「中国輸入って、もうオワコンじゃないの」
最近、こういう声をよく聞くようになりました。
正直に言います。半分は本当で、もう半分はウソです。
私が運営するコアメンバーでは、今この瞬間も中国輸入の物販で月10万円、月30万円、100万円以上を安定させているメンバーがいます。
稼げなくなった人との違いは、たった一つでした。OEM(自社ブランド商品を作ること)に転換したかどうかです。
私は数千万円を騙された経験があり、大阪府知事認可の不動産会社を20年経営し、投資副業サロン「コアメンバー」を12年目まで続けてきました。副業の相談を受ける側であると同時に、自分自身も中国輸入OEMを実際にやっている当事者です。
この記事では、中国輸入OEMという副業の始め方を、市場の現状、転売との違い、実例、ジャンル選びの基準、3ステップの手順、失敗パターンまで一本にまとめて解説します。
「中国輸入はオワコン」が半分本当な理由
2020年から2022年頃、中国輸入の転売は誰でも稼げる黄金期でした。
1688やタオバオ(中国の卸・通販サイト)で仕入れた商品をAmazonに並べるだけで、月5万円から10万円の副収入を作れた時代です。
しかし、今は違います。
市場の変化(2026年現在)
- 参入者の急増により、同じ商品を出品するセラーが激増した
- 価格競争の激化で利益率が大幅に低下した
- Amazonの出品規制・手数料改定が相次いでいる
- 中国サプライヤー(仕入れ先の工場・卸)の情報が日本にも流入し、差別化が難しくなった
「商品を仕入れて並べるだけ」という単純転売は、確かに厳しくなっています。
この部分は事実として認めなければなりません。Amazonで物販に失敗する人のパターンは、いつも同じです。既製品を仕入れて売ろうとする、価格競争に巻き込まれる、利益が出ない、撤退する。このループです。
差別化ができないところに、利益は生まれません。
一方で、市場環境そのものが逆風だけかというと、そうではありません。円安や手数料の動きを含めた「今の相場観」は、中国輸入物販がまた熱い理由でも整理しています。
それでも稼ぎ続けている人の共通点は「OEM転換」
私のコアメンバーには、中国輸入物販を3年から5年続けて、今も月商を伸ばしているメンバーがいます。
彼らに共通しているのは「転売から抜け出した」という一点です。
具体的には、中国のメーカーにOEMで自社ブランド商品を作らせ、Amazonに独自商品として出品するモデルへ転換しています。
OEMとは何か。転売との決定的な違い
OEM(Original Equipment Manufacturing)とは、中国のメーカーに自社ブランドのロゴや仕様を指定して製造してもらい、自分の商品として販売する手法です。
転売との最大の違いは、その商品を出品できるのが、あなただけという点にあります。
転売の場合、誰でも同じ商品を仕入れてAmazonに出品できます。その結果、最安値競争が始まり、最終的には利益がほぼゼロになります。
一方、OEM商品はあなたが作った独自商品です。ライバルセラーが同じ商品を出品することは原則できません。価格を自分でコントロールでき、利益率を守れます。
OEM転換後の主なメリット
- 価格競争から抜け出せる(ライバルが同じ商品を出せない)
- 利益率30%から50%を安定してキープしやすい
- ブランドが資産として積み上がっていく
- Amazon以外(楽天・Yahoo!ショッピング)にも展開しやすい
【実例】転売で月商15万円だったAさんがOEMで月商45万円へ
コアメンバーのAさん(30代・会社員)は、転売だけで月3万円から5万円の収益を出していましたが、価格競争に疲れてOEM転換を決意しました。
ターゲットにしたのは「ペット用アクセサリー」のカテゴリです。
市場調査で「デザイン性の高い首輪」に需要があることを確認し、1688のメーカーとやり取りしながら、独自デザインの商品を50個から製作しました。
- 仕入れ単価は400円
- Amazonでの販売価格は1,980円
- 利益率は約40%
転売時代の月商15万円が、OEM転換後は月商45万円まで成長しました。
作業時間はほぼ変わっていません。仕組みが変わっただけの結果です。もちろん、これは一例であり、同じ数字が誰にでも出るという意味ではありません。
私自身も自社ブランド「JUREMI」をOEMで立ち上げた
メンバーの実例だけを語るつもりはありません。私自身もこのOEM転換を実践しています。
それが自社ブランド「JUREMI」です。
動物撃退器、松葉杖、ネイルマシン、ガラスパッドのマウスパッドなど、Amazon市場のリサーチをもとに10種類以上の商品をOEMで製造し、実際にAmazonで販売しています。
私が中国輸入OEM物販を本格的に始めたのは、記事初出時点で言えば前年の秋でした。開始から数か月で月商100万円を超えるところまで来ています。理論だけでなく、自分自身が同じ土俵に立って結果を出し続けているからこそ、コアメンバーにも自信を持って伝えられます。
物販に全く興味がなかった人がゼロから積み上げた事例は、1年ちょっとで月商700万円になった実録にもまとめています。
本業が忙しいサラリーマンでも動ける理由
「面白そうだけど時間がない」
これが一番多い声です。
ただ、中国輸入OEMは作業のほとんどを分業・委託しながら進められるビジネスです。自分がやるのは判断と確認が中心で、手を動かす部分は外に出せます。
① 商品選定
売れる商品カテゴリの選び方、競合が少なくて利益が出る商品の見つけ方が最初の関門です。
② 中国工場への発注
信頼できる工場の探し方、交渉の仕方、品質管理のポイントを押さえる必要があります。
③ 輸入・税関対応
初心者が一番つまずくのがここです。関税の計算、通関書類の準備、税関でのトラブル対応が発生します。
④ Amazon出品
商品ページの作り方、写真、SEOキーワード、レビュー獲得の方法まで、売れる出品を作り込みます。
この4つの順番と勘所さえ分かっていれば、本業が終わった後の隙間時間でも十分に動けます。
物販で成果が出ない人の多くは、情報が断片的なまま動いています。YouTubeで調べ、ブログを読み、それでも全体像がつかめない。何から手をつければいいか分からず、結局動けない。順番が決まっていれば、迷う時間そのものが消えます。
こんな人に向いています
- 副業に興味はあるけれど、何から始めればいいか分からない
- 過去に物販をやったけれど稼げなかった
- 本業が忙しくて時間がとれない
- 毎月3万円から10万円の副収入がほしい
- 将来的に収入の柱をもう一本作りたい
物販以外の選択肢も含めて比べたい方は、サラリーマンが副収入で月3万円から稼ぐための5つの方法を先に読んでみてください。仕入れ決済をクレジットカードで回すことで生まれる副次的な効果については、中国輸入物販で稼ぎながらマイルが貯まる理由で説明しています。
2026年版・稼げるジャンル選定の3基準
OEMは、ジャンル選びで勝負の8割が決まります。私が見ている基準は3つです。
基準1:Amazon国内でレビューが少なく、競合が弱いカテゴリ
レビューが100件以下のライバル商品が並んでいるカテゴリは、まだ参入余地があります。
基準2:アメリカで流行っていて、日本にまだ入ってきていない商品
米国Amazonで売れている商品は、1年から2年後に日本でも流行る傾向があります。
基準3:パッケージやデザインで差別化しやすいもの
化粧品雑貨、キッチン用品、ペット用品、アウトドアグッズなどが該当します。
今すぐできる、OEM転換の具体的3ステップ
ここからが本題の「始め方」です。順番を守ってください。
STEP1:市場調査(1週間から2週間)
Amazonの売れ筋ランキングで、レビュー数が少ないのに販売数が多い商品をリサーチします。
STEP2:中国メーカーへのサンプル発注(1週間から3週間)
1688やアリババでサプライヤーを探し、まずサンプルを1個から5個発注します。いきなり本発注をしてはいけません。
STEP3:小ロット(30個から50個)での本発注・テスト販売(1か月から2か月)
小ロットで市場の反応を確認し、売れることを確認してから数量を増やします。
この3ステップは、最短でも2か月から3か月かかります。「来月から月10万円」という話ではありません。逆に言えば、この期間をきちんと踏める人だけが残ります。
よくある失敗パターン3つと回避法
失敗1:大量仕入れで在庫を抱える
回避法は、必ず30個から50個のテスト仕入れからスタートすることです。
失敗2:リサーチなしで感覚で商品を選ぶ
回避法は、Keepaなどの価格・売れ行きのデータを必ず確認することです。
失敗3:1つのプラットフォームだけに依存する
回避法は、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなど複数の出口を持つことです。
もう一つ、始める前に必ず知っておいてほしいこと
物販は初心者が多いぶん、高額スクールの営業が集まりやすい分野でもあります。「在庫ゼロで月収100万円」といった売り文句でローンを組ませる手口については、高額物販スクールの実態と見抜き方にまとめました。始める前に一度目を通してください。
副収入が出てきたら、税金の扱いも避けて通れません。詳しくはサラリーマン副業の税金ガイドを参考にしたうえで、最終的な判断は税理士や所轄の税務署に確認してください。
まとめ:中国輸入は終わっていない。終わったのは転売だけ
中国輸入は終わっていません。
終わったのは「仕入れて並べるだけ」というビジネスモデルのほうです。
市場調査をして、サンプルを取り寄せ、小ロットで自分の商品を作る。この地味な3ステップを踏んだ人だけが、価格競争のない場所に移動できます。
私自身も自社ブランドで同じことをやっていますし、コアメンバーの中には月3万円のお小遣いを目標にしている方から、将来的に本業を超える収入を目指している方まで、さまざまなサラリーマンがいます。
始め方は決まっています。あとは順番どおりに手を動かすだけです。
免責事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の投資・副業を推奨するものではありません。物販ビジネスには在庫リスク・為替リスクが伴います。記事中の数字は個別の事例であり、成果を保証するものではありません。実際の取り組みはご自身の判断と責任のもとで行ってください。
副業・投資の判断に迷ったら
私は数千万円を騙された経験と、大阪府知事認可の不動産会社を20年経営してきた立場から、副業と投資の「本物と偽物」を見極める物差しをお伝えしています。
※販売・勧誘・譲渡のお取次は一切行っていません。







