ロイヤルロンドンやハンサードの途中譲渡についても多くの相談や問い合わせを頂いております。以前にも書きましたがフレンズプロビデント、ITAの途中譲渡は買主を見つけやすいのですが、ロイヤルロンドン(RL360)とハンサードは全く人気が無いので買主を見つけるのは非常に困難です。
通常途中譲渡は解約するよりも多くのお金が売主の手元に残りますが、ロイヤルロンドン・ハンサードの場合は解約した方がマシです。日本円積立をしているケースだと買い手がつく可能性がありますが、初期口座だけ資産を膨らませている場合や積立停止が長期間になると譲渡は無理です。「難しい」ではなく途中譲渡の買主を見つける事は「無理」ですので解約して下さいと言わざるを得ません。
稀に自分が契約しているIFA(代理店)がどこか分からない、もしくは連絡が取れないというケースがあります。自分が契約している代理店の事は必ず覚えておきましょう。
特にロイヤルロンドンの場合は「何ちゃってIFA(自称IFA)」が多く存在しているので注意して下さい。紹介者だけに依存していると紹介者が逃亡したり連絡が取れなくなった場合にIFAと直接連絡を取らなくてはなりません。IFAに日本語でのカスタマーサービス部門がない場合は連絡の取りようがなく非常に面倒な事になりますので、契約するIFAには日本人のカスタマーサービス部門があるか、きちんとしたホームページを持っていて連絡先は明確か、金融免許を持った正規業者かを事前にチェックしておくようにしましょう。
オフショア長期積立を契約する際に途中譲渡の事や解約の事を考える人はほとんどいないと思いますが、将来は何があるか分かりません。積立を停止せざるを得なくなった場合や解約も視野に入れないといけなくなった場合に速やかに途中譲渡できる商品を契約しておいた方が良いと思いますよ。
不動産投資でも立地の良い物件は売れやすいですが立地の悪い物件は価格を下げないと売れません。事前に立地の事がよく分かっていないのに不動産業者任せに購入すると後で痛い目をみます。長期積立商品も同じで何も分かっていないのに業者任せにしてしまうと、後で痛い目を見ることが多々あります。