大阪府知事認可 不動産会社代表 ── お金の番人
メディア総フォロワー8万人8つの事業を運営著書20冊
本物だけを見極める、お金の番人

その儲け話、本物ですか?
数千万円を騙された私が、
本物だけを見極める。

投資副業サロンなど8つの事業を運営し不動産会社代表も兼務。
甘い言葉で大切なお金を奪う偽物を暴き、本当に資産を増やせる
正しい副業・投資だけをここで発信。

サロン運営12年目
府知事認可 不動産20年
コアメンバー累計500名超
読売新聞・週刊SPA!掲載
投資家JACK
投資家 JACK®
投資家、トレーダー、不動産会社経営、
EC物販、大家業など8つの事業を運営
12
運営継続
500名超
コアメンバー累計
20
不動産業 実績
8事業
不動産・物販・作家 他
20
著書 出版
8万人
メディア総フォロワー
WHAT YOU WILL FIND HERE

このサイトでわかること

PILLAR 01
詐欺を見抜く

詐欺に騙されない知識

800億円規模の巨大詐欺から身近な高額コンサルまで。実例を一次情報で徹底検証し、偽物を見抜くための正確な判断基準を授けます。

PILLAR 02
資産形成

AI時代の正しい副業・資産形成

誇張ではなく再現性で語る、本物の資産形成。不動産20年の実務とテクノロジーの視点から、堅実に増やす道筋だけを発信します。

PILLAR 03
コアメンバー

コアメンバー限定スキーム

FX半自動売買・中国輸入物販・香港保険──。表には出せない検証済みの実践スキームを、信頼できる仲間だけに限定公開します。

CORE MEMBER

本物だけを、信頼できる仲間と。

ブログには書けない検証済みの実践スキームと、毎日のメンバー通信。
審査制の非公開コミュニティで、あなたの資産形成を本気で後押しします。

コアメンバーとは? →
累計500名超審査制

金融経済投資 知識・情報

変動金利が上がったらいくら増える?|3,500万円35年の実額と借り換え判断

「変動金利が上がったら、うちの住宅ローンは毎月いくら増えるのか」

 

気になってはいるけれど、具体的な金額まで計算したことはない。そういう方がほとんどだと思います。

 

私は大阪府知事認可の不動産会社を20年経営し、お客様が住宅ローンを組む場面に何度も立ち会ってきました。この20年、変動金利は「上がらないもの」として扱われ、だから誰も計算しなかった。前提が変わったいま、やるべきは悩むことではなく計算です。

 

この記事では、借入3,500万円・返済期間35年・元利均等・ボーナス払いなしという首都圏の平均的な住宅ローンを例に、金利ごとの実額をそのままお見せします。借入額が2,500万円なら約7掛け、5,000万円なら約1.4倍で読み替えてください。比率は同じです。

無料シミュレーター

変動金利が上がったら、毎月いくら増える?

残高・残り年数・いまの金利と上昇幅を入れるだけで、上昇後の毎月返済額と完済までに余計に払う利息の総額が出ます。

返済額を試算する

これから借りる人|金利1%の差は35年で685万円

まず、新規で借りる人の比較表です。

 

金利毎月返済総返済額利息の総額
0.5%90,855円3,816万円316万円
1.0%98,800円4,150万円650万円
1.5%107,165円4,501万円1,001万円
2.0%115,942円4,870万円1,370万円
2.5%125,123円5,255万円1,755万円
金利0.5%から2.5%までの毎月返済額の棒グラフ。借入3,500万円・35年で、0.5%なら90,855円、2.5%なら125,123円
金利別の毎月返済額(借入3,500万円・35年)

 

見てほしいのは0.5%と1.5%の行です。つい最近までの変動金利の水準と、市場が織り込む2027年の政策金利水準。毎月の差は16,310円、年間で約20万円、35年間では約685万円の差になります。

 

同じ家、同じ間取りです。利息の総額は316万円から1,001万円へ。2.5%まで行けば1,755万円。3,500万円の家を買ったつもりが、5,255万円払っている。金利とは、そういう力です。

すでに借りている人|+1%で月14,000円、残り30年で約502万円

次に、すでに変動0.5%で借りて5年たった人の目線です。残高は約3,037万円になっています。ここで金利が上がると、こうなります。

 

上昇後の金利増加額(毎月)年間残り30年
1.5%(+1%)+13,948円約17万円約502万円
2.0%(+1.5%)+21,387円約26万円約770万円
2.5%(+2%)+29,131円約35万円約1,049万円
金利が1%・1.5%・2%上がった場合の毎月の増加額の横棒グラフ。+1%で13,948円、+2%で29,131円
現在1.0%の人が金利上昇で毎月いくら増えるか

 

標準シナリオの「+1%」で、月14,000円。

 

「まあ、払えなくはないか」と思ったかもしれません。その感覚こそ、立ち止まって見てほしいのです。これは残り30年間、毎月、確実に出ていく14,000円です。携帯料金の見直しやサブスクの解約で浮かせられる額を、はるかに超えています。

5年ルール・125%ルールは「免除」ではない

「変動でも5年間は返済額が変わらないから大丈夫」と言われた方も多いはずです。

 

正確には、5年ルールは返済額を守るかわりに元本の減りを遅らせる仕組みで、125%ルールは超過分を先送りするだけで、免除ではありません。金利が大きく上がると、返済額よりも利息のほうが大きくなり、払っても借金が減らない「未払い利息」まで起こり得ます。

 

さらに、一部のネット銀行の変動金利ローンには、この2つのルール自体がありません。金利が見直されれば、返済額が半年ごとにそのまま変わります。

 

自分のローンにどのルールがあるのか、契約書で確認したことがありますか。

 

金利が動かない時代には、確認する必要がなかったことです。時代が変わったいま、最初にやるべき点検です。

年収で見ると危険水域が分かる

住宅ローンの安全度は、手取り年収に対する年間返済額の割合(返済負担率)で測れます。一般に25%以内が安全圏、30%超は黄信号です。

 

手取り年収500万円の家庭なら、金利0.5%で負担率21.8%(安全圏)、1.5%で25.7%(安全圏の上限超え)、2.5%で30.0%(黄信号)

 

同じ家、同じ年収なのに、金利だけで安全圏から黄信号まで移動します。銀行の審査に通った金額は「金利が上がらない前提」での上限だからです。ペアローンやボーナス払いを併用している家庭は、前提が崩れる入口がさらに増えます。

ペアローン世帯の危険水域|怖いのは金利ではなく「収入が半分になる日」

ペアローンは夫婦それぞれが自分名義でローンを組む形です。世帯の総額が同じでも、金利が上がるときは2本とも同時に上がります。

 

ここで多くの方が安心します。同じ3,500万円・35年でも、世帯の手取りが800万円あるなら、上の表で計算した負担率は0.5%で13.6%、2.5%でも18.8%。数字上は余裕に見えます。

 

問題は、その800万円が前提として固定されていることです。育休、時短勤務、転職、体調不良、介護。どれか一つで片方の収入が止まり、手取りが400万円になっても、返済額は1円も減りません。同じ計算をすると、負担率は0.5%でも27.3%、2.5%なら37.5%になります。

 

ペアローンで本当に危険なのは、金利上昇と収入減が同時に来る局面です。

金利は数年かけてじわじわ上がりますが、収入は月単位で消えます。重なった瞬間に、安全圏だった家計が黄信号を飛び越えます。

 

売る側は「お2人なら借りられます」とは言いますが、「お2人とも働き続けられますか」とは聞きません。借りられる金額と、返し続けられる金額は別物です。

 

ペアローンの方は、片方の収入がゼロになった前提で負担率を一度計算してください。そこで30%を大きく超えるなら、金利の話の前に立て直しを考える段階です。

固定に借り換えるべきか|判断の軸は「金利差」と「残年数」

実額を見たあと必ず出てくる質問です。私の答えは、損得では決めない、です。理由を順に説明します。

残年数が短いほど、同じ1%が効かなくなる

この記事の2つの表が、そのまま判断材料になります。

 

  • 3,500万円・残り35年で、金利1%の差は約685万円
  • 3,037万円・残り30年で、金利1%の差は約502万円

 

残高が減り残年数が短くなるほど、同じ1%が生む金額は小さくなります。残高が大きく残年数が長い人ほど固定に移る価値が大きく、残りが10年台の人は同じ1%でも家計を壊すほどの金額になりにくい。まず自分がどちら側かを確認してください。

損益分岐は「上乗せ分×残年数+諸費用」と「上がったときの増加額」の比較

固定に借り換えると、通常は当面の返済額が上がります。いまの変動金利より固定金利のほうが高いのが普通だからです。比べるものは2つです。

 

  • 固定に移ることで確実に増える金額(毎月の上乗せ分×残年数+借り換えの諸費用)
  • 変動のまま金利が上がった場合に増える金額(この記事の表なら、+1%で約502万円)

 

借り換えには一般的に事務手数料や保証料、登記費用などがかかります。金額は金融機関で違うので、見積もりを取って自分の数字で計算してください。

それでも「損得」では決められない

ただし、上の2つを比べても、どちらが得かは将来の金利次第で誰にも分かりません。上がらなければ固定は損、大きく上がれば安い保険料だった、というだけです。ですから私は、判断の基準をこう置いています。

 

金利が+1%上がったとき、家計が壊れるなら固定。耐えられるなら変動のまま。

得か損かではなく、耐えられるかどうかで決める。固定金利は投資ではなく、保険の買い物です。

 

+1%の14,000円を固定費の見直しで吸収でき、貯蓄も続くなら変動のままで構いません。逆にその14,000円で収支が赤字になるなら、金利ではなく借入額の問題です。

繰上げ返済と外貨資産形成、どちらを先にやるか

これもよく聞かれます。私の順序は決まっています。

 

  • 第1に、生活防衛資金。生活費の半年分を円の現金で手元に置く。ここが埋まらないうちは繰上げ返済も投資もしません。繰上げ返済に回したお金は戻ってきません。
  • 第2に、金利上昇分を吸収する余力づくり。通信費、保険料、サブスクリプション。なんとなく払っているものを見直すだけで、月1万円から2万円の削減は十分可能です。+1%の14,000円は、ここでほぼ吸収できます。
  • 第3に、繰上げ返済と外貨資産形成を並行させる。割合は家計の耐性で決める。

 

なぜ並行なのか。性質が違うからです。繰上げ返済は確実に効きます。金利が上がるほど利息は増えるので、元本を減らすことが最も確実な防御になります。

 

一方で、円だけを持っていることのリスクは住宅ローンの外側にあります。私は以前から、円だけに資産を置かないほうがいいと書いてきました。円安ドル高が続く構造的な理由も解説してきました。ローンの元本を減らしても、円そのものの目減りは止められません。

 

やってはいけない順序が2つあります。

1つは、住宅ローンを放置したまま、うまい話の積立てに飛びつくこと。毎月5万円を30年積み立てて資産1億円になりますという話には気をつけてください。私は数千万円を騙された側の人間です。確実に増える利息を放置して不確実な数字に賭けるのは、順序が逆です。

2つめは、金利上昇分を投資用不動産で埋めようとすること。ワンルームマンション投資で自己破産する人が後を絶たない理由のとおり、住宅ローンが重い状態でフルローンを重ねるのは最悪の一手です。

今日やること|30分で終わる4つの点検

ここまでを今日の行動に落とします。すべて自宅でできます。

 

  • 返済予定表を出す。いまの適用金利、残高、残年数、次の金利見直し日。この4つを紙かメモに書き出します。
  • 契約書で5年ルールと125%ルールの有無を確認する。無いタイプなら、金利が動いた半年後には返済額がそのまま変わります。
  • 返済負担率を計算する。年間返済額を手取り年収で割るだけ。25%以内なら安全圏、30%超なら黄信号。ペアローンなら、片方の収入がゼロの前提でもう一度計算します。
  • 固定に借り換えた場合の見積もりを1件だけ取る。数字が手元にあれば、判断は驚くほど簡単になります。

 

増えた分をどこから出すかも先に決めてください。値上げが続く環境での家計の守り方は2026年の値上げラッシュと個人投資家の生活防衛術にまとめています。

注意点|この記事で「書かないこと」

この記事に各銀行の変動金利の一覧は載せていません。適用金利は人によって違うからです。同じ銀行の同じ商品でも、審査結果の優遇幅で数字は変わります。あなたの返済予定表だけが、唯一正確な資料です。

 

金利が今後いくらまで上がるかも断定しません。市場が2027年に向けた政策金利の上昇を織り込んでいるのは事実ですが、保証は誰にもありません。私が言えるのは1つ。上がったとき毎月いくら増えるかは、今日この場で計算できます。

 

なお本記事の返済額は借入3,500万円・35年・元利均等・ボーナス払いなしの試算値で、実際の適用金利や返済額は金融機関や優遇条件により異なります。投資助言ではありません。税金が関わる場面は税理士か税務署に確認してください。

金利と円安の全体像を1冊にまとめました

この記事の数字は、書籍『金利は上がる。円は戻らない。』の住宅ローン章から抜粋しました。

 

本では、なぜ金利が上がるのか、円預金だけの家計に何が起きるのか、固定への借り換え判断、繰上げ返済の優先順位、家計の組み替え方をグラフ8点とともに解説しています。

 

投資家JACKの著書一覧(Kindle 20冊)はこちら

まとめ|変動金利が上がったら、いくら増えるのか

  • これから借りる人は、3,500万円・35年で金利1%の差が約685万円、毎月16,310円。
  • すでに借りている人は、残高3,037万円・残り30年で+1%なら毎月約14,000円、約502万円
  • 5年ルールと125%ルールは免除ではなく先送り。ルール自体が無い商品もある。
  • 手取り年収に対する負担率は25%以内が安全圏、30%超は黄信号。
  • ペアローンの危険水域は、金利上昇と収入減が重なったとき。
  • 固定への借り換えは損得ではなく、+1%で家計が壊れるかで決める。
  • 順序は、生活防衛資金、吸収余力づくり、そのうえで繰上げ返済と外貨資産形成を並行。

 

怖いのは金利が上がることではなく、いくら増えるかを知らないまま30年を過ごすことです。今日、返済予定表を1枚出すところから始めてください。

 

副業・投資の判断に迷ったら

私は数千万円を騙された経験と、大阪府知事認可の不動産会社を20年経営してきた立場から、副業と投資の「本物と偽物」を見極める物差しをお伝えしています。

コアメンバー(審査制コミュニティ)の詳細はこちら

著書一覧(Kindle 20冊)はこちら

投資家JACKの経歴はこちら

※販売・勧誘・譲渡のお取次は一切行っていません。

-金融経済投資 知識・情報