業者任せ・業者依存の海外不動産投資は止めておいた方がいい。リスクが余りにも高すぎる。

海外不動産投資についてよくお問い合わせを頂きます。経済成長著しい東南アジアの国を中心にカナダ、アメリカなどの先進国の不動産についても積極的な投資案内、勧誘がそこら中で行われているようです。

 

以前にもお伝えしましたがJACK自身も2013年ごろまでフィリピン、タイ、インドネシアにコンドミニアムを保有していました。カンボジアでも購入予定の物件がありましたが条件が折り合わずに見送りましたが2010年から13年の間は積極的に現地に赴き、チャンスがあれば購入してどんどん増やしていこうと考えていました。

 

転機となったのはタイの物件が完成した時の事です。業者からは「完成したら賃貸収入がすぐに入ってくるので利回りは年利13%程度は見込んでいる。ローン返済分は賃料収入から充当できる」と聞いていたにも関わらず蓋を開けてみれば賃貸稼働はほぼ0。当然収入が無いので毎月多額の持ち出し。売却したくても買い手は全くいないので資産価値ほぼ0という状態になってしまいました。購入手続きから管理までこの業者のみに依存していたので自分ではどうする事もできません。誰を頼って良いのかどこに相談すれば良いのかもわかりません。

 

日本国外の不動産、投資商品を購入して結果騙されてしまった場合、日本の法律は適用されず相談できる機関もありません。裁判を起こしても基本勝てませんし完全な自己責任として片付けられてしまいます。儲かったのはクズのような物件を売りつけた業者、その紹介者、詐欺師のみです。

 

海外不動産投資をされている方は契約書の一言一句きちんと目を通していますか?それが英語で書かれていても中国語で書かれていても契約書というのは一言一句目を通して投資家にとって不利な内容が少しでも書かれていないかチェックするのが当然です。大事なお金を投じているのですから行政書士や翻訳家に頼んででもサインする前には絶対にやるべき事です。

 

ですがほとんどの方は契約書内容は適当に目を通して簡単にサインしています。もっと酷い人になれば契約書内容を全く見ていない、契約書すらないという方も過去にいらっしゃいましたが、ここまで来るとただのカモであり大バカ者です。「契約書に書かれてある事が全て」なのですからそのチェックを怠って後で騙されるのは当然でしょう。どこまで能天気なアホなのかと言いたいですね。

 

英語が喋れない、現地に個人的な人脈が無いのであれば海外不動産投資はすべきではない

 

英語が読めない、全く理解できないのであれば海外不動産投資はやらない方がいいです。最低限のスタート時点にも立ててないのに「儲かりそうだから」と言って大事なお金を投じるというのはJACKには全く理解できません。新興国の不動産ファンド、ランドバンキング、プレビルド不動産の類いはほとんどが儲からないか大損する可能性があります。

 

ネット上には無責任なブログやサイトがたくさんあります。プレビルド方式の海外不動産、アメリカ原油投資案件、フィリピン商業施設案件、カジノジャンケット案件、タイ鉄鉱石事業案件と矢継ぎ早に詐欺案件ばかりを案内、紹介しているものもありますが本人は今でも何食わぬ顔して別の案件、別の事業展開を進めているようです。呆れますね。

 

断言します。不動産投資に興味があるなら海外ではなくてまずは日本です。トラブルが発生した際に自分では何の解決もできず、騙されて裁判になってもまず勝てない海外不動産投資の一体何がいいのですか?そのリスクを上回るだけのリターンはありませんよ。

 

業者の甘い言葉を鵜呑みにすることなく、正しい知識と情報を持ち冷静になりましょう。

 
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