オフショア生保プランの資産は保険会社の資産とは完全に分別管理されているので、万が一保険会社が破綻しても私たちの資産は時価100%で保護されるというのは何度もお話しています。
つまり私たちがどこの保険会社で契約しようか考えている時に、その保険会社がどこのオフショア地域にあるのか、格付けは高いのか、会社の規模は大きいのかというのは全く判断材料にならないという事になります。
ケイマン諸島に本社があると不安、マン島は100%保護があるから安心と言われる方がいますがナンセンスな議論です。運用益に対して完全非課税なオフショア地域にあればそれがマン島だろうが、ケイマンだろうが、BVIだろうが構わないのです。
オフショア積立を始めとした金融商品を契約する際にポイントとすべき点は保険会社の本社所在地や格付けではなく、保険会社への支払い手数料とIFAです。
例えばいま現在私たちが契約できるオフショア生保プロバイダーはインベスターズトラスト、RL360、フレンズプロビデント(途中譲渡のみ)がありますが、この3社の中で最も手数料負担が少ないのはインベスターズトラストになります。
しかし受け入れ先IFAの多さとなるとフレンズプロビデントに軍配が上がります。IFAの運用成績やカスタマーサポートに不満があってもフレンズプロビデントならある程度どこのIFAでも受け入れてくれますが、他の2社は受け入れ先があまり多くありません。
よってこの3社を比較した場合に、手数料負担が大きく受け入れ先IFAも少ないRL360はJACKの選択肢に入りません。初期口座期間を既に終了しお得に買えるフレンズプロビデントの譲渡プランか、インベスターズトラストの新規契約が最もベターな選択肢だと言えるでしょう。
お客様の事を第一に考えた紹介者であるならば、このような提案をするはずです。