フレンズプロビデント積立プラン途中譲渡のアナウンスをして以降、CR型と101型はどう違うのか、どちらが良いのかという質問を多く頂戴しております。
現在募集しているフレンズプロビデント譲渡案件のうち101型は1件のみで残り4件は全てCR型です。
101型の商品特性としては契約者死亡時に資産時価総額の1%が死亡保険として付与されます。つまり101型は保険商品の性質も備わっていますので、投資商品でありながら「保険商品」とも呼べる訳です。
対してCR型は契約者死亡時に死亡保険付与はありません。事前に信託設定をしておけば契約者が死亡した場合においても受託者がプランを引き継ぐ事もできますのでこれは保険商品ではなく「投資商品」という事になります。
また満期時の扱いについても違いがあります。
101型はプラン満期を迎えても資産をそのまま置いておく事ができ更に継続運用する事ができます。この場合には保険会社からの手数料(フレンズプロビデントの場合は年6%)は徴収されません。
対してCR型は満期時には一括して満期金が償還されます。継続運用はできません。
パッと見、101型の方がメリットがあるようにも見えますが譲渡プランとして101型はほとんど入ってきません。CR型でもフレンズプロビデントの証券を持っているという大きな利点があり他の保険会社の商品と比べても大きな優位性がありますし、受け入れ先IFAが最も多いのもフレンズプロビデントです。
オフショア金融商品とは全く関係の無いパナマ文書問題が良くも悪くも盛り上がっている事で今後これらの商品契約にも影響が出てくるかもしれません。日本の保険商品の常識で考えて、プランを第三者に譲渡できるという事自体が異質ですので今後何らかの制限があるかもしれません。
少なくともRL360を新規契約するならフレンズプロビデント譲渡プランの方がメリットが大きいと個人的には思っています。JACKが今から何かの積立プランを契約するのであればフレンズプロビデントCR途中譲渡プランを安価で購入すると思いますね。