HSBC香港口座を開設しても日本居住者は税金を逃れる事はできません

オフショア生保積立を契約されている方から「HSBC香港口座は早めに開設しておいた方がいいですか?」という質問をよく頂戴します。

よくよく意図を聞いてみると、オフショア生保積立が満期を迎えた時にお金を日本に戻すよりもHSBC香港に戻した方が課税されないという認識をされている方が非常に多いのには驚きます。

恐らくオフショア生保積立を紹介された際に、紹介者からそのような脱税を指南されたのかもしれませんが、この認識は間違っていますので正しい知識と情報を入れておきましょう。

まずこれだけは知っておいてほしいのですが、既にHSBC香港口座は日本の税務当局に筒抜けで誰がどこの支店に口座を持っていて、資産がどのくらいあるのかはすぐに分かるようになっています。苦労してハンドキャリーでお金を隠して持って行って入金していても、怪しいと見做されれば突然国税庁の職員が自宅にやってくるという事態になりますよ。

HSBC香港に口座を開いて、オフショア生保積立をやっているなんて情報は税務当局はほとんど把握してますので、満期時に申告しないと後で追徴課税や重加算税食らって大変な事になりかねません。

そんなに税金を払うのが嫌なら、非居住者になって海外に出るしか方法はなく日本に居住しているのに、海外資産を申告しないなんてのは許されない行為でリスクが高いんです。よく覚えておきましょう。

JACKがよく言うのは「25年後の事なんて分からないし、もしかしたら日本の税法が変わって利子・配当税率が下がるかもしれない。そうなれば日本に戻す方が有利なんだから、あまり変な事を今から考えない方がいいですよ」という事です。

オフショア生保積立契約とHSBC香港口座を一纏めにして検討するのは良いですが、くれぐれも満期時に税金を逃れるような考えはしないでくださいね。

マネーリテラシーUP7日間メール講座

マネーリテラシーUP7日間メール講座への登録フォームはこちらから

〜コアメンバーからの声〜

・JACKさんの情報量と質は豊富な経験と勉強に裏付けされたものがあり安心できます

・内容が極めて実践的でわかりやすく信用度が高いです

・資産形成をするにあたって正確な知識が身についてきています

・親身になったアドバイスや資産を増やすヒントも数多く教えて頂いています

*メール講座終了後もセミナーのお知らせやメルマガ限定の情報配信を行います



 この記事へのコメント

  1. […] 前にもこの記事でお伝えした通り、HSBC香港など海外口座に満期金を戻しても日本の税法から逃れる事はできませんので、日本で納税したくないのであれば非居住者になるしか選択肢はないとお話しました。 […]

 COMMENT

関連記事

日本から海外へお金を送金する際に国内銀行窓口を使わない方がいい理由

HSBC香港口座開設は朝一番に窓口に行くのがお勧め。タイミングを逃すと2,3時間...

今月もコアメンバーのHSBC香港口座開設は全員が成功しました

HSBC香港口座の有料アフターサポートは必要ありません

JACKに対して遠慮なく疑問質問をぶつけてみたいという方の為にFacebookで...

HSBC香港の投資口座で買えるファンドの中に魅力的なものが幾つかある