規販売が終了
- RL360(ロイヤルロンドン)は2026年5月に日本人の新規受付を停止
- スタンダードチャータード香港は新規口座開設の受付を停止
- 日本人が単独でHSBC香港の窓口へ行っても、まず受け付けてもらえない
- 郵送だけで海外銀行口座を開設することは本人確認の厳格化により不可能
すでに口座を持っている人こそ、今すぐ確認を
香港の銀行では、域外に住む人の口座の解約や凍結が進む見込みです。案内を読まずに放置した口座は凍結されます。日本のような柔軟な対応は期待できず、期限を守らなければアウトです。
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香港保険とは何か|日本の保険との違い
香港保険とは、香港の保険会社が売る米ドル建ての貯蓄型生命保険です。名前は保険でも実態は米ドル建ての長期複利運用商品で、死亡保障は薄く設計されています。
日本の保険会社が主に日本国債で運用するのに対し、香港は世界の株式・債券・不動産に分散しています。日本の終身保険は20年から30年で返戻率110%から130%程度ですが、香港には同じ期間で数倍になる商品があります。損益分岐点も日本の15年から20年に対し香港は4年から8年です。
ただしこれらの数字には非保証部分が含まれます。運用成績しだいで受取額は変わり、円高になれば円換算は下がる。ここを説明しない人の話は疑ってください。
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契約できる会社と商品|サンライフとCTFライフ
現実的な選択肢はサンライフ香港とCTFライフ(旧FTライフ)の2社です。サンライフは1865年創業のカナダ系で格付けも財務健全性もトップクラス。CTFライフは財閥の周大福グループ傘下で、専用アプリで残高を確認できます。
どちらを選ぶかは何年後にお金を使うかで決まります。30年以上の長期ならサンライフ系、20年前後で取り崩すならCTFライフ系。そこを聞かずに「絶対にこちらが得です」と即答する相手は、売りたい商品を売っているだけです。
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香港保険とオフショア積立は別物です
混同している人が多い。RL360、フレンズプロビデント、インベスターズトラスト、メティスなどはオフショア長期積立で、サンライフやCTFライフの海外保険とは別物です。
決定的に違うのは支払期間です。オフショア積立の契約者の大半は25年か30年。5年でも契約できると教えられないまま長期で契約させられています。海外保険は最短2年、長くても15年程度で払い終わる。私も10年前に正しい情報を知っていれば1本目にフレンズプロビデントを選びませんでした。積立で苦しむ人は保険より先に出口を決めてください。

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契約の手順|渡航・IFA・為替
香港保険は日本国内で勧誘や販売ができません。自分で情報を集め、香港で正規ライセンスを持つIFA(独立系のアドバイザー)を選び、保証部分と非保証部分を分けたシミュレーションを確認し、パスポートと住所証明を持参して渡航し対面で契約します。
「今は円安だから待つべきか」ともよく聞かれます。私は後から振り返れば今の水準も円高だったと感じる日が来ると考えていますが、これは相場観です。為替は読めないからこそ、円資産だけに寄せない発想で持つものです。
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香港の銀行口座(HSBC)|維持・凍結対策・解約
HSBC香港は1865年設立、香港ドルの紙幣発行権を持つ香港最大の銀行です。1つの口座番号で13通貨を持て、香港株・米国株・ETF・債券にも直接アクセスできます。日本では外貨預金が預金保護の対象外ですが、香港は通貨を問わず一定額まで対象です。
ただし2026年の主戦場は開設ではなく維持です。12か月取引がなければ休眠扱いになり、パスポート更新を届け出なければ取引が制限されます。数か月に1回1,000円を引き出して維持する人がいますが、投資口座でファンドを買い配当を受け取れば資金は動く。月額1万円から5万円の有料サポートは不要で、中学レベルの英語とHSBCの窓口で足ります。
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税金の真実|バレないは嘘、節税にもならない
10年以上前は「香港に資産を移せば税金から逃れられる」という誤解がまかり通っていました。今は違います。日本も香港もCRS(共通報告基準)に参加し、香港の金融機関は日本居住者の口座残高や利息、配当を毎年自動で報告しています。バレないという前提の話は過去のものです。
保険の解約返戻金も、日本居住者が受け取れば一時所得となり、利益が出れば確定申告が必要です。為替差益も計算に含まれ、年末時点で国外財産が5,000万円超なら国外財産調書の提出義務もあります。
法人や個人の節税に使えないかという相談も届きますが、答えはNOです。私自身が検討し、専門家に相談したうえで出した結論で、合理的な理由のない名義変更を税務当局が認めるはずがありません。申告は必ず税理士や税務署に確認してください。
HSBC香港口座を持つ日本居住者の税金|CRS時代の正しい申告方法:円換算と加算税のリスク
悪徳紹介者・ボッタクリ業者の見分け方
数千万円を騙された私が言えるのは、商品より先に人を見ろということです。サンライフもCTFライフも香港の当局が認可した正規の保険会社で、詐欺だと検索される背景にあるのは勧誘者側のトラブル。1つでも当てはまるなら止まってください。
- 解約返戻金の表を見せず、初期数年の元本割れを説明しない
- 保証部分と非保証部分を分けず、「10年で倍になる」と言い切る
- 1社の商品しか扱えないのに、他社との比較をしたがらない
- 契約後は「紹介者を通してください」と言い、直接連絡が取れない
- 新NISAやiDeCoとの比較を避け、香港一択だと言う
- 口座開設サポートで100%返金保障をうたい、普通口座だけで3,500HKD以上を請求する
特にHSBC香港の口座開設は、一度失敗すると銀行側に履歴が残り、次のチャンスがありません。最初の1回で成功させる必要があります。
HSBC香港口座開設の最新状況と頼りにならないサポート会社:費用の相場と返金トラブル
HSBC香港口座開設を一度でも失敗すると次のチャンスはほとんど無い:失敗履歴が残る仕組み
正直に言う「やめた方がいい人」
- 10年以上寝かせられない資金しかない人。初期数年の解約は元本割れします
- 渡航費と時間をかけられない人。原則は香港での対面契約です
- 円高に耐えられない人。米ドル建てなので円換算は上下します
- 国内の保険で払込がほぼ終わっている人。乗り換えると逆に損をします
- 新NISAの枠すら使っていない人。まず国内の制度が先です
- 英語がだめで相談相手もいない人。海外の金融機関は日本語対応をしません
「今は何もしなくていい」と言えるのがまともなアドバイザーです。どんな相談にも海外商品を出す相手は、それでしかお金にならないだけです。
次の一歩|今日やること
- 勧誘を受けている人は無料の「投資詐欺チェックリスト」で自己診断。即時判定は無料アプリ「投資詐欺レーダー」で
- 口座を持っている人は銀行からの案内を確認し、休眠と凍結の対策を先に
- オフショア積立で損が出ている人は、Tips・Brainの『解約完全ガイド』で出口を決める
- 背景から学ぶなら著書『投資詐欺の正体』とオフショア投資の著書を
具体的に相談したい方は審査制のコアメンバーへ。私の周りとコアメンバーは、これまで全員が香港での口座開設に成功してきました。年1回は香港でイベントも開催しています。条件は月1万円(税別)、初年度は年払い必須(税込13万2,000円)、1年契約で期の途中の退会はできません。続けるかは更新のたびに選べます。
※本記事は情報提供が目的で、特定の商品を推奨するものではありません。返戻率は非保証部分を含む想定値です。税務は税理士または税務署にご確認ください。
副業・投資の判断に迷ったら
私は数千万円を騙された経験と、大阪府知事認可の不動産会社を20年経営してきた立場から、副業と投資の「本物と偽物」を見極める物差しをお伝えしています。
※販売・勧誘・譲渡のお取次は一切行っていません。







