投資用不動産の物件資料は毎日たくさん見ますが買っても良いと思えるものは年に数件くらいしかない

JACKは不動産投資家でもあるのでほぼ毎日不動産物件資料を見ています。たくさんの資料が連日手元に送られてくるのですが、鮮度が良く一切表に出ていない情報しか相手にしません

 

Yahoo!不動産やホームズなど不動産情報サイトに掲載されている物件は「余り物の中の余り物」であり不動産会社(プロ)や投資家(セミプロ)はここで物件を探すような事はしません。不動産情報サイトに掘り出し物件が眠っている事はなく、たまに「オトリ物件」も混ざっているので情報の質は低いというのが現状です。

 

物件資料を見ていると築10年〜15年程度の物件にも関わらず、毎月の管理費修繕積立金が15,000円以上もかかっていたり、家賃が5万円程度しか取れていない物件もあります。恐らく新築時は管理費修繕積立金は5,000円程度だったと思いますし家賃も65,000円以上は取れていたと思うのですが、立地があまり良くなく、管理状態の悪い戸数の少ない物件は家賃はどんどん下がって管理費はどんどん上がっていく事になります。この時点で当初販売会社から聞いていたシミュレーションは脆くも崩れ去り毎月赤字を垂れ流す状態ですので、ここまでくると「資産」ではなく「負債」です。

 

金融機関から多額のお金を借り、負債を抱え込んで買った物件も負債になるというは悲しい事ですがこれが新築ワンルームマンションを買わされた不動産投資家(凍死家)の現状です。

 

築10年から15年も経てばその物件の将来性や資産価値がよく分かります。物件価格も新築時よりかなり落ちていますし、JACKは多くの物件資料の中から選定に選定を重ねて「買いたい!」と思える1件を見つける努力をしています。

 

正直「買いたい!」と思える物件は年に数件しか出てこないですね。年間に数百件の資料に目を通していますがその中から10件あるかないかといった所です。縁とタイミング次第なので無理して買おうとは思いませんし指値が通らなかったらスッパリ諦めます。偉そうに聞こえるかもしれませんが「買ってあげてもいいよ」という姿勢を保っておかないと売主に足元を見られたり高値掴みさせられる事もあるので慎重に冷静に判断するようにしています。

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