以前コアメンバーだった方から、数年ぶりに、また参加したいという連絡がありました。
投資家JACKです。2015年6月に立ち上げた投資と副業のコミュニティ「コアメンバー」を運営して、12年目になります。
その方の事情をここに書くことはしません。ただ、この連絡を受けて考えたことがあります。
信頼できる投資仲間と、有益な情報。これは時間がたっても、やはり欲しくなるものなのだと思います。
情報なら調べれば手に入る時代に、なぜそう感じるのか。私なりの考えを書きます。
情報そのものは、調べれば手に入ります
調べる手段は、この数年でずいぶん増えました。本も動画もSNSもあり、生成AIに聞けば、用語や制度の説明はすぐに返ってきます。
コアメンバーに届く相談の中身も変わりました。かつて多かった海外積立の相談は減り、SNS発の投資話やAIを使った副業の相談が増えています。送金の手段も、銀行振込から仮想通貨へ、最近は電子マネーへと移ってきました。
それでも、相談の型はほとんど変わっていません。紹介者の立場を知らないまま話を聞き、決めてから相談に来て、自分の数字を持っていない。このことはお金の相談ベスト3の記事に書きました。
調べて出てくるのは、多くの場合、一般論です。その話が自分に当てはまるのかどうかまでは、検索結果には書いてありません。
有益な情報は、人によって違います
同じ情報でも、その人の数字によって意味が変わります。毎月の手取り、固定で出ていくお金、今の貯金、家族構成、これから必要になる大きな出費。これを一枚にまとめて初めて、投資に回せる金額と、回してはいけない金額が見えてきます。
相談の場でこの一枚を作ると、投資より先にやることが見つかる方もいます。サブスクの見直し、保険の入り過ぎ、使っていない口座の手数料といった、地味な話です。こういう助言は、商品を売る側からはなかなか出てきません。
成果の報告をまとめた記事には、今回の方とは別の、長年ブログを読んでくれていた方の感想を載せました。入ってみて驚いたのは、無料で読める場所には書けない、具体的で実用的な情報の量だったそうです。電話で話したことで、自分の投資と副業の方向が決まったとも話してくれました。
利害のない相手から聞く話は、なぜ別物なのか
同じ内容の話でも、誰が話しているかで向きが変わります。銀行の窓口で勧められるのは銀行の商品で、保険の窓口なら保険です。相手が悪いのではなく、立場がそうなっているのです。
持ちかけられた話の相談を受けたとき、私がまず聞くのは、その話をした人はあなたが契約するといくらもらえるのか、ということです。答えられる方は、ほとんどいません。
紹介料で動いている人と、そうでない人とでは、出てくる言葉が違います。契約してもらうことで報酬が入る立場の人から、やめたほうがいいという言葉はなかなか出てきません。
コアメンバーの中で交わされているのは、たとえば次のような話です。
・物販の原価を、いくらまで許容できるか
・いま持っているポジションを、どこで畳むか
・物件の収支表の、どの数字が引っかかるか
・知人から持ちかけられた話が、どう見えるか
利害のない相手の話が別物なのは、その人が特別に賢いからではないと思います。相手にとって耳の痛いことでも、自分の損得を気にせず口にできるからです。
私自身の立場も書いておきます
私は会費をいただいてコアメンバーを運営しているので、何の利害もないとは言いません。そのうえで、投資商品や金融商品の販売、勧誘、譲渡のお取次はしていません。行っているのは、情報の共有と相談への対応です。
他のメンバーに何かを売りたい方の入会はお断りしていて、入会後に勧誘があれば抜けていただく運用を続けてきました。中で安心して数字を出せるのは、この土台があるからです。
失敗した話は、ネットにはあまり出てきません
うまくいった話は、ネットにいくらでも並んでいます。少ないのは、いくら損をしたか、どこでつまずいたかという話です。
2026年9月の札幌オフ会では、昼も夜も店を貸し切りました。いくら稼いだか、いくら損したか、どの案件が怪しかったか。こういう話は、隣の席に知らない人がいるとできないからです。
8月の天草オフ会では、朝から夕方まで一緒に歩きました。何が難しくて、どこでつまずいて、どう抜けたか。実際に手を動かしている人のこうした話は、本にもネットにも落ちていないものです。
オフ会の話題は、FXで今年どこまで来ているか、中国輸入の仕入れで何が動いているか、楽天のポイントをどう回しているか、といったことです。実際にやっている人が、実際の数字で話します。
仲間との話がやり方を見直すきっかけになることは、多くあります。人とのつながりが相談や続ける支えになったという声も、私は何度も聞いてきました。
信頼は、すぐにはできません
信頼できる相手は、検索では見つかりません。札幌のオフ会は2018年から毎年9月に続けてきて、今年で9回目です。同じ道内でも片道5時間かかる場所から、車で来てくれた方がいました。
同じ相手と何度か話しているうちに、この人は損をした話も隠さない、都合の悪いことも言ってくれる、といったことが分かってきます。一度のセミナーやSNSのやり取りでは、そこまでは見えません。
オンラインでいくらでもやり取りできる時代ですが、画面越しに文字を読むのと、同じ皿を囲んで話を聞くのとでは、残るものが違うと私は感じています。天草で移動中や夕日を待っている間に出てきた話のほうが、むしろ本音に近いと思ったのも同じ理由です。
数年ぶりという長さについて
数年あれば、相場も制度も、話題になる投資話の中身も変わります。情報を追うだけなら、今のほうがずっと楽になりました。
それでも、話せる相手は自然には増えません。お金の話を遠慮なくできる相手は、調べて見つかるものではないからです。
その方がなぜ今、連絡をくださったのか、私が想像で書くことはしません。ただ、この場の価値は情報の量より、話せる相手がいることのほうにあるのだと、あらためて考えました。
コアメンバーは契約期間1年の自動更新で、期間の途中でも本人の判断で退会できます。支払い済みの会費は、法令に基づく場合を除き返金しません。続けるかどうかを決めるのは、ご本人です。
相手が私でなくても、確かめてほしいこと
コアメンバーに入るかどうかとは関係なく、お金の話をできる相手がいるかどうかは、一度考えてみる価値があります。相手は私でなくても構いません。
確かめたいのは、次の4つです。
・あなたが契約すると、その人に報酬が入る立場ではないか
・損をした話や、うまくいかなかった話も聞かせてくれるか
・やめたほうがいいと言ってくれたことがあるか
・最後はあなた自身に決めさせてくれるか
「大丈夫です」と言い切る人には注意してください。投資に大丈夫はありません。言えるのは、確認できていることと、確認できていないことの区別までです。
話をする前に、自分の数字と、持ちかけられている話の相手が誰からお金をもらっているかを、紙に書いておくと話が早くなります。損をした話を人にするのは気が重いものですが、お金の悩みは誰にでもあるもので、恥ずかしいものではありません。
仲間がいれば判断が当たるわけでもありません。成果は人によってまちまちで、保証もできません。
自分の数字を出して、話を聞いて、最後は自分で決める。その過程を一人でやらなくて済むことが、仲間がいることの意味だと私は思っています。
コアメンバーの活動の内容や条件は、コアメンバーのご案内にまとめています。
※投資には元本割れのリスクがあり、この記事は特定の商品や取引を勧めるものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。































