世界株安の影響でオフショア生保積立を契約している人の多くが選択している「積極型運用タイプ」の先月の運用利回りはマイナスだったと思います。
JACKもIFA3社と契約していますがプラス運用は1社もなく、すべてマイナスでした。影響を受け始める前にスイッチングしていますので被害は最小限の2〜5%ほどの下げ幅で抑える事ができましたが、これを放置していたらと思うとゾッとします。
IFAと一任勘定をせず自分でファンド選択を行っているという人からも何人か話を聞きましたが、マイナス幅は10〜20%とやはりここで大きな差が出ます。相場が良い時は正直どのファンドを買っても上がりますが、逆に悪くなった時は瞬時に判断してスイッチングを行いリスクを最小限に抑える必要がありますが、自分で運用管理している人はこの瞬時の判断ができません。
自分で運用管理している人の大きなマイナスは仕方ない事だと思いますが、IFAと一任勘定契約をしてマネジメントフィーを徴収されているにも関わらず先月のマイナス幅が10%を超えている方もいるという事を聞きました。IFAが付いていながらあの程度の相場でマイナス10%以上とはファンドマネージャー失格ですよ。最も運用成績が悪かったIFAになると20%近くもマイナスだったそうです。ここまで来るとIFAとしての存在価値が全く無く詐欺IFAと言っても過言ではありません。
「しばらくしたら元に戻りますよ」
「ファンド価格が安くなればそれだけ多くのファンドが買えるのでドルコスト平均法としては成功ですよ」
自分の失敗は棚に上げてこのような無責任な発言をするIFAの担当者もいるようです。
長期積立なので短期的な上げ下げに一喜一憂しないというのは当然ですが、月のマイナス幅が3%と20%では大きな違いでその後の資産形成に大きく影響してきます。ファンド価格が安くなるからたくさん買えて良いですねというのは自分の失敗を認めたくないだけの無能IFAが言う言葉です。
単月の運用利回りで全てを決めるのも良くないですが、先月の運用利回りがマイナス10%以上だったIFAには良いファンドマネージャーが在籍していない可能性が高いので移管を考えるべきではないでしょうか。