ワンルーム投資をするなら新築より中古がお勧め。マイナンバー制度で全て暴かれる

2015年も残り1ヶ月ですね。月日が経つのは本当にあっという間です。

 

昨日の新築投資ワンルームマンションの記事については非常に好評で多くのお問い合わせや相談を頂きました。思っていたより読者さんの中でワンルーム投資をやっている方がいらっしゃったのには驚きましたが、何かお役に立てる事があればと思っています。

 

不動産投資に関する記事に関してはまた機会があれば書いていきたいと思っていますが、ご質問などはいつでも受け付けていますので宜しくお願い致します。

 

マイナンバーが開始された事で、これまで不動産収入を無申告だった方(これが結構いらっしゃいます)は注意して下さい。法務局と税務署、役所のデータが番号で一本化しますので誰がどこの不動産を持っているというのはいずれ明らかになります。新築ワンルームマンションを買って2年目以降まともな経費が作れないので無理やり架空経費を作って赤字にしている方も、今後はバレやすくなると思うのでそういう脱税まがいの事は止めておいた方がいいですよ。

 

「節税対策」として投資ワンルームを買ったのに、しばらくすると節税できない事が分かって架空経費をせっせと作っている投資家が結構いらっしゃいますが、税務署に指摘されると追徴課税だけでは済まず重加算税延滞税なども取られるので、リスクが大きすぎます。不動産を売却しないと税金が払えないくらい物凄い金額取られるので本当に気をつけて下さい。

 

中古物件を現金もしくは低金利借入で購入していればキャッシュフローは黒字になって税金を納めても可処分所得が増えるので、結果不動産投資として成功ですが、新築物件をノンバンクフルローンで買うと節税できるのは初年度だけで2年目からは架空経費を上積みしないと確定申告で黒字になってしまって税金が増えます。返済元本は経費計上できないので、毎月のキャッシュフローは赤字でも確定申告は黒字という最悪な状況になってしまうんですね。これが新築ワンルームマンション投資の実情です。

 

とまあ、今回も新築ワンルームマンションに関する記事になってしまいましたが、賢い投資家はくれぐれも新築には投資せずに、値ごろ感があり賃料も安定した「中古」物件を現金もしくは低金利借入で購入するようにしましょう。

 

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