RL360についても多くの質問を頂いています

このところRL360(旧ロイヤルロンドン)の積立プランを契約している方からの質問も増えてきたように感じます。まだ日本人が契約できるオフショア積立の一つですが、インベスターズトラストと比べて手数料負担が大きいので、なぜRL360を選んだのか聞いてみると「RL360しか紹介されなかったので選択肢がなかった」というのが最も多い回答です。これは非常に残念な事です。

RL360の初期口座手数料6%・契約手数料1.5%というのは他の商品に比べて割高ですが、最も割高なのは積立停止している期間にかかるプラン料です。積立時は毎月8ドルですが積立停止すると3倍の24ドルもかかります。

心配なのは紹介者から「積立開始から2年間だけ積立てて後は休止も減額もできるので安心」と言われて契約された方々が、積立停止時にプラン料が増額される事を全く告げられていないケースが非常に多いです。

初期口座手数料も7.5%としか聞かされていない事もあるようですが、実際の初期口座手数料は6%で「契約手数料」というのが別で1.5%かかります。この1.5%は初期口座資産に対してだけではなく、初期口座資産+貯蓄口座資産の全体に対して1.5%なので結構割高です。

RL360の積立プランを契約されている方の中で「初期口座期間が終われば積立を一時ストップしよう」「25年契約をしたが5年くらいで止めて後は放置しておこう」と考えている人は特に注意してください。RL360の場合積立を停止してしまうと、年間10%近くで運用されない限り資産はどんどん目減りしていきます。

オフショア生保積立の運用利回りは優秀なIFAでも年平均8%くらいですので、積立を停止してしまうとどのIFAと契約してても資産は毎年目減りしていくでしょう。

RL360を契約している方は、満期まで毎月一定額を頑張ってコツコツ積立てるというのを強くお勧めしますが、もし万が一それは考えてないという事であれば初期口座期間が終われば途中譲渡して手放す事も検討したほうがいいと思います。

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