「この現場、結局いくら残ったのか分からない」
一人親方の方から、いちばん多く聞く言葉です。
投資家JACKです。大阪府知事認可の不動産会社を20年経営しながら、生成AIでiOSアプリを作っています。いまApp Storeに並んでいるのは61本です。
その中で、公開から3週間でいちばん売上を上げているのが「一人親方の現場台帳」でした。ダウンロードの数は多くありません。それでも売上が立っているのは、使った方がそのまま買ってくださっているからです。
この記事では、このアプリで何ができるのかを書きます。
一人親方の帳簿が面倒なのは、現場ごとに分かれていないからです
家計簿アプリや普通の会計ソフトは、日付ごとにお金を並べます。
ところが建設業は現場ごとに採算が決まります。A現場で出た材料費と、B現場の外注費を一緒に並べても、どちらが儲かったのかは分かりません。
さらに厄介なのが、年をまたぐ工事です。
12月に材料を買って、工事が終わるのは翌年2月。この材料費を今年の経費にするのか、来年に回すのか。ここで迷って、年末にレシートの山と向き合うことになります。
現場ごとに記録して、粗利がその場で見えます
このアプリは、工事現場を1つの単位にしています。
工事名、注文者、元請か下請か、請負代金を登録します。かかった経費は材料費・労務費・外注費・経費の4つに分けて、その場で入力します。領収書は写真で一緒に残せます。
入金も同じ画面です。請負代金から原価を引いた粗利と粗利率、入金済みか未入金かが、ひと目で分かります。
現場からの帰り道に入力しておけば、事務所に戻ってから数字を作り直す必要がありません。
出面(人工)も同じ台帳に入ります
職人が現場に入った日を、自分・応援・手元の3つに分けて記録できます。人工は0.5人工単位です。
応援や手元に払った日当は、外注費や労務費として、その現場の原価に自動で入ります。出面帳と経費帳を別々に付けている方は、ここで手間が1つ減ります。
常用で請求する現場は、常用単価を登録しておけば「人工×単価」で請求見込みがすぐ出ます。
月の出面表はA4横のPDFで出せます。現場と人ごとに1日から末日まで人工が並び、支払先ごとの日当の合計も付きます。元請に提出する書類としてそのまま使えます。
確定申告で必要な数字が、そのまま出ます
ここがこのアプリを作った一番の理由です。
個人事業主は1月から12月、法人は決算月を選ぶだけで、次の数字が自動で出ます。
・完成工事高(その年度に完成した現場の請負代金)
・完成工事原価(材料費・労務費・外注費・経費の内訳つき)
・完成工事総利益
・未成工事支出金(年度末にまだ完成していない現場の原価)
・未成工事受入金・完成工事未収入金
現場を「完成」にした日で年度を分ける仕組みなので、年をまたいだ工事でも迷いません。
税理士に渡す数字が、この画面だけで揃います。
料金とプライバシー
ダウンロードは無料です。まず使ってみて、続けて使うと決めてから買い切りの2,000円で全機能が開きます。月額はありません。
ログインは不要です。会員登録もありません。記録したデータは端末の中だけに保存され、私を含め誰も見ることができません。広告も入れていません。
現場の金額や元請の名前を扱うアプリなので、ここは最初から決めていました。
建設・現場まわりで作った、ほかのアプリ
同じ考え方で、現場の方が使うものをいくつか作っています。どれもダウンロードは無料です。
・工事写真台帳|黒板つきで撮影して、現場写真をそのままPDFにまとめます
・大家の家賃台帳|家賃の入金と減価償却を、確定申告の様式の並びで集計します
・ドライバーの売上台帳|軽貨物・配達・タクシーの売上と経費を1日単位で記録します
・古物商の取引台帳|現在作っています
いずれもログイン不要・広告なし・買い切りです。仕事で使う道具に、月額を払い続ける形は合わないと考えています。
要望があれば教えてください
このアプリは、実際に使っている方の声で直しています。公開から3週間で6回直しています。
「この項目が欲しい」「ここが使いにくい」というものがあれば、お問い合わせから送ってください。私が直接読んでいます。







