ブログ読者の方から情報提供(相談)がありました。以下固有名詞やプライバシーに関わる部分は伏字にしてシェアします。
JACKさん初めまして。◯◯の◯◯と申します。いつもブログ興味深く拝読しています。
JACKさんは◯◯という会社をご存知でしょうか?最近その会社から同じような内容のメールが何度も届いております。以下がそのメール内容です。「弊社のサポートを使って◯◯銀行(海外)の口座開設をした方に連絡しています。あれから数年が経過しましたが定期預金をそろそろ解約しませんか?当時幾らかお金を入れていた方は為替差益や利息である程度預金が増えています。言葉の壁や不安もあるかと思いますので解約の際は弊社が通訳サポートをします」
と、ここまで読むと親切に解約のサポートをして頂けるだけかと思っていましたが、メールの最後の方には、
「弊社の◯◯という高利回り投資案件に資金を振替ませんか?枠に限りがあるので特別に案内させて頂いております。お早めにご検討ください」と書かれてありました。
JACKさんは定期預金よりもこちらの案件の方が良いと思いますか?定期預金口座には500万円ほどありますので魅力ある商品であれば振替たいなと思っていますが不安もあります。
宜しくお願い致します。◯◯
はっきり言って即答レベルの相談内容です。即答で「定期預金のまま置いておくか解約して現金で日本に持って帰ること」とお返事させて頂きました。
JACKは何度も何度もブログで申し上げていますが、私募投資案件の大半は詐欺案件かポンジスキームです。そんなリスクの高い案件に振り替えても定期預金で増えた分以上を損する可能性が大ですよ。
「枠に限りがある」って何ですか?BCCで大量に情報を拡散しているので情報の質は相当低いですよ。案件に自信があるのであれば普通は自己資金で勝負しますしどうしても足らない部分は銀行からの借り入れや一部のエンジェル投資家から資金を募ってやります。不特定多数にメールで情報を拡散して案件の詳細は話さず、高利回りだけを強調するのは詐欺か案件に自信がないかどちらかです。
定期預金のまま置いておいて、自分のタイミングがくれば別のサポート会社にお願いして解約した方が良さそうですね。
JACKのブログを長く見て頂いてる方はこんなメールが来ても即答で判断できると思いますが、私募案件に投資しようとする時は利回りを重視するのではなく、案件の内容と情報の質、そしてその運用会社のこれまでの実績と評判等を徹底的に調べた上で判断するようにしましょう。