「投資を始めたいのですが、何から手を付ければいいですか」
「NISAと株とFXと仮想通貨、結局どれが正解なんですか」
私のもとには、毎週この2つの質問が届きます。
投資家JACKです。私は20代の終わりに、必死に貯めたお金を投資詐欺で失いました。被害は数千万円です。その後、大阪府知事の認可を受けた不動産会社を20年経営しながら、投資と副業のオンラインサロン「コアメンバー」を12年目まで続け、累計500名を超える方と相場を見てきました。
この記事は、株・投資信託・FX・仮想通貨という柱について、私が20年かけて辿り着いた取り組む順番を一枚にまとめた入口記事です。個別のテーマは、ここから該当の記事へ進んでください。
先に結論です。投資には順番があり、順番を飛ばした人から負けていきます。そして、どこにも入らない「やらないもの」を先に決めることが、増やすこと以上に大事です。
結論|投資を始める順番は、この4段階
私の20年と、コアメンバーの実例から辿り着いた順番です。

- 第1段階:新NISAのつみたて投資枠で、指数(インデックス)の投資信託を積み立てる。市場全体をまとめて買う段階
- 第2段階:新NISAの成長投資枠で、日本の高配当株を少しずつ買う。配当という「入ってくるお金」を作る段階
- 第3段階:余力ができたら個別株のスイング(数日から数週間で売買する短期取引)。初めて自分の判断が試される段階
- 第4段階:FXは、資金と情報の環境が整ってから。順番としては最後です
そして私がやらないと決めているものは、仮想通貨(暗号資産)への資産の預け入れ、ソーシャルレンディング、月利○%をうたう私募のFX・仮想通貨案件、海外のマイニング案件、自称億トレーダーの商材とスクールの5つです。
先に免責を書いておきます
この記事に出てくる私やコアメンバーの成績は、すべて過去の結果です。将来の利益を保証するものではありません。判断はご自身の責任でお願いします。税金の扱いは、必ず税理士か税務署にご確認ください。
なぜ順番なのか|投資と投機と詐欺は別のもの
順番を飛ばす人は、たいてい「投資」と「投機」と「詐欺」を同じ箱に入れています。投資は企業の利益や土地といった裏付けのあるものに時間をかけてお金を置くこと、投機は値動きそのものを取りに行くこと、詐欺はそもそも運用されていないものにお金を出すことです。
私は3つとも身をもって学びました。数千万円を失った案件は信頼していた人からの紹介で、最初はきちんと配当が入っていました。ビットコインのレバレッジ取引では1週間で130万円稼いだ後、3日で110万円失い、国内のマイニング(採掘)投資は電気代を払うと毎月赤字でした。
だから投機を「やるな」とは言いません。ただし順番としては最後です。土台のない人が投機から入ると、負けを取り返そうとして最後は詐欺案件にまで手を伸ばします。その流れを12年間で何十人も見てきました。
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第1段階|新NISAの積立から始める
最初の一歩は迷わず新NISAです。非課税期間は無期限、生涯で1,800万円まで、売却すれば翌年に枠が復活します。つみたて投資枠が年120万円、成長投資枠が年240万円、合計で年360万円まで使えます。
私はかつて海外(オフショア)の積立商品を長く契約していましたが、考えが変わりました。手数料の重い海外積立を25年続けるより、国内の証券会社で低コストの指数ファンドを積み立てるほうが合理的だという結論です。ロボットアドバイザーも1年で解約しました。年1%の手数料は、指数のETFの年0.16%程度と比べると高すぎます。
そして、私が12年間コアメンバーに言い続けている一番大事な考え方です。1,800万円の枠は給料の余りでは埋まりません。副業で作った収入を積立に回すこと。これができるかどうかで、埋め切るまでの年数が10年も20年も変わります。なお、iDeCo(個人型確定拠出年金)は掛金が全額所得控除になる代わりに、原則60歳まで引き出せません。まず新NISAで土台を作り、余力が出てから足す順番です。
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第2段階|日本の高配当株で「入ってくるお金」を作る
積立が習慣になったら、次は高配当株です。株価は予測できませんが、配当は企業の方針に沿って支払われるため将来いくら入るかを計算しやすい。大事なのは国・業種・銘柄の3つで分散することです。1銘柄に集中させると、減配(配当が減ること)で計画そのものが崩れます。
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第3段階|個別株スイングと、私の売買ルール
私が一番長くやっている領域です。日本株の売買は10年以上続けていて、運用資金に対して年30%の利益を目標に置いてきました。2018年の時点で5年連続、2020年の時点でも毎年達成しています。ただし最初の5年間はまったく稼げず、痛い勉強代を払い続けました。
- 銘柄を絞る。数十銘柄を追いかけず、限られた銘柄を何度も売買します
- スイングで持つ。1日で完結させる取引はしません
- 損切りは素早く機械的に。勝てない人の共通点は、利確も損切りもできないことです
- チャート分析に頼らない。分析を語れることと稼げることは別です
- 流れが悪いときは、儲かりそうな相場でも手を出さない。損切りした直後が一番危ないからです
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暴落の日に、私が実際にやったこと
ルールが試されるのは暴落の日です。私は暴落を「損する日」ではなく「安く買える日」として扱ってきました。2016年の米大統領選の日、日経平均が後場に1,000円下げた場面で仕込み、2024年8月の過去最大の下落では、コアメンバーに緊急連絡をした上でナンピン買い(下がったところで買い増して平均単価を下げること)を行って数日で株価は戻りました。
ただし借金やレバレッジを使ったナンピン買いだけは絶対にやりません。買い増せるのは、あらかじめ現金を残していた人だけです。暴落の日にできることは、暴落の前に決まっています。
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FX|「絶対にやらない」と書いた私が、いま2系統でやっている理由
はぐらかさずに書きます。私は2016年に、このブログで「FXはゼロサムゲームで投機性が高いので絶対にやらない」と書きました。その記事はいまも残しています。2026年現在、私は裁量のリアルトレードと半自動売買の2系統でドル円を売買しています。言っていることが変わったという指摘は、そのとおりです。
変わっていないのは、私募のFX案件と自動売買システムの販売に対する評価です。月3%の配当をうたうFX案件は破綻すると2016年に書きましたし、いまも同じ意見です。変わったのは、ポジションを取る回数を極端に絞れば為替でも成果が出せると分かったこと。この一点だけです。
考え方は単純で、テクニカルはほとんど見ず、金利や要人発言といった材料を重視して「ここは分かる」局面だけポジションを取ります。2024年は1年で6回しかポジションを取らず、うち1回は損切りしました。回数を増やせばカジノと同じで、最後は必ず負けます。半自動売買もアラートが鳴るのは月に1回か2回で、鳴らない時間が資金を守っています。
そしてエントリー方向・損切りと利確のライン・ロットの考え方は、コアメンバーの中でしか出していません。後から「勝ちました」と報告するのではなく、鳴った瞬間に共有して一緒に動くから意味があると考えているからです。
相変わらずFXで損失を拡大させている人が多いようですが皆さんギャンブルがお好きなんですね:2016年に「絶対にやらない」と書いた記事
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仮想通貨|2017年に買って儲けた私が「無価値になる」と言う理由
ここも立場が変わった領域です。私が仮想通貨を買い始めたのは2017年3月頃、ビットコインが8万円くらいの時期でした。コアメンバーがまだ50名もいなかった頃に東京で8名を集め、「面白いよね、買っていこうか」と始めたのが最初です。当時の私は「投資しないのは機会損失だ」と書いていましたし、2021年に700万円を突破したときには、5BTCを売却して3,000万円以上の利益を得たメンバーもいました。
それでも、いまの私の結論は暗号資産に自分の資産を預けないです。理由は3つあります。
- 裏付けがない。土地には物理的な裏付け、株には企業の利益がありますが、暗号資産にはそれがありません
- 主要な需要が、追跡されたくないお金の移動に偏っている。国が規制を強めれば、価値の前提そのものが崩れます
- 「絶対に破られない」という前提が揺らいでいる。実装は破られるものだと、私は取引所の流出事件を何度も見て学びました
取引所の話は決定的でした。2018年にZaifから約67億円相当が流出しましたが、私はその数か月前、サポート体制の問題を知った時点で「この取引所は終わり」と判断して撤退し、コアメンバーにも資産を移すよう伝えていました。相場を当てたのではなく、運営を見て逃げただけです。
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手を出してはいけないもの
順番のどこにも入らない、私がやらないものです。
- ソーシャルレンディング。企業にお金を貸して金利を受け取る仕組みですが、私は一度もやっていません。銀行が低金利で貸したがっている時代に、なぜ赤の他人に年10%前後を払ってまで借りるのか。そこが説明できないからです
- 月利○%をうたう私募のFX・仮想通貨案件。配当目的の私募案件は破綻します。2016年から同じことを書き続けています
- 海外のマイニング案件。電気代の安い国でも採算が合わず、大手も撤退しました。事業会社が破綻しても持ち逃げされても、投資家は何もできません
- 自称億トレーダーの商材とスクール。彼らの主な収入はトレードではなく広告やアフィリエイトです。トレーダーではなくインフルエンサーです
- 「絶対に負けない」「毎月100万円稼げる」と書いてあるもの全て。その言葉が出た時点で終わりです
ソーシャルレンディング投資はハイリスクミドルリターン投資:借り手の側から見た利回りの正体
時計投資に興味関心を持ちましょう:現物資産の一例。第3段階まで終えた人の余力の話
いちばん強い物差し
本当に高い利回りで回せる人は、他人からお金を集める必要がありません。話が来た時点で、その案件は「他人の金が必要な状態」です。この一言で大半の勧誘は断れます。
よくある質問
Q. 勝率100%という数字は本当ですか
A. 2026年の戦績としては事実ですが、母数が極端に少ないからこその数字です。アラートは月に1回か2回しか鳴らず、裁量も年に数回しかポジションを取りません。毎日何十回も売買していれば、この数字にはなりません。株では損切りをしていますし、2024年の為替でも1回損切りしています。
Q. 情報は先出しですか。なぜ手法を公開しないのですか
A. エントリーした瞬間に専用グループへ通貨ペア・価格・損切りライン・利確の目安を共有し、経過も逐一報告しています。公開しないのは、同じ方向のポジションが増えるほど優位性が薄れるからです。加えて、誰でも見られる場所に出せば、その情報で損をした方に責任を取れません。ブログには考え方まで、売買はコアメンバーの中だけ、という線を引いています。
Q. 過去記事と言っていることが違うのはなぜですか
A. 変わったからです。FXは「絶対にやらない」から「回数を絞ればやる」に、仮想通貨は「機会損失だ」から「資産を預けない」に変わりました。それでも古い記事は消しません。都合の悪い記事を消す書き手より、変わった過程が読める書き手のほうが信用できるからです。
次の一歩|何が手に入って、何が手に入らないか
- 1. 自分の現在地を確認する。当ブログで無料配布している「投資詐欺チェックリスト」で、いま抱えている契約や届いている勧誘が危険かどうかを診断してください
- 2. 考え方を深く入れたい方は著書へ。『収入の柱を増やせ』『学校では教えてくれない お金の真実』『投資詐欺の正体』など、Kindleで21冊出しています
- 3. 実践までやりたい方はコアメンバーへ。審査制で月1万円(税別)、初年度は年払い(税込13万2,000円)の1年契約です。期の途中での退会はできませんが、続けるかどうかは更新のたびにご自身で選べます
手に入らないものも書きます。参加すれば必ず儲かる保証はありません。私が代わりに運用することも、元本保証もありません。手に入るのは、株の売買銘柄とFXの先出し情報、半自動売買のアラート、そして判断に迷ったときに相談できる相手です。ブログで学び、実践はサロンで。私が引いている線はここです。
投資は、順番を守れば怖いものではありません。怖いのは、順番を飛ばして「早く増やしたい」と思った瞬間に近づいてくる人たちのほうです。私は数千万円を払ってそれを学びました。あなたには、同じ授業料を払ってほしくありません。
副業・投資の判断に迷ったら
私は数千万円を騙された経験と、大阪府知事認可の不動産会社を20年経営してきた立場から、副業と投資の「本物と偽物」を見極める物差しをお伝えしています。
※販売・勧誘・譲渡のお取次は一切行っていません。







