海外FXの「Mirrox」や「ミロックス」の名前で検索して、このページに来られた方が多いと思います。
金融庁は、Mirroxというサービスを提供するCapital Crest Ltd(キャピタルクレスト株式会社)について、無登録で金融商品取引業を行う者として警告書を発出したと公表しています。
先にお伝えしておきます。「ミロックス」で検索すると、同じ名前のパチンコ店などが多く表示されます。このページが扱うのは、海外FXの事業者についての金融庁の公表だけです。
私の評価や推測は入れず、公表されている事実だけを書きます。
金融庁の公表の要点
2026年9月25日確認
名称
Capital Crest Ltd(キャピタルクレスト株式会社)
サービス名
Mirrox、ミロックス(金融庁の備考による)
金融庁が書いている内容
インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの
警告を行った機関と日付
関東財務局(金融庁の委任による)2026年(令和8年)7月22日
載っている一覧
警告書の発出を行った無登録の海外所在業者(掲載時期 令和8年7月)
一覧の更新日
令和8年9月25日
出典
金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」
関東財務局「無登録で金融商品取引業等を行う者について(Capital Crest Ltd(キャピタルクレスト株式会社))」
金融庁が公表している内容
Capital Crest Ltdは、金融庁の「警告書の発出を行った無登録の海外所在業者」の一覧に、令和8年7月の掲載として載っています。
Capital Crest Ltdに実際に警告を行ったのは、金融庁の委任を受けた関東財務局です。関東財務局は2026年7月22日付のページで、この日に警告を行ったことを公表しています。
金融庁も同じ日に、公式X(金融庁金融トラブル注意喚起情報)で一覧の更新を告知し、ハッシュタグに「Mirrox」を挙げています。
一覧に書かれている内容を、原文のまま引用します。
金融商品取引業の内容等
インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの
所在地
P.B.1257 Bonovo Road, Fomboni, Comoros, KM
備考(冒頭)
当該業者が提供するサービスの名称は「Mirrox、ミロックス」である。
出典:金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」令和8年9月25日更新
関東財務局は、Capital Crest Ltdへの警告を公表したページで、業者名や所在地の欄について次のように注記しています(引用中の「下記」は、関東財務局のページにある業者名・所在地などの欄を指します)
下記は、勧誘資料等に基づいて記載しており、「業者名等」「所在地又は住所」は虚偽の可能性があります。
あわせて、金融庁はこの一覧について次のように注意書きをしています。
掲載されている無登録業者は、警告書の発出を行った時点で無登録営業を行っていることが確認できた者に限られています。
掲載されている無登録業者について、必ずしも、現在の無登録営業の状況を示すものではありません。また、その名称及び所在地等についても、現時点のものでない場合があります。
出典:金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(令和8年9月25日更新)
パチンコ店の「ミロックス」とは別の事業者です
「ミロックス」は、国内のパチンコ店などでも使われている名前です。検索結果には、こうした店舗の情報が多く出てきます。
金融庁の一覧に載っているのは、海外FXのサービス名として「Mirrox、ミロックス」を使っていたCapital Crest Ltdで、所在地はコモロ連合と記載されています。名称も所在地も異なる、国内の店舗やその運営会社とは別の事業者です。
国内で同じ名前を使っている店舗や会社は金融庁の一覧に載っておらず、このページはそれらについて何も述べていません。
なお、金融庁の一覧の名称欄には「キャピタルクレスト株式会社」という日本の会社のような表記も併記されていますが、所在地はコモロ連合と書かれています。名前に「株式会社」と付いていても、それだけで日本の会社や日本の登録業者だとは言えません。
所在地が同じ、またはよく似ていると金融庁が書いている業者
金融庁は備考の中で、Capital Crest Ltdの所在地が、ほかに警告した14の業者の所在地と「同様もしくは酷似している」と書いています。
ただし、金融庁自身が「当該業者との関係性は不明である」と明記しています。
下の表は、ここに並ぶ業者とMirroxに関係があるという意味ではありません。所在地の記載が重なっているという、金融庁が書いた事実だけを整理したものです。
14社のうち、2026年に警告が出たのは次の3社です。
| 名称(金融庁の表記) | 警告書の日付 | サービス名 |
|---|---|---|
| IS6 Technologies Ltd | 2026年7月22日 | IS6FX |
| Dynamix Ltd(ダイナミックス株式会社) | 2026年2月25日 | BXBマーケット/BXB Market |
| Profit Pulse Ltd | 2026年1月29日 | Skadeva |
日付は、金融庁の備考にある令和の日付を西暦に直したものです。サービス名は、金融庁の一覧で各業者の備考に書かれているものを転記しました。
出典:金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/mutouroku.html)をもとに投資家JACKが作成(2026年9月25日に利用)
残りの11社は、2024年7月から2025年12月までに警告された業者です。名前とサービス名は、同じ日に警告されたIS6FXのページの表(所在地②)にまとめています。
IS6 Technologies Ltdについて、金融庁は所在地の一部がCapital Crest Ltdと同様もしくは酷似していると書いていますが、ここでも関係性は不明としています。
この種類の勧誘でよく見られる手口
ここからは、Mirroxに限らない一般的な話です。
関東財務局も、Capital Crest Ltdへの警告を公表したページの注意事項で、一般的な注意として次のように書いています。
海外所在業者であっても、日本居住者のために、又は日本居住者を相手方として、金融商品の取引を行う場合は、原則として、金融商品取引法上の登録が必要です。
海外無登録業者との取引において、返金がされない、連絡がつかなくなるなど、詐欺的な投資勧誘が多発しております。安易な儲け話には応じないよう、十分にご注意ください。
海外の会社だから日本の登録は関係ない、ということにはなりません。
登録業者かどうかを自分で確かめる方法
お金を出す前に、相手が金融庁に登録された業者かどうかは、金融庁の金融事業者一括検索か、金融庁の登録一覧で自分で確かめられます。FXのような店頭デリバティブ取引を業として扱う金融商品取引業者なら、登録一覧の業務の種別で「第一種」に○が付いています。
アルファベットの名前は全角と半角の両方で探すこと、登録番号は財務局の名前と会社名の組み合わせで確かめることなど、詳しい手順は一覧ページにまとめています。
当サイトで確認した結果
2026年9月25日に、金融庁の金融商品取引業者登録一覧(2026年8月31日現在・1,951業者)を「Mirrox」「ミロックス」「Capital Crest」「キャピタルクレスト」で検索しました。全角・半角の違いも含めて照合しています。
該当する登録は見当たりませんでした。
登録の状況は変わることがあります。取引を考えている方は、その時点の一覧で必ず確かめてください。
すでにお金を払ってしまった場合の相談先
すでに入金してしまった、出金できずに困っている、勧誘を受けて迷っている。
そんなときは、一人で抱え込まずに公的な窓口へ相談してください。
金融庁 金融サービス利用者相談室「詐欺的な投資に関する相談ダイヤル」
電話 0570-050588(IP電話からは 03-6206-6066)
平日10時〜17時。ウェブサイトからは24時間受付
証券取引等監視委員会 情報提供窓口
電話 0570-00-3581(一部のIP電話からは 03-3581-9909)
FX取引やファンドなど、投資者保護の上で問題があると思われる情報を受け付けています
消費者ホットライン
電話 188
最寄りの消費生活センターなどの相談窓口につながります。年末年始を除き、原則毎日
警察相談専用電話
電話 #9110
電話をかけた地域の警察本部などの相談窓口につながります。受付は平日8時30分〜17時15分が目安で、都道府県によって異なります。緊急のときは110番へ
番号と受付時間の出典:金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(令和8年9月25日更新)/消費者庁「消費者ホットライン」/政府広報オンライン(2026年3月3日・2026年8月26日掲載)
「お金を取り戻します」という連絡にも注意してください
被害にあった後に「返金できます」と近づいてくる人や業者がいます。
金融庁は「被害を回復してあげます。その代わり、別の商品(□□社の株式・社債など)を買ってください」という勧誘を、入金・送金後に連絡が取れなくなるなど詐欺的商法の可能性が高い例として挙げています。
また、金融庁などの職員が金融商品の取引を勧誘したり、被害の調査を行ったりすることはないとも明記しています。
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国内の登録業者で
FXを続けたい方へ
日本に住む人を相手に
FXを扱えるのは
金融庁(財務局)に
登録した業者だけです。
国内の登録業者には
次のルールが決められています。
・個人のレバレッジは
最大25倍まで
・預かったお金は信託銀行などに
信託して会社のお金と
分けて管理する(信託保全)
・利益にかかる税金は
所得税15%と住民税5%の
分離課税
(ほかに復興特別所得税0.315%)
海外の業者と国内の業者で
税金がいくら違うかは
海外FXと国内FXの
税金比較計算機で
計算できます。
口座を開く前に
上の「登録業者かどうかを
自分で確かめる方法」で
登録番号を金融庁の一覧と
照らし合わせてください。
関東財務局長(金商)第164号
1通貨単位から取引できます
関東財務局長(金商)第238号
取引手数料は0円(公式サイトの記載)
関東財務局長(金商)第258号
運営会社
ゴールデンウェイ・ジャパン株式会社
「Mirrox」で調べている方からのよくある質問
Q.Mirroxへの金融庁の警告は、「詐欺」と認定したということですか?
いいえ。関東財務局の2026年7月22日の警告は、Capital Crest Ltdが登録を受けずにインターネットを通じた店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたという事実についてのもので、詐欺かどうかを判断したものではありません。
そのうえで金融庁は、無登録業者が関わる詐欺的な取引が多くみられるとして、取引の前に相手の登録を確かめるよう呼びかけています。
Q.パチンコ店の「ミロックス」と関係がありますか?
金融庁の一覧に載っているのは、コモロ連合に所在すると記載されたCapital Crest Ltdで、国内のパチンコ店やその運営会社は載っていません。このページは、国内の店舗や会社について何も述べていません。
Q.所在地が同じとされた業者は、Mirroxと同じ会社ですか?
金融庁は「当該業者との関係性は不明である」と書いています。当サイトもそれ以上のことは確認していません。
Q.Mirroxは今も営業していますか?
当サイトでは確認していません。金融庁の一覧に令和8年7月の掲載として載っていることは確かですが、金融庁も、一覧の掲載は必ずしも現在の状況を示すものではないとしています。
Q.評判や口コミを見ると、良いという声もあります
口コミの内容は、当サイトでは確かめていません。判断の材料にしてほしいのは、金融庁の公表と、自分で確かめた登録の有無です。
このページを作った理由
同じ名前の別の店舗や会社が多い名前ほど、検索結果で情報が混ざります。
取り違えを防ぐために、このページでは金融庁の一覧に載っている事業者がどれなのかを、所在地とあわせて先に書きました。
判断の材料は、噂や口コミではなく、公的な記録と、自分で確かめた登録の有無にしてほしいと考えています。
※本ページは、金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(令和8年9月25日更新)などの公開情報を整理したものです。特定の業者を詐欺と断定するものではありません。ページ内の表は、金融庁などのウェブサイトの情報を編集・加工して当サイトが作成したもので、金融庁などが作成したものではありません。
金融庁は、掲載内容が必ずしも現在の状況を示すものではなく、名称や所在地が現時点のものでない場合があるとしています。最新の情報は金融庁のページで確認してください。
記載に誤りや更新の必要がある場合は、お問い合わせからご連絡ください。確認のうえ速やかに修正します。
あわせて確認できるもの
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更新履歴
2026年9月25日 作成(金融庁の一覧 令和8年9月25日更新分、登録一覧 2026年8月31日現在分で確認)







