不動産収入があるのに確定申告していない人は今後危険ですよ

本業の仕事上、不動産投資家の方とお会いする機会があるのですが、驚くのは結構な投資家の方が不動産所得の確定申告をしていません。

 

1棟マンションやアパートを所有している投資家は基本ほとんどが申告をしていますが、ワンルームマンションを1戸2戸程度所有しているプチ投資家は無申告の人が多いですね。

 

新築ワンルームマンションは購入後数年からキャッシュフローが悪化して、毎月の手取りは赤字なのに確定申告をすると黒字になって税金が増えるので申告したくないという気持ちは理解できますが、納税は日本国民の義務ですのでJACKはそういう方には早めの申告を強くお勧めしています。

 

1部屋2部屋持っているくらいなら申告しなくてもバレないだろうと安易に考えているかもしれませんが、マイナンバーで貴方の資産は全て丸裸になります。今現在は銀行や法務局、税務署のシステムが一元化していませんので補足は困難かもしれませんが、平成30年か31年を目処に全てがガラス張りになりますので、無申告者は簡単に分かります。過去も7年分遡られて追徴課税や重加算税をたっぷりと搾り取られる可能性がありますので、今年からは絶対に正しい確定申告をしておくようにしましょう。

 

大家さんはご存知の情報かと思いますが、賃借人が個人ではなく法人の場合はその法人の確定申告の際に大家の情報を税務署に提示しますので無申告者はすぐに分かります。これを知ってか知らずか大家の中には「法人契約お断り」と言って個人契約しか承認しない人もいますがあまりにも低レベルすぎるので後で思い知る事になるでしょう。

 

新築ワンルームマンションはダメな投資ですが、中古ワンルームやアパートは物件の立地と管理、購入価格さえ誤らなければ堅実な投資となり可処分所得を増やす事ができます。きちんと確定申告して納税しても所得は増えていると思いますので、下手な事を考えずに申告はきちんと済ませておきましょうね。

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