突然の方針変更でシティバンク香港口座を持っている方の口座解約が相次いでいます。他の銀行口座や金融商品でも同じようなケースになる事もあります

シティバンク香港口座を持たれている方にはBADなお知らせが届いているかと思います。突然の方針変更で驚かれている方も多いと思いますが、

 

2016年1月以降は香港非居住者が保有する一般口座に毎月

400HKD(約5,500円)の口座維持手数料を課す

 

という事を一方的に通告してきました。

 

HSBC香港のプレミア口座ですら口座維持手数料は毎月380HKDですし、一般口座(PI口座)は毎月60HKDです。HSBC香港の一般口座と比べて340HKDも高くするという事は今回の目的は単なる手数料値上げではなく「外国人の休眠口座を追い出す」目的があるのか、もしくは一般口座を廃止してGold口座(HSBC香港で言うプレミア口座)に集約させたいのかどちらかだとJACKは思っています。

 

Gold口座へ引き上げるという選択肢もありますが、JACKの周りシティバンク香港口座を持っている人はほぼ全員解約手続きを取っています。もともと皆さんHSBC香港がメインバンクで使い勝手のあまり良くないシティバンクはほとんど使っていませんでしたから何ら問題ないのでしょう。

 

口座閉鎖について正規に手続きを踏むのであれば、所定の用紙をネットバンキングからダウンロードして香港に送る必要があります。これが面倒であれば口座内の資金を全て引き出すか、HSBC香港等の口座に送金してシティバンク口座を空にして放置するという事でも構いません。

 

放置しておけば勝手に閉鎖されますが、リスクとして今後もしシティバンク香港で口座を再度開設したいと思っても口座開設できない可能性が高いです。きちんと手続きを踏んでおけば再度口座開設もできますが、口座内資金不足による強制閉鎖となった場合はブラックリスト入りですので再度の口座開設はほぼ無理とお考えください。今後口座開設予定は絶対に無いと言い切れるのでしたら空にして放置で構いません。

 

今後この方針がHSBC香港等他の銀行にも波及しないかが心配。オフショア金融商品も要注意

 

シティバンク香港口座を持っていないJACKにとっては今回の件は全く関係ないのですが、この方針が他の銀行にも波及しないか心配しています。実際にHSBC香港口座も日本人だけでかなりの休眠口座があるようですので、今後一番下のPI口座については香港居住者しか認めないという方針をいつ出してきてもおかしくありません。

 

HSBC香港は現在でも問題なく新規口座開設はできますがPI口座での開設はできません。口座開設時はアドバンス口座(平均預金残高200,000HKD・口座維持手数料毎月120HKD)で作っておいて数ヶ月後にPI口座にダウングレードするという流れの方がほとんどだと思いますが、開設直後にダウングレードする日本人が余りにも多いので一部制限がかかってきています。

 

オフショア金融商品(養老保険・長期積立商品等)についても、今後は「いつ」新規契約終了のアナウンスが流れるか分からないという状況です。日本国内の悪徳紹介者や悪徳FPの中には「今月いっぱいで新規契約が終了する」と嘘をついて急がせてサインさせている輩も多いのでこの手の情報には注意しておかなければなりませんが、実際に過去にフレンズプロビデントやスタンダードライフが突如新規契約の打ち切りアナウンスを出してきたように同じ事が今後無いとは言い切れません。

 

 

終わったら終わったで仕方ありませんが、終わってもいない・終わりそうにもないのに「あたかも」終わるかのような話をしてオフショア金融商品を勧誘してくる悪徳な輩にはくれぐれもお気を付けくださいね。

 

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