オフショア長期積立を期間20年、25年で契約したにも関わらず5年以内に積立を停止してしまう方がかなりいらっしゃいます。
積立を止めた方にヒヤリングすると圧倒的に多いのが、
最初に想定していた(聞いていた)運用利回りには程遠い
という回答です。
年利8%〜12%で安定して運用されると契約前に紹介者から聞いていたにも関わらず、初期口座期間が終わってボーナス付与がなくなると資産が徐々に減っていく現実に嫌気が差して積立を止め、貯蓄口座資産を全額引き出して後は放置という方が余りにも多いというのは残念な事です。
長期積立の場合、最初の数年の利回りで全てを評価するのは時期尚早ですが最初の理想が余りにも高いと、現実との差に愕然として積立テンションが下がってしまうという事になります。積立意欲は人力飛行機みたいなもので一度テンションが下がると(下降)どんどん意欲がなくなり、積立停止(着水)してしまうと再度積立再開(浮上)する事はもうありません。
対してJACKのように最初から想定利回りを低くシミュレーションしていると、現実とのギャップがほとんど無く、積立を継続する本来の目的も皆さんとは違うものを持っているので多少のマイナスだろうが微弱なプラスだろうがIFAも積立金額も変えずに毎月コツコツやれるというわけです。
既に積立停止している方は考え方を改めて積立を再開するというのは非常に難しいと思いますが、現在初期口座期間中の方やこれから契約するという方は運用利回りについて過度な期待をせずに正しいマインドセットを持つようにして下さい。契約期間中は積立金額を変えず、停止もせずコツコツやっておいたらいいんです。途中で止めたり減額するからロイヤルロンドン(RL360)のように手数料が高い商品を契約していると運用効率が一気に悪くなり資産が少しずつ減っていくという事態になるんですね。
分かりやすい物差しとしてこれだけは覚えておいて下さい
運用利回り年8%以上と言ってオフショア長期積立を勧誘してくる「紹介者」や「FP」は自分のコミッションの事しか考えてない悪徳もしくは商品知識のない馬鹿です
契約時の年齢によっては25年も積み立てる必要はなく契約期間10年や15年で十分です。シミュレーションは4〜5%で見積もって、マイナスにならなければ良いぐらいでいいんです。前にも言いましたがオフショア長期積立1本で将来の年金代わりになるほどの資産形成は限りなく難しいので養老保険とか副業とか株式投資とかを絡めて自分ポートフォリオを形成するようにしましょう。
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