不動産会社で働かず宅建取引士の資格も持たない小判鮫ブローカーに注意しよう

不動産会社で働いている営業マンだけでなく、不動産販売会社と個人的に提携した「小遣い稼ぎの小判鮫ブローカー」も投資ワンルームマンションを販売しています。

 

販売といっても、自分が宅建取引士の資格を持っているわけではないので副収入目的の『勧誘行為』だけですね。

 

 

不動産業者でもなく、宅建取引士の資格すら持っていない小判鮫ブローカーの勧誘だけで、よく何千万の不動産を買えるなとJACKは不思議でなりません。

 

不動産投資で成功している人、財を築いている人も同じ考えだと思います。

 

 

不動産投資に詳しい人や成功している投資家、不動産業界にいる人間は『余程の付き合い以外で』まず買わないのがフルローンでのワンルームマンション投資ですからね。

 

 

小判鮫ブローカーの特徴として年齢は20代〜30代、本業を別に持っていてSNSやリアルセミナーで投資や資産形成を教えています。

 

中には一丁前に本を出している人間もいますよ。

 

 

ウワベだけの不動産知識だけで勧誘し、目の前の紹介報酬のことしか考えてない小判鮫ブローカーから不動産を買うことのないよう十分にご注意ください。

 

 

紹介報酬狙いのFP(ファイナンシャルプランナー)も多いので、FPの紹介だから安心だと勘違いしないように!

 

異常に高い成約報酬と群がる小判鮫ブローカー

JACKは自分で不動産会社を経営しているので、小判鮫ブローカーの存在は以前から知っています。

 

 

新築ワンルームマンションの販売報酬は異常に高く、一次販売会社だと2000万円の部屋を1部屋売って、だいたい500~700万円くらいの稼ぎになります。

 

その下の二次販売会社だと報酬は200~350万くらいとマルチのような構図になっているわけですね。

 

 

小判鮫ブローカーは更にその下にいて、1人勧誘して契約させれば販売会社から20万円~40万円くらいの手数料を受取ります。

 

口が上手いと1ヶ月で1人くらいは釣れますし、個人でマネーセミナー開催して多くの情報弱者を集め、荒稼ぎしている人間もいます。

 

 

小判鮫ブローカーは物件を売って報酬を得ることだけが目的なので、時には嘘やいい加減な説明をしてでも契約書に判を押させます。

 

 

契約後数年が経過し・・

 

被害者

被害者
購入前に○○さんから聞いた説明は嘘ばかりだ!

 

と販売会社にクレームを入れても返ってくる答えは・・

 

販売会社社員

販売会社社員
○○は当社の社員ではありません。契約時に担当した社員は退職しました

 

と言われて終了です。

 

 

これは本当の話で、JACKはこれまでに何百人も投資ワンルームマンション被害者と向き合って物事を解決してきましたが、『辞めました』『当時のことは分からない』というのはマンション販売会社の常套句です。

 

 

作り話でも何でも、その話を信じて契約書に印鑑を押したのならそれは契約成立ということ。

知識や情報を持っていなかった契約者の責任です。

 

 

不動産会社に所属しておらず、宅建取引士の資格すら持っていない小判鮫ブローカーから購入した場合、この手のクレームが特に多くなっています。

 

 

まとめると、

・投資不動産を勧誘されたら、その勧誘者が不動産会社に属しているか確認する

・名刺を持っている程度で安心せず、従業者証明書も見せてもらうこと

・勧誘者が宅建取引士の資格を持っているか確認。資格証も見せてもらうこと

・従業者証明書も宅建取引士も無い小判鮫ブローカーから物件を買わない

・そもそもフルローンでの投資ワンルームマンションは買わない

 

以上です。

 

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