海外積立は余裕資金で行うものです。25年も先に満期になるものをいまの生活に余裕がない中で行うものではありません。
それなら何故5年満期、10年満期にしなかったの?と聞くのですが返ってくる答えは「25年としか聞いていなかった、5年でもできるんですか?」です。
呆れますよね。
— 投資家JACK@金融投資サロン主宰 (@jackinvest8) 2018年9月3日
ロイヤルロンドン(RL360)、インベスターズトラスト、プレミアトラスト、メティスなど日本人が契約可能な長期積立商品は幾つかあります。
それぞれ商品内容に大差はありませんが、メティスは保険会社ではなく信託会社というのが少し信用性に欠けますし、ロイヤルロンドンは他の商品と比較して支払手数料が高めですね。
ですが基本的にどの商品でも、内容やリスクをよく理解した上で支払期間中は減額も積立停止も引き出しもせずに、一定額をコツコツ支払っていけるというなら特に問題はありません。
支払期間については、どの商品も最低5年から選択できますので、年齢やライフプランに応じて5年から最長25年の間で決めるのがいいでしょう。
以前からこういう話はよく聞きます。
悪徳紹介者や悪徳業者は、これらのオフショア金融商品の支払期間は25年としか説明しません。
もしくは「25年が当たり前!」と強引に契約を進めます。
みなさん!これだけは覚えておいてください。
仮に支払期間5年で契約したとしても、5年でプランは解約ではなく6年目以降も運用だけは継続できます。
しかも6年目からは高額な初期口座手数料も不要になり、資産はむしろ増えやすくなるんですよ!
必ずしもそういう訳ではありません。
支払期間5年と定めると、6年目以降は『新規積立』ができなくなります。
この手のプランは『支払期間中は積立金額を変えずに継続することを大前提』に作られていますので、20年でも25年でもドルコスト平均法の効果を活かしながら積立を継続したいという方にとっては、5年ではなく20年以上の方が良いでしょう。
ですが、最初から5年程度で積立をやめる予定の人や、3年目以降は減額して一時引き出しも考えている人にとっては25年契約する意味が全くありません!
それなら最初から支払期間5年で契約した方が、6年目以降の支払手数料も減り資産は増えやすいんですよ。
6年目以降は手数料がかからず、解約したいときに解約もできます。
支払期間25年で契約すると、解約するにも馬鹿高い「早期解約手数料」を取られますし、プランによっては支払手数料が増して運用効率が悪くなり、資産は一気に減っていきます。
まとめると・・
・香港オフショア長期積立を契約し、3年目以降に減額や停止するつもりなら最初から支払期間5年で契約すること
・支払期間5年を選んでも満期以降は継続運用が可能で、初期口座手数料も不要になり、解約もいつでもできる
・「支払期間5年からできます」と教えてくれない人間は全て悪徳紹介者か悪徳業者
支払期間5年と言わないのは自分の報酬のため
何度も言ってますが悪徳紹介者が25年契約としか説明しないのは、支払期間が長い方が自分に入ってくる紹介報酬が多いからです。それだけの理由で、悪徳紹介者やFPは誰でも年齢関係なく25年を勧めています。
海外積立を勧誘されたら「5年でもできますよね?」と聞いてみてください。
— 投資家JACK@金融投資サロン主宰 (@jackinvest8) 2018年9月3日
誰も言わないのでJACKがハッキリ言いますが、悪徳紹介者が25年支払いを勧める理由は自らが得る紹介報酬のためです。
「25年支払」と「5年支払」は受け取れる報酬額が全く違うので、必死になって25年支払いを推しているだけなんですね。
25年支払いの3年目で停止しても問題ないのは紹介者だけであって、契約者の資産は右肩下がりに減っていきますよ。
紹介報酬があることはビジネスとして当然ですが、そのやり方に問題があるとJACKは思います。
お客様の資産状況や年齢を加味して、25年支払いが厳しそうであれば5年を提案するのが正しい紹介者
そもそも5年支払ができるということすら教えず、いい加減な説明で25年支払を勧める紹介者は全員悪徳
悪徳な人間にはFP(ファイナンシャルプランナー)も含まれていますので、FPだから安心という考えは持たない方がいいです。
最近は特に大阪市内で悪徳紹介者やFPがマネーセミナー・資産形成セミナーと称し、オフショア長期積立商品を誰にでも25年で契約させているという話を聞きます。
「皆さんの資産が増えますように」とはコレっぽっちも考えていない輩から金融商品を契約することがないよう、くれぐれもご注意ください。
上記の内容は正しい情報ですのでよく覚えておいて下さいね。
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