「サンライフとCTFライフ、結局どっちがいいの?」
「AIAやプルデンシャル香港、マニュライフの名前も聞くけど、違いが分からない」
香港の保険会社について検索すると、会社ごとの宣伝文句ばかりが出てきて、比べ方そのものが分からなくなる方が多いと思います。
先に結論をお伝えします。
会社選びで失敗する人はほとんどいません。失敗する人は、会社を選ぶ前に見るべき3点を飛ばしています。
その3点とは、「販売者の立場」「解約返戻金の推移表」「為替」です。
この記事では、私のブログで取り上げてきた事実をもとに各社の特徴を整理したうえで、会社名より先に見るべきことをお伝えします。
なお、私は商品を売らず、紹介料も受け取っていません。
だからこそ、どの会社についても「いいところ」と「引っかかるところ」の両方を書けます。

香港の保険会社にはどんな顔ぶれがあるのか
香港で日本人が契約できる貯蓄型保険の会社として、私のブログに登場してきたのは次の顔ぶれです。
・サンライフ香港(Sun Life)
・CTFライフ(旧FTライフ)
・AIA
・プルデンシャル香港
・マニュライフ
・富邦(Fubon Life)、マスミューチュアルなど
このうち、私が過去記事で商品の中身まで踏み込んで書いてきたのは、サンライフとCTFライフの2社です。
コアメンバーの仲間が実際に契約している数も、この2社が圧倒的に多い。
AIA、プルデンシャル香港、マニュライフについては、私が相談を受けた範囲での一般的な話にとどめます。
会社の数は多く見えますが、日本人の契約が集中しているのは実質2社です。
サンライフ香港|私のブログに書いてきた事実
サンライフは1865年にカナダで創業した保険グループで、香港では1892年から営業を続けています。
S&Pの格付けは長年AA-を維持しており、香港の保険会社の中でも財務の健全性はトップクラスです。
私の記事で取り上げてきた商品は、次のようなものです。
・LIFE Brilliance(Sun Brilliance):主力の貯蓄型。払込期間を短く選べる設計で、日本人は5年払いで年間1万〜2万米ドルというスタイルが多い
・Sun Vision:初期数年の解約返戻率のカーブが改善された次世代型。途中で資金が必要になった場合のロスを抑える設計
・SunJoy Global:契約途中で米ドル、香港ドル、英ポンド、ユーロ、日本円など複数の通貨に契約価値を切り替えられる
・Stellar系:年間10万米ドル以上を想定した富裕層向けのライン
私の記事で紹介したシミュレーションでは、30歳女性が年3,000米ドルを15年払い込んだ場合、60歳時点の想定返戻金が約239,097米ドル(返戻率約531%)という例を載せました。
ただし、この数字には非保証部分が含まれます。
保険会社の運用実績で変わる数字であり、約束ではありません。
もう一つ、私が実務で書いた細かい話。
サンライフのクレジットカード払いは「手数料無料」と説明されますが、2回目以降は保険会社が決める為替レートの関係で、実質1%程度の負担増になっていました。
こうした条件は変わるので、契約時の書面で確認してください。
【2026年最新版】サンライフの香港保険で賢く資産形成|LIFE Brillianceの実力とは?
CTFライフ(旧FTライフ)|私のブログに書いてきた事実
CTFライフは、香港の大手財閥「周大福(Chow Tai Fook)グループ」傘下の保険会社です。
旧FTライフからブランドを変更し、格付けはフィッチA-、ムーディーズA3です。
日本人の間で長く人気だった商品が、一括払い型の「リージェントシリーズ(Regent Insurance Plan 2)」でした。
私の記事では、契約初年度で返戻率100%超、7年目以降は年利換算で7%を超える返戻率が見込める設計だと書いています。
このリージェントシリーズは、2025年6月末で新規販売が終了しました。
すでに持っている方は、満期まで大事に保有し続けてください。
現在の主力は、MY Treasure、MY Wealth系などの新しいラインに移っています。
私の記事で紹介した別の例では、30歳女性が年4,500米ドルを10年払い込んだ場合、60歳時点で約183,157米ドル(返戻率407%)、65歳時点で約249,072米ドル(返戻率553%)という数字を載せました。
これも非保証部分を含む想定値です。
なお、私が過去に書いた時点では、CTFライフ(当時FTライフ)のクレジットカード手数料は2.2%と、他社より高めでした。
これも現在は変わっている可能性があるので、公式で確認を。
【2026年最新】海外保険・香港保険で人気のCTFライフとは?驚異の返戻率を誇るプランを徹底解説
AIA・プルデンシャル香港・マニュライフについて
この3社は、いずれも香港で長く営業している大手です。
ただ、私のブログではこの3社の商品を個別に検証した記事を書いていません。
理由は単純で、私自身も、コアメンバーの仲間も、この3社で契約している人が少ないからです。
私が相談を受けた範囲で言えることは、次の通りです。
・貯蓄型保険の基本構造(米ドル建て、保証部分と非保証部分、被保険者の変更)は、どの会社でも大きくは変わらない
・日本人向けの販売代理店の数と、日本語で契約後の手続きを頼める体制は、会社によって差がある
・「この会社だから安全」「この会社だから危険」という単純な話ではない
つまり、この3社が劣っているわけではありません。
日本人の契約が集まっていないので、日本語で得られる経験談や情報が少ない、というのが実態です。
情報が少ない会社を選ぶなら、その分を自分で調べて埋める覚悟が必要です。
逆に言えば、「この3社の商品を強く勧めてくる日本人」がいたら、その人がなぜその会社を選んでいるのかを、遠慮なく聞いてみてください。
答えが「報酬が高いから」なら論外ですし、「よく分からないけど良いらしい」なら、その人から契約すべきではありません。
サンライフとCTFライフ、どちらを選ぶ人が多いか
私の記事で整理した比較を、そのまま書きます。
・格付け:サンライフはS&P AA-、CTFライフはフィッチA-、ムーディーズA3
・想定利回り:純粋に長期の数字だけで見ると、近年はCTFライフがやや高めを提示する傾向
・通貨の切り替え:サンライフのSunJoy Globalは複数通貨に対応。CTFライフは商品によって差がある
・商品の幅:サンライフは種類が多い。CTFライフはやや少なめ
・安定感:サンライフは歴史とグローバル展開で勝る
どちらを選んでも、財務面の不安はほぼ無視できる水準です。
「どちらが正解か」ではなく、「自分の目的と期間にどちらが合うか」で選ぶのが正解です。
利回りの数字だけで選ぶと、通貨や引き出しの柔軟性で後悔することがあります。
逆に、ブランドだけで選ぶと、同じ払込額で受け取る金額に差が出ることもあります。
【2026年5月最新】香港保険サンライフ・CTFライフの主要商品完全ガイド|日本人が契約できる商品の特性・メリット・注意点を徹底解説
会社ごとに差が出やすい4つのポイント
同じ「香港の貯蓄型保険」でも、会社や商品で差が出る場所は決まっています。
私の記事で整理してきた範囲では、次の4つです。
・払込期間の選択肢:2年、3年、5年、8年など、短く払い終える設計が選べるか。サンライフは2年、3年、5年、CTFライフの新ラインは2年、5年、8年といった選択肢を私の記事で紹介しました
・被保険者の変更:自分から子、子から孫へ契約を引き継げる回数。無制限の商品もあれば、回数に上限がある商品もあります
・通貨の切り替え:契約後に米ドル以外の通貨へ切り替えられるか。サンライフのSunJoy Globalが代表例です
・初期数年の返戻率のカーブ:途中で資金が必要になったとき、どれだけ戻るか。Sun Visionのように初期のカーブを改善した商品もあります
もう一つ、時期の話があります。
各社は初年度の保険料割引や、返戻率の上乗せキャンペーンを、四半期ごとに出しています。
私の記事で取り上げた2026年4月のキャンペーンでは、初年度20%超の保険料割引や、前払いした保険料への金利がつく仕組みなどが出ていました。
同じ商品でも、見積もりの時期で数字が変わります。
ただし、キャンペーンの期限に急かされて契約するのは本末転倒です。
10年20年の契約を、数週間の締切で決めてはいけません。
契約の流れを知っておく
会社を比べる前に、契約までの流れも押さえておきましょう。
私の記事で書いた一般的な手順は、次の通りです。
・仕組みを学び、保証部分と非保証部分の違いを理解する
・販売代理店を選び、年齢、資金、目的に合わせた予想表を作ってもらう
・香港に渡航し、パスポート、住所証明、マイナンバー関連書類を持参して対面で契約する
・保険料をクレジットカード、海外送金、香港の銀行口座などから支払う
・保険証券が発行され、アプリやウェブで状況を確認できるようになる
契約手続き自体は1〜2時間程度ですが、銀行口座の開設まで含めると2〜3泊の日程を組む人が多い印象です。
「日本で完結するリモート契約ができる」という話も時々聞きますが、原則は香港での対面契約です。
例外的な手続きを勧められたときこそ、販売者の立場を疑ってください。
会社選びより先に見るべき3点
ここからが、この記事でいちばん伝えたい部分です。
① 販売者の立場
香港保険は、IFAと呼ばれる保険の販売代理店を通じて契約するのが一般的です。
販売する側は保険会社から報酬を受け取ります。
これ自体は日本の保険代理店と同じで、悪ではありません。
問題は、その立場を隠したまま「中立のアドバイス」を装う人がいることです。
私が過去記事で繰り返し書いてきた見分け方は、シンプルです。
RL360、メティス香港、インベスターズトラストといった積立投信型の名前を、香港保険とセットで出してくる人には近づかない。
香港保険の最低保険料を「5万ドル以上」などと大きく言い、積立投信型に誘導しようとする人も見てきました。
保険会社を比べる前に、目の前の人が「誰の利益で動いているか」を見てください。
② 解約返戻金の推移表
保険会社が作る予想表には、年ごとの解約返戻金が「保証」と「非保証」に分けて書かれています。
見るべきは、大きな数字が並ぶ非保証の列ではなく、保証の列です。
・何年目で保証部分だけで払込元本を超えるか
・10年以内に解約したら、保証部分でいくら戻るか
・非保証部分を除いても、自分は納得できるか
この3つを、契約前に自分の目で確認してください。
私の過去記事で書いた通り、積立投信型では紹介者がエクセルで作った右肩上がりの表を見せられて契約した人が大勢います。
保険会社が発行した正式な予想表かどうか、そこも確認のポイントです。
推移表の「保証」の列だけで納得できるなら、その契約は自分に合っています。
③ 為替
どの会社を選んでも、契約通貨は米ドルが基本です。
つまり、会社の違いより為替の影響の方がはるかに大きい。
円安が進めば円で見た価値は増え、円高に振れれば減ります。
私は将来の為替を断定しません。
1ドル120円台の局面が来ても持ち続けられるか、それを自分に問いかけてから会社を選んでください。
販売者の立場、保証の列、為替。この3点を飛ばして会社名を比べている人は、順番が逆です。
よくある質問
Q1. 格付けが高い会社を選べば安心ですか?
格付けは会社が潰れにくいかどうかの目安であり、あなたの契約が増えるかどうかとは別です。サンライフもCTFライフも高い水準ですが、契約内容の確認を省いていい理由にはなりません。
Q2. 日本語でサポートを受けられますか?
日本人スタッフがいる販売代理店や、日本語対応の窓口は複数あります。ただし、契約後に連絡が取れなくなる例も見てきました。契約前に「5年後も連絡が取れるか」を確認してください。
Q3. 販売終了したリージェントシリーズを持っています。どうすればいいですか?
解約せず、満期まで大事に保有してください。私の記事でも同じことを書いています。手続きや条件の最新情報は、保険会社の公式で確認を。
Q4. 複数の会社で契約を分けた方がいいですか?
資金に余裕があれば、通貨機能や払込期間の違いで分ける人もいます。ただ、それより先に「一つの契約を最後まで払い切れるか」を優先してください。
まとめ
香港の保険会社は、サンライフとCTFライフに日本人の契約が集中しており、AIA、プルデンシャル香港、マニュライフは日本語の情報が少ないのが実態です。
どの会社を選ぶにしても、先に見るべきは、販売者の立場、解約返戻金の保証の列、そして為替の3点です。
この3点を自分の目で確認できる人は、どの会社を選んでも大きく外しません。
私が12年運営しているコアメンバーでは、実際に各社で契約している仲間の生の声や、条件変更の情報を共有しています。
会社選びで迷っている方は、契約する前に一度こちらをご覧ください。
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