大阪府知事認可 不動産会社代表 ── お金の番人
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数千万円を騙された私が、
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投資副業サロンなど8つの事業を運営し不動産会社代表も兼務。
甘い言葉で大切なお金を奪う偽物を暴き、本当に資産を増やせる
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府知事認可 不動産20年
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投資家JACK
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12
運営継続
500名超
コアメンバー累計
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不動産業 実績
8事業
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「やってはいけない不動産投資」書評|不動産業者が客に読ませたくない一冊

不動産投資の本を探していて、『やってはいけない不動産投資』という一冊にたどり着いた方が多いと思います。買う価値はあるのか、どんなことが書いてあるのか、読めば本当に業者に騙されなくなるのか。この記事では、その疑問に私なりの答えを書きます。

 

私は大阪府知事認可の不動産会社を20年経営してきました。つまり、この本で厳しく書かれている「不動産業界の側」にいる人間です。それでも私は、この本を自分のブログでもSNSでも繰り返しすすめてきました。理由は単純で、業者とお客さんの情報格差が大きすぎるからです。

 

私自身、投資の世界で数千万円を騙された経験があります。その痛みを知っているからこそ、これから不動産を買おうとしている人には、売り手の説明より先に「売り手が読ませたくない情報」に触れてほしいと思っています。

 

なお、この記事はもともと2019年6月に書いた2本の記事をまとめ直したものです。本の内容そのものは今も色あせていません。

結論:不動産リテラシーを上げたいなら、まずこの一冊

不動産投資を否定する本や、業者に騙されるなという趣旨の本は数多く出ています。その中で、私が最もおすすめできるのがこの一冊です。

 

ここで言うリテラシーとは、難しい知識のことではありません。売り手の言葉のどこが本当で、どこが自分に不利なのかを見分ける力のことです。この本はその物差しをくれます。

 

不動産投資が未経験の人でも、これから自宅を買おうとしている人でも、すでに不動産投資を経験している人でも、そしてもう投資用ワンルームマンションを買ってしまった人でも、この本を読めば不動産リテラシーは確実に上がります。読者を選ばないという点でも、最初の一冊にふさわしいと考えています。

この本を読むと分かる3つのこと

私がこの本を強くすすめる理由は、次の3点がはっきり分かるからです。

 

  • いかに不動産屋が金の亡者なのか
  • お客を騙して自分だけ儲けようとする不動産営業マンが、いかに多いのか
  • 投資用ワンルームマンションが、不動産投資の中でいかに最低の商品なのか

 

3つ目が、この本の一番の核心だと私は思っています。世の中には不動産投資という大きなくくりがあり、その中には収益が出る買い方もあります。ところが投資用ワンルームマンションは、その中でも群を抜いて買い手に不利な商品です。ここを混同したまま「不動産投資を始めたい」と考えると、まっすぐ営業マンの網にかかります。

 

この本を1冊しっかり読み込めば、今後不動産屋の餌食になることはないでしょうし、投資用ワンルームマンションを買おうとは到底思わないはずです。ワンルームの具体的な危うさについては、ワンルームマンション投資で自己破産する人が後を絶たない理由ワンルームマンション投資の詐欺的手法と守るべき対策でも書いてきましたので、あわせて読んでみてください。

著者が新聞記者であることの意味

この本の著者は、朝日新聞の現役記者です。長い時間をかけて取材したリアリティーのある内容になっています。

 

ここは軽く見ないでほしいところです。不動産の本の多くは、元不動産業者や元営業マンが書いています。もちろん現場を知っている強みはありますが、書き手自身が業界の中で食べてきた人である以上、どうしても業界に都合の悪い部分は薄くなりがちです。中には、本そのものが自社のセミナーや商品への入口になっているものもあります。

 

その点、取材する側の人間が長期間かけて集めた事実を積み上げた本は、性質がまったく違います。売るために書かれた本ではなく、明らかにするために書かれた本だということです。この違いが、読後に残るものの量を大きく変えます。

大阪の不動産業者が「なんであんな本出すんだ」と怒っていた

この本を紹介した直後、実際にあった話をそのまま書きます。

 

私が大阪の不動産業者と話していたとき、この本の話題が出ました。相手は「なんであんな本出すんだ」と本気で怒っていました。あんな本を出されると商売上がったりだ、客があの本の内容を読むと物件が売れなくなる、という言い分です。

 

プロが怒る本は、素人にとって価値がある

業者が怒るということは、それだけ真実が明らかになっている内容だということです。自社の利益が最優先で、顧客を多少騙すことも厭わない会社ほど、この本を嫌がります。逆に言えば、あなたにとっては情報格差を狭める絶好のチャンスです。

 

私の周りの不動産会社も、一部はざわついていました。私も不動産会社を経営している立場ですが、以前から業者とお客さんの情報格差が大きすぎることを懸念していたので、もっとたくさんの人に読んでほしいと願ってシェアしまくっていました。少しは本の売上に貢献していると思います。当時のサロンメンバーも、7割強は購入していました。

「買う寸前でキャンセルできました」という連絡が届いた

この本を紹介したあと、ブログ読者さんの数名から連絡をいただきました。

 

「JACKさんが紹介してくれたこの本のおかげで、投資用ワンルームマンションを買う寸前でキャンセルできました」という内容です。

 

寸前でキャンセルできたことは、本当に良かったと思います。不動産は、一生のうちで頻繁に買うものではありません。だからこそ経験値がたまらず、判断のときに比べる材料がありません。そして失敗すると多額の債務を背負い、自己破産や自殺にまで追い込まれる人もいます。取り返しがつかない買い物だということです。

 

数千円の本を読むだけで、その一歩手前で止まれる人がいる。これほど費用対効果の高い自己防衛はありません。投資用ワンルームマンションの真実:自己破産に陥るリスクもあわせて読んでいただくと、なぜ止まる必要があるのかが立体的に分かると思います。

不動産業界は情報格差が異常に大きい世界

不動産業界は、プロと素人(一般の方)の情報格差が非常に大きな世界です。私は20年この業界にいますが、ここは断言できます。

 

魑魅魍魎が蠢く業界で、「無知な人間」は搾取される対象になります。厳しい言い方に聞こえるかもしれませんが、これは悪意のある人だけの話ではありません。売る側の目標と、買う側の利益は、そもそも同じ方向を向いていないというだけの話です。だからこそ、買う側が自分で学ぶしかありません。

 

搾取されたくなければ、やってはいけないことをやらないことです。本を読んで、よく勉強してください。この本のタイトルがまさにそれを言っています。ワンルームを買うと情弱名簿に載るという記事にも書きましたが、一度あちら側の土俵に上がってしまうと、次から次へと別の勧誘が来ます。入口で止まることが何より大事です。

今日からやること:この本の読み方

読み方についても書いておきます。難しいことは何もありません。

 

  • 図書館で順番待ちして借りるのではなく、今すぐ自分で買う
  • 1回で終わらせず、2回、3回と読む
  • 内容を脳に刷り込ませるつもりで読み込む
  • 営業を受けている最中の人は、契約書にサインする前に読む

 

自分で買うことをすすめるのは、手元に置いて何度も開いてほしいからです。営業マンから電話が来たとき、セミナーに誘われたとき、収支のシミュレーションを見せられたとき、そのつど本を開き直せる状態にしておくことに意味があります。

 

そして、読むタイミングは早ければ早いほどいいです。買ってしまってから読むと、残るのは後悔だけになりかねません。新築ワンルームマンション投資は本当に「やめとけ」なのかで私が営業の収支表を一行ずつ検算したように、数字は自分の手で確かめる習慣をつけてください。

注意点:本は万能ではありません

最後に、番人として正直に注意点も書いておきます。

 

この本を読んだからといって、すべての不動産取引が安全になるわけではありません。本はあくまで、判断の土台を作るものです。実際の物件、実際の価格、実際のローン条件は一件ごとに違います。この本で身につけた物差しを、目の前の話に当てて確かめる作業は、あなた自身がやるしかありません。

 

また、私はこの本の著者とも出版社とも関係がありません。販売や勧誘、案件のお取次も一切行っていません。単に、読んだ人の被害が減ると考えているからすすめているだけです。税金や個別の契約条件については、税理士や税務署、専門家に必ず確認してください。

まとめ

『やってはいけない不動産投資』は、業者が客に読ませたくない本です。だからこそ、これから不動産に関わるすべての人が読むべき本だと私は考えています。

 

  • 不動産投資否定本の中で、私が最もすすめられる一冊
  • 著者は朝日新聞の現役記者。長期取材にもとづくリアリティーがある
  • 投資用ワンルームマンションが最低の商品である理由が分かる
  • 実際に「買う寸前でキャンセルできた」という読者からの連絡があった
  • 大阪の不動産業者が本気で怒るほど、業界の真実に踏み込んでいる

 

不動産は、一度の失敗で人生が傾く買い物です。売り手の話を聞く前に、まず一冊読んでください。それだけで、あなたの立っている場所は変わります。

 

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私は数千万円を騙された経験と、大阪府知事認可の不動産会社を20年経営してきた立場から、副業と投資の「本物と偽物」を見極める物差しをお伝えしています。

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