ビットコイン関連の詐欺が疑われる案件が蔓延していますが月利30%?こんな案件をまともに信じて高額を投資する人は馬鹿です

非常に多くの方からお問い合わせ頂いているのですが、巷では連日ビットコイン・仮想通貨関連案件のセミナー活動や集客、投資勧誘がそこら中で行われているようでマネーリテラシーが著しく低い方々が「月利数十%以上の利回り」や「褒賞旅行」などという言葉にまんまと騙されて数十万数百万と大事なお金を詐欺師に献上しているようです。

 

JACK自身はビットコインには投資していますが、どこの誰か分からないような人間が組成したようなビットコイン関連案件(私募投資案件)には絶対に投資しません。既に投資しているという方々は一体この案件を誰が組成していて、運営会社の所在地や実体を全て把握していますか?

 

「紹介者がそう言っているから」「なんとなく周りも盛り上がってるし実際に高金利を得ているみたいだから」という何とも安易な理由で投資しているのでしたら、あなた方は馬鹿です。馬鹿に付ける薬は「一度騙されて痛い思いをする」しかありませんので、どうぞ舞い上がって数ヶ月後に現実を知ってください。ものの見事にいま稼働している高金利ビットコイン関連案件、仮想通貨関連案件は破綻して投資したお金の大半を無くす事になっているでしょう。

 

時代時代に応じて私募投資詐欺案件も流行りに乗じた案件が出来ては消えています。2年以上正常に稼働したものは過去に1つもありません。現在流行っているビットコイン関連案件も数ヶ月後には吹き飛んでいると思いますが、ポンジスキームを逆手にとって例えば月30%の金利をもらえるのであれば、4ヶ月以上「もてば」元本は回収できるのでその時点で解約して終わりにするというならリスクはありますがアリかもしれないですね。

 

ですがこのような案件に投資する方の大半はマネーリテラシーが欠如しているので、元本を回収した辺りでこれまで以上の追加投資をします。運営元も最初は高金利、褒賞旅行というエサを蒔いておいて、追加投資がドカンと入ったところで案件を飛ばします。毎度毎度投資詐欺案件というのはだいたい同じ末路です。

 

JACKもスピーシーアービトラージ詐欺事件で学びましたが、まさにあの案件が詐欺の教科書みたいな流れでした。

 

①投資家には月利5%以上の高配当をきちんと期日に支払う

 

②投資家自身に紹介活動をしてもらう。金利差額は紹介者利益(ネットワークマルチシステム)

 

③優秀な紹介者にはシンガポール旅行をプレゼント。紹介活動が一気に盛り上がる

 

④元本を回収した既存投資家はこれまで以上の追加投資。新規投資家にも金利上乗せキャンペーン等を宣伝し投資が拡大

 

⑤破綻

 

この間だいたい1年前後です。運営元は最初は高い配当を払いますが、それは運用益ではなく新規投資のお金を配当に回すというポンジスキームです。新規投資が続く限り高い配当は払えますがそのまま払っていては破綻してしまうので、時期を見て既存投資家から追加投資を募ります。その際には金利アップキャンペーンなどという宣伝も打って新規投資家からも一気に資金を集めますがその後すぐにドロンです。

 

可哀想な方になると自宅を担保に入れて借りた金を投資したり、消費者金融やフリーローンで借りて投資してしまい破綻後に一家離散したり自殺した方もいました。本当に酷い話ですね。

 

ビットコインや仮想通貨関連の私募投資案件についてお問い合わせ頂いた方の案件を一つ一つ見ている訳ではありませんが、これらの案件は全部詐欺でいずれ破綻すると思っておいた方が無難です。

 

JACKも忙しいので基本この手のお問い合わせに対してお返事はしません。やりたいのであれば勝手にやって下さい。そんな案件に安易に手を出しているようでは一生搾取され続ける投資人生でしょう。

 

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