不動産投資はある程度まとまったお金を用意してから始めるものです

不動産投資セミナーでまんまと騙される若者やサラリーマン

 

巷で開催されている不動産投資セミナーでは「頭金0で不動産投資ができる」と案内し、まだ社会人になりたての若者や、不労所得を夢見るサラリーマンに対して大々的にセールス活動をしています。

 

国内では新築ワンルーム投資セミナーでこの言葉が多く使われています。不動産会社と金融機関が提携して「頭金0プラン」を作り、まだ年収の低い若い社会人や不動産投資家を夢見るサラリーマンに向けて「節税対策」「将来の安定した資産形成」と嘘八百のセールスで売りまくっていると聞きます。

 

新築ワンルームマンション投資は不動産業者もプロ投資家も見向きもしないゴミクズ案件ですが、社会人になりたての若者は世の中のことをよく分かってないので、「若くして俺は不動産投資家だぜ」と勘違いしてゴミクズ物件を買わされているわけですね。実に可哀想です。

 

そもそも頭金0で不動産投資をやろうという考えが間違ってますよ。武器も持たずに戦場に行くのと同じで準備不足です。不動産投資に関する本やセミナーに出席する前に、まず軍資金を作ることから始めましょう。

 

投資詐欺案件でもよくある「この案件に参加すれば全くの無から毎月○万円の利益を生むことができます」という話とほぼ同じです。頭金0の不動産投資が詐欺とは言いませんが、そんな話に乗って儲かるわけがない(得するわけがない)と言いたいのです。

 

海外不動産投資で頭金0を謳ったものには投資しない方がいい

 

これが海外の不動産投資となると話は別です。海外の不動産投資案件で「頭金0」を謳ったものは極めて詐欺の可能性が高いので注意してください。

 

東南アジアの不動産投資案件では「プレビルド」という言葉がよく使われます。頭金を入れなくても毎月積立支払いで不動産が買えるという手法ですが、物件が完成する前にディベロッパーや工事会社が破綻したり、不動産屋の資金持ち逃げ、権利関係登記の不備など非常に多くのトラブルが発生しています。

 

一度トラブルが起こると投資家自身で解決することは非常に困難です。現地の警察や弁護士に自分で依頼して解決することが果たしてできますか?外国人からの依頼などまともに取り合ってくれませんよ。

 

海外不動産投資案件に参加するなら英語が話せるだけでは不十分で、最悪何かトラブルが起こっても解決を依頼できる現地のコネクションを持っておく必要があります。

 

頭金を持ってないにも関わらず不動産投資を始めたいと考える人の元には、まともな不動産案件は入ってきません。日本国内であれば新築ワンルームマンションのようなゴミクズ物件、海外であればプレビルド不動産のような大損する可能性が極めて高い案件か完全な詐欺案件に騙されて終了です。

 

JACKの不動産投資は今は専ら日本国内です。内情と提供される情報の質が低いので不動産投資セミナーには1度も出席したことがありません。海外不動産は東南アジア系であれば日本人が日本人を騙すケースが多いので避けておいた方が賢明です。

 

投資のチャンスはそう何度も来ませんが「いまだ!」という時に資本を全力投下できるだけの現金を持っておくべきです。頭金0で不動産投資なんか始めずにまずは株や仮想通貨、副業などで種銭を増やしましょう。

 

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