オフショア金融商品の証券を紛失してしまうと後から非常に面倒な事になりますよ

オフショア金融商品を契約されている方は必ず契約証券をお持ちだと思います。この証券は契約後に1度しか発行されませんので、無くすと非常に面倒な事になります。

 

プランを途中譲渡する場合でも、最初の名義人の名前が書かれた証券をそのまま引き継ぐ事になります。この場合、証券の名義が前契約者のままなので不安になるかもしれませんが、契約者名義や被保険者名義は替わってますので問題ありません。証券は1度しか発行されないという前提がありますので、何度プラン名義が替わろうとも証券は最初の名義人のものを持ち回る事になります。

 

ITAのプランでしたら最近はほとんどオンライン証券ですので無くす事はありませんが、フレンズプロビデント等を契約されている方は紙の証券を持たれているかと思います。証券は英語で「Policy scheduleContract schedule」と書かれてある紙ですので契約者は再度証券の有無をご確認ください。

 

フレンズプロビデントのプランは満期や解約時に証券原本を保険会社に返さなくてはなりませんので、紛失した場合は日本の公証人役場で紛失と再発行の宣誓をしなくてはなりません。手間もお金もかかりますので証券は絶対に無くさないようにしましょう。

 

証券を紛失した状態ではIFA移管や譲渡は基本的には出来ませんが例外はあります。移管できるIFAもありますし、譲渡の場合も譲受人が将来公証人役場での手続きをする事に同意さえしてくれれば可能です。但し譲渡代金は通常よりもかなり安くなるのは覚悟しなくてはなりません。

 

フレンズプロビデントを契約されている方は、今晩自宅に帰って証券が間違いなく手元にあるかどうか確認し、それは本当に大事なものですので満期まで大切に保管しておきましょう。

 COMMENT

関連記事

NO IMAGE

オフショア生保積立の一部取り崩しは今はタイミングが悪い

NO IMAGE

舛添東京都知事のやった事はセコイが日本国内の低金利金融商品はもっとセコイ

FPから不利な条件でオフショア金融商品を契約させれられる事案が多発中。FPにはご...

ハンサードの長期積立商品は積立継続一択しかなく積立停止も解約も譲渡もしない方がい...

諸々オファー頂いてますがJACKは専属にはなりません

無駄に契約している日本国内の保険を見直しすることから始めよう