先月末からJACKの周りで私募FX投資案件が相次いで破綻しています。聞いた事もないようなFX会社が月利数%の配当やスプレッドを謳ってお金を集めていましたが、僅か1年も経たない内に資金繰りに行き詰まって配当が止まったり、実際は何の運用もしていないのに「急な為替変動に対応できませんでした」と言って資金を0にしてしまうケースも出てきています。
JACKはこのブログで何度も口すっぱく言っていますが、金融機関以外が組成した金融商品(案件)のほとんどは詐欺案件かポンジスキーム(自転車操業)ですので超ハイリスクなのです。通常有り得ない高配当(高利回り)を未来永劫出し続けれるはずがなく、どこかで破綻するのは間違い無いので、大事なお金を失いたくないのであれば私募金融案件には一切手を出さない事を強くお勧めします。
私募案件の中でもFX絡みの案件というのはこれまでの経験上100%が詐欺案件(ポンジスキーム)と言っても過言ではなく、2年以上正常に運用できている案件を聞いた事がありません。日本の金融庁から認可を受けているFX会社ならまだしも無許可営業のFX会社や海外(オフショア地域)に籍を置くFX会社に大事なお金を預けるなどリスク以外の何物でもありません。無免許業者の場合、胴元(運営会社)が好き放題数字を操れますし、トレードの失敗と言われてしまえばそこまでです。冷静に考えてJACKならばこんな所にお金を預けようとは到底思えません。
それでも案件を紹介してくれた紹介者の事を信用してたり、過去の運用実績を見せられて最初だけ上手くいくと投資してしまう気持ちは分かります。JACKもマネーリテラシーが乏しかった過去に同じような経験がありますので。でも今は絶対に私募案件には投資しませんし人に紹介する事もありません。このブログをやっていると多くの読者さんから色んな案件や団体を紹介されますが、正直これまで投資しようと思った案件は何一つありません。
いま現在私募FX案件に投資している人は今後注意して下さい。案件が生きているうちに解約して元本を返してもらった方が良いと思いますよ。自分だけの資金ならまだいいですが友人や知人、お客様に紹介してしまっている場合、万が一破綻するとその人たちからの信用や人脈も一気に失ってしまいます。人脈や信用というのはお金より大事ですよ。