フレンズプロビデントと言えば、数あるオフショア長期積立商品のパイオニア・火付け役的な存在で、契約者は日本人だけで数万人とも言われています。
2009年頃から人気に火がつき、毎週のように多くの日本人が大挙して香港を訪れ、銀行口座開設とフレンズプロビデント契約をセットで行なっていたという時代がありました。
当時はHSBC香港も日本人ウエルカム!の姿勢でしたので、
- 英語が全く話せない人でも
- 初回預金が1万円でも
パスポートと運転免許証さえ持っていけば銀行口座が開設できました。
今では信じられませんね。
そんな時代を懐かしむ話はさておき、2009年〜2013年頃の全盛期にフレンズプロビデントを契約した人の大半は、現在積立を停止して放置しているようです。
JACKも全盛期に契約したうちの1人で、今でも積立を継続しているという稀有な存在ですが、同時期に契約したJACKの周辺(友達や投資仲間)で今でも積立を継続している人は・・・
誰1人としていません!(笑)
積立を停止すると資産が増える可能性は限りなくゼロ
同時期にフレンズプロビデントを契約した仲間や友人は、思いつくだけで50人くらいいます。
もう連絡を取ってない人もいますが、人づてに聞いても誰1人として積立を継続している人はいませんでした。
当然ですが貯蓄口座資産は全額引き出し、満期まで引き出しのできない初期口座資産だけにして積立をストップしています。
一つだけ言えるのは、
初期口座資産だけ残して積立をストップしても資産はまず増えません。
ここ最近RL360°(ロイヤルロンドン)を、”悪徳紹介者や業者”を通じて20年25年で新規契約した人もご存知ないと思いますが、
初期口座資産だけを残して、満期まで積立をストップするということがどれだけ効率の悪いことか知ってますか?
初期口座残高には年7.2%〜7.5%という非常に高い手数料がかかります。
単純計算でも毎年8%以上の運用利回りがないと、資産残高は右肩下がりに減っていくということです。
どのIFAでも毎年8%以上などという利回りは出せていないので、初期口座資産だけ残して積立を止めても資産は毎年数%ずつ減っていくんですよ。
あの時代にフレンズプロビデントやスタンダードライフを25年で契約し、今では初期口座資産だけ残して放置している方どうですか?
最近はほとんど資産残高確認していないという人は、是非一度IFAに連絡して確認してみてください。
恐らく・・というか全員の資産残高は当時よりも減っていることでしょう。
初期口座期間に付与されていたボーナスも加味してくださいね。例えば当時月500USDで積み立てていた人は18ヶ月間(もしくは24ヶ月間)毎月100USD前後のボーナスが付与されていたと思います。
つまり月500USD積み立てていた人は、最低でも1,800USD〜2,400USDをボーナスとして受け取っているので、自分が積み立てた純積立金にボーナス付与分をプラスして、現在の資産残高と比較してください。
(月500USD以上であれば、より多いボーナスが付与されています)
どうですか?減ってませんか?
「恐ろしいほど減っている。。」という人もいるでしょうね。
満期まで積立再開しないなら解約も検討すべき
積立を停止したまま25年や30年満期まで積立を継続する予定が全くない
という方は、途中譲渡や解約も検討しましょう。
- フレンズプロビデント
- スタンダードライフ
- RL360°(ロイヤルロンドン)
この3つのプロバイダーの長期積立商品を契約していて、現在積立停止中という方は非常に多いと思います。
他にもハンサードというプロバイダーもありますが、この商品はいつ解約しようとも初期口座資産からは1円も戻ってこないというルールがあるので、解約は無意味です。
フレンズプロビデントとRL360°(ロイヤルロンドン)は途中譲渡が可能ですが、最近はフレンズプロビデントの途中譲渡も買い手も減りましたし、CR型プランは人気がありません。
RL360°(ロイヤルロンドン)はそもそも人気がないので、途中譲渡できたとしても買いたいと手を挙げる人はいません。
スタンダードライフは途中譲渡不可の商品なので、解約か継続という二択になります。
途中譲渡も期待できないのであれば満期まで放置するようなことはせず、
今すぐ解約する事をお勧めしています。
満期まで持っていれば幾らかは返ってくるので・・と淡い期待を抱いているかもしれませんが、
満期まで持っていても、今解約しても返戻金はそれほど変わらないと思います。
初期口座資産だけの状態では毎年数%ずつ資産が減っていくのが見えているので、満期まで保有していても、今の資産残高よりかなり減っているでしょう。
仮に少し多かったとしても、
20年以上後の100万円と今の80万円のどちらが価値がありますか?
よく考えてみてください。
投資において損切りを早く行うということは非常に大事です。
今なら例えば堅実な年4%〜5%運用できる金融商品や養老保険などもあるので、別のものに資産を振り替えて損失分をカバーしていくこともできますよ。
モノは考えようです。損失に目を向けずダラダラするよりもスパッと解約して、次取り戻せばいいじゃないですか!
JACKも過去に損切りしたことは数知れず、でも早めに損切りして次に進めたことで、それ以上の損失が拡大せず、今は堅実に資産を増やしていってます。
↓この記事が「いいね!」と感じましたら下のバナーをクリックお願いします!↓