インド政府は今月9日に高額紙幣(1000ルピー、500ルピー)を突如廃止するとテレビ演説で発表し、
実際に発表から4時間後には法的通貨ではなくなるという異例の措置を取りました。
最大紙幣といっても1000ルピーは日本円で約1500円ですので、
廃止した紙幣は全体の85%以上にものぼり国民の大半や観光で訪れていた旅行客までも影響を受ける事になりました。
JACKの知人も何名かインドに中期滞在しているのですが「本当に困る」と混乱していました。
何故高額紙幣が突如廃止されたのかについてですが、
日本国内の違法マネーセミナーやブログ等では間違った情報が流されている事がありますのでくれぐれもご注意下さい。
これと同じ事が「あたかも日本で起こるかのような」話をしてオフショア長期積立商品を勧誘している実態もあるとブログ読者の方から情報提供がありました。
このような緊急措置は世界でも非常に稀であり今後の日本で起こる可能性は0です。
インドでは地下経済の規模が非常に大きく、
脱税や不正資金洗浄、
偽札問題が国内全体で蔓延しています。
それらの資金を一旦銀行に戻させて新札と交換する事で隠し現金や不正資金をあぶり出す事ができ、
税収増加や預金拡大が望めます。
発表から数時間後に廃止されたという意図としては、
それら地下経済の当事者(マフィアや一部資産家)に準備をさせる時間を与えないというインド政府の強い意向があったものと推測します。
以上の説明からもお分かりのように日本国内では地下経済の規模はそれほど大きくなく、
偽札問題もほぼ皆無です。
脱税や不正資金もあるでしょうが緊急措置を講じるほどではありません。
今回の問題を日本の財政危機問題と紐づけ、
今後日本でも「預金封鎖」や「新円発行」など同じ事が起こりうると間違った知識を植え付けさせようとするセミナー講師やFPはバカの極みですので相手にしないようにしましょう。
以前のブログ記事でも書きましたが、
少なくとも私たちが生きている間に
預金封鎖ハイパーインフレ
突発的な紙幣廃止
は絶対にないと断定できますが、
銀行預金から徴収する資産税・預金税のようなものは有りうるのではないかと思っています。
金融や経済について常に正しい知識と情報を持っておけば、
悪徳紹介者やFPから騙されるリスクを限りなく無くす事ができます。
マネーセミナーやオフショア金融商品を勧誘してくるFPの話は「大半が間違った情報」だと疑ってかかった方が良いですよ。
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