大阪府知事認可 不動産会社代表 ── お金の番人
◆メディア総フォロワー8万人◆8つの事業を運営◆著書22冊
本物だけを見極める、お金の番人

その儲け話、本物ですか?
数千万円を騙された私が、
本物だけを見極める。

投資副業サロンなど8つの事業を運営し不動産会社代表も兼務。
甘い言葉で大切なお金を奪う偽物を暴き、本当に資産を増やせる
正しい副業・投資だけをここで発信。

サロン運営12年目目
府知事認可 不動産20年
コアメンバー累計500名超
読売新聞・週刊SPA!掲載
投資家JACK
投資家 JACK®
投資家、トレーダー、不動産会社経営、
EC物販、大家業など8つの事業を運営
12年
運営継続
500名超
コアメンバー累計
20年
不動産業 実績
8事業
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人生論・考え方

私募案件のリスクと余裕資金|投資資金が消えても生活に支障がない人だけの遊びです

「この私募案件、リスクは高いけど利回りがすごいんです」

そう言われて心が動いている方に、まず結論からお伝えします。

 

私募案件に手を出していいのは、そのお金が明日ゼロになっても生活に何ひとつ支障がない人だけです。

 

私募案件(ごく限られた人だけに声をかけて資金を集める、証券取引所などを通さない投資話)は、余裕資金があるかどうかで意味がまるで変わります。同じ100万円でも、資産が数億円ある人の100万円と、何年もかけて貯めた全財産の100万円では、失ったあとに起きることがまったく違うからです。

 

私は数千万円を騙された経験があり、大阪府知事認可の不動産会社を20年経営し、投資副業サロン(コアメンバー)を12年目まで運営してきました。その中で、私募案件でお金を失った人を数え切れないほど見てきました。この記事では、「私募案件のリスク」と「余裕資金」の関係を、きれいごと抜きで書きます。

結論:私募案件は富裕層の「宝くじ感覚の遊び」です

お金を粗末に扱う人が多いと感じています。

投資でお金を増やしたいという気持ちはよく分かりますが、資金の少ないうちから私募投資や海外投資案件に手を出すべきではありません。

 

私の投資仲間にも、バングラデシュ案件や海外私募案件にお金を入れている人はいます。ただし彼らは基本的に全員、「そのお金がもし消えて無くなったとしても何ら支障はない」人ばかりです。リスクを十分に理解した上で、お金を入れています。

 

上手くいったらラッキー、もしゼロになっても仕方ないよね。そう割り切りができているんですね。宝くじを買う感覚に近い、いわば遊びです。

 

ですが、他の大半の投資家は違います。

バングラデシュ不動産や海外FX、ICO、その他、投資セミナーで勧誘された国内外の私募案件に参加している人というのは、余裕資金がまだ少なく、この投資で絶対にお金を増やせると勘違いした、投資家ならぬ「凍死家」がほとんどです。マネーリテラシーが低く、取捨選択もできない人たちですね。

なぜ「余裕資金でしかやるな」と言い切れるのか

理由1:破綻は「するかどうか」ではなく「いつか」の話だから

私がこのブログで長年見てきた限り、人から持ち込まれる私募案件は、元本を回収する前にほとんどが破綻して終わります。

私の友人にも、東南アジアの不動産開発案件、海外の未公開株、フィリピンの不動産など、合計10件の海外案件に投資した人がいます。結果は9件が破綻、残る1つも破綻予備軍でした。詳しい経緯は海外私募投資案件や東南アジア不動産に投資しまくっていた友人の末路に書いた通りです。

 

株式投資で素人が適当に10銘柄を選んでも、2つや3つは利益が出るでしょう。私募案件はそうなりません。0勝10敗が普通に起きる世界です。

理由2:自分では何ひとつコントロールできないから

上場株式なら下がったら売れますし、国内の賃貸不動産なら管理会社を変えることもできます。私募案件にはそれがありません。配当が止まっても、運営元と連絡が取れなくなっても、海外の法人が相手ならあなたにできることはほぼ残りません。「何かあった時に自分自身ではどうすることもできない」というのが、私募案件の最大のリスクです。

理由3:あなたに話が来ている時点でおかしいから

本当に年10%以上が安定して出る仕組みがあるなら、なぜ100万円、200万円の小口客を大量に集めるのでしょうか。富裕層に話を持っていけば、1億でも2億でも入ります。紹介料が目的なら、小物をたくさん狙うより大物を一本釣りしたほうが効率がいいに決まっています。それをしないのは、本物の投資家に話をすると中身がバレるからです。

実話:オウンバンクとバングラデシュ不動産、その後

この記事をもともと書いた2019年当時、私の周りで話題になっていたのがオウンバンクとバングラデシュ不動産でした。

 

オウンバンクは、フィリピンの銀行の定期預金として高い金利をうたって集めていた話です。プライベートで付き合いのある先輩から「フィリピンの銀行にお金を預けようと思ってる」と電話があり、寸前で止めたことがあります。フィリピンの大手銀行の定期預金金利が1%に満たないなかで、なぜ地方の小さな銀行が年10%以上を出せるのか。そこを考えれば答えは出るはずでした。詳細は先輩が危うくオウンバンクの定期預金にお金を預ける所でしたに書いています。

 

バングラデシュ不動産のほうは、2020年に入ってから「破綻するのではないか」という相談がブログ読者やSNSのフォロワーから相次ぎました。私はもともと、建物の安全規制すら十分に整っていない国での不動産投資は無理だと繰り返し書いてきました。当時の状況はバングラデシュ不動産投資案件が遂に破綻かにまとめています。

 

その後の最終的な決着について、私は裁判資料のような一次情報を持っていません。持っていない以上、ここで断定的なことは書きません。ただ、当時の相談で、はっきり分かれていたことがひとつだけあります。

 

豊富な余裕資金を持ち、博打気分で入れた人の大半は、早い段階で諦めていました。一方、もともとお金に余裕がなかった人は、相当に苦しんでいました。同じ案件、同じ金額でも、余裕資金かどうかで人生への影響がまるで違う。これが現場で見た事実です。

お金が消えた後に起きること:家庭崩壊の相談実例

期待しすぎると、消滅した時のショックが大きくなります。これが原因で家庭崩壊、一家離散、最悪のケースでは自ら命を絶った人もいます。

 

私が知る限り、これほど運命が変わってしまった方はいないという例を挙げます。

その方は資産価値2億円の自宅に住み、高級車やクルーザーを持ち、預金も数億円ありました。ところが預金の大半をある大型の私募案件に入れ、それでも満足できずに自宅や高級車まで担保に入れて借金をし、その資金も全部つぎ込みました。

 

当時の配当率は月5%。この方の配当は毎月2,000万円以上あったはずです。まるでこの配当が未来永劫続くかのような錯覚に陥り、私にもしきりに勧誘してきたのを覚えています。

「どう考えてもこの配当率はおかしい。運営元は自転車操業になっていると思うので早めに元本を回収しましょう」と何度か伝えましたが、一切聞く耳を持ってもらえませんでした。

 

結果、配当は4ヶ月で止まり、案件は破綻。入ってきた配当の大半は浪費に使っていたため、手元に残ったのは担保に入れて借りた借金だけです。最終的に自宅は競売にかけられ、車も船も没収。一家は離散し、自己破産をして行方が分からなくなりました。この顛末は私募投資詐欺案件に騙され資産のほとんどを失った方の悲しき末路に詳しく書いています。

 

数億円あった人ですら、こうなります。

元手が数百万円のあなたが同じことをしたら、どうなるかは考えるまでもありません。余裕資金の外側に一歩でも出た瞬間、投資は「遊び」ではなく「生活そのものを賭けた博打」に変わります。

見抜く側の私も、一度やられています

偉そうに書いていますが、私自身、のちに刑事事件として立件されたポンジ・スキームにお金を投じ、それを見たコアメンバーが参加したことがあります。ジュビリーエースの件です。長年信頼していたメンバーからの紹介で、コロナ禍で先が見えない時期でした。有名経済誌への掲載や一等地の看板広告を見て「これだけの企業なら大丈夫だろう」と勘違いをしました。掲載は広告記事で、看板もお金さえ払えば誰でも出せるものだと、後から知りました。経緯と、そこから自分に課した3つの鉄則は投資家JACKの評判についてにすべて書いています。

 

何が言いたいかというと、詐欺の手口を知っている人間でも、「信頼」と「不安」が重なった瞬間に判断を誤るということです。だから、判断力に頼るのではなく、金額のルールで自分を守るしかありません。「消えても生活に支障がない額しか入れない」というルールは、判断を誤った日の自分を救う最後の防波堤です。

今日やること:あなたに余裕資金があるか確かめる3つの質問

感覚ではなく、質問で確かめてください。ひとつでも「いいえ」があれば、あなたに私募案件は早すぎます。

  • そのお金が明日ゼロになっても、来月の生活費・家賃・学費に一切影響しませんか
  • ゼロになったことを、家族に平然と報告できますか(家族に隠して入れる時点で余裕資金ではありません)
  • そのお金は、借入・カードローン・保険の解約返戻金・退職金ではなく、無くなっても困らない余りのお金ですか

 

すでに配当の遅延が始まっていたり、紹介者と連絡が取りづらくなっていたりするなら、様子見はやめてください。私は昔から、解約して出資金を取り戻し、その会から去ることを勧めてきました。金額が増えるほど、戻る可能性は下がります。

資金が少ない人がやるべきなのは、投資ではなく副業です

投資資金が少ないのであれば、副業やビジネスで増やすべきであって、リスクの高い投資案件を選ぶべきではありません。

 

人任せでいつ破綻するか分からない案件に100万円を投じるよりも、10万円出してパソコンと指南書を買い、月に1万円の売上が入る副業を作るほうが、はるかに現実的です。副業には、私募案件には無いものが3つあります。

  • 失っても、失うのは元手の10万円だけで、身につけたスキルは残る
  • 上手くいかない理由を自分で調べて、自分で直せる
  • 誰かの配当ではなく、自分の売上なので、ある日突然ゼロにならない

 

投資をするなら事業(副業)が一番で、最も利回りが高い投資は自己投資です。事業で稼いだお金を、堅実な運用に回す。この順番でしか、余裕資金は生まれません。

詳しくはお金は投資案件で増やすものではなく事業(副業)で増やすべきに書いた通りです。旨い話は人から伝わってくるのではなく、自分で創るものです。

注意点:断る場面は必ずやってきます

「お金のセミナー」「海外投資セミナー」「キャッシュフローゲーム大会」「オフショア投資セミナー」「バングラデシュ不動産投資セミナー」

 

まだ余裕資金が少なく、投資資金が吹き飛ぶと困るというのであれば、周りの友人知人からこういうセミナーに誘われても、キッパリと断りましょう。

断りにくいのは分かります。誘ってくるのは、たいてい悪意のない良い人です。ですが、紹介者の人柄と案件の中身は別物です。

 

付け加えると、投資熱は高ければ高いほど良いというものでもありません。私自身、セミナーに月2、3回通っていた頃より、ほとんど行かなくなった今のほうが手元の資産は多いです。足繁く通っても、出ていくお金のほうが多かったというのが正直な実感です。

まとめ

  • 私募案件に手を出していいのは、その資金が消えても生活に全く支障がない富裕層だけ。宝くじ感覚の遊びです
  • 私募案件は、破綻するかどうかではなく「いつ破綻するか」の世界。自分では何もコントロールできない
  • 同じ案件でも、余裕資金かどうかで、失った後の人生への影響がまるで違う
  • 数億円あった人でも、身の丈を超えれば一家離散まで行く。金額のルールで自分を守る
  • 資金が少ないなら、投資ではなく副業で元手を作る。最も利回りが高い投資は自己投資

 

お金は大事に使ってください。あなたの余裕資金は、誰かの配当を払うために作られたお金ではないはずです。

 

※本記事は私の経験と、私のもとに寄せられた相談に基づく見解です。特定の企業や商品について違法性を断定するものではありません。投資の最終判断はご自身でお願いします。税務の取り扱いについては、税理士または税務署にご確認ください。

 

副業・投資の判断に迷ったら

私は数千万円を騙された経験と、大阪府知事認可の不動産会社を20年経営してきた立場から、副業と投資の「本物と偽物」を見極める物差しをお伝えしています。

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※販売・勧誘・譲渡のお取次は一切行っていません。

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投資家JACK(栂 淳也)

大阪府知事認可の不動産会社 代表/投資・副業コミュニティ「コアメンバー」主宰(2015年6月創設・運営12年目)

26歳で海外投資を始め、リーマンショックで1,000万円以上、アジアの事業案件で数千万円を騙されました。その経験から、投資詐欺と悪質な勧誘の手口を記録し、注意喚起を続けています。特定の金融商品の販売や仲介は行っていません。

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