一時的なプチブームになっていたワインファンドも運営会社のポンジスキームが明らかになり金融庁から金融免許を取り消されて終了となりました。
ワインは儲かると勧誘して投資家から資金を集めるも、出資金はほとんどワイン事業に使われる事なく既存投資家の配当に回されていたようです。これをポンジスキームと言いますが一種の詐欺的行為である事は間違いありません。
早くから投資に参加していた人達は僅かな配当が受け取れているでしょうが、最近参加した人達は配当ゼロで出資金そのまま溶けて無くなったようなものです。
この手法はスピーシーアービトラージ詐欺事件を始め多くの詐欺案件で使われてきました。運営側は「事業の失敗」として片付けるので詐欺事件としての立件は非常に難しい所でもあります。
今回終了したワインファンドについては某著名投資家も自らのブログで大々的にお勧めしていたそうで、そこからの被害者もかなり発生しています。事件が明るみになってからそのブログ記事を削除しているようで本当に卑怯な人ですね。
恐らく紹介料として多額のコミッションを得ていると思いますので、まずはその分の返還を求めていくべきだと考えます。
JACKはブログ内でもお会いした方にも口すっぱく何度も言っていますが、金融機関以外の投資案件や金融案件は一切信用してはいけません。どこの誰だか分からないような人が話を持ってきた私募案件などは以ての外で、金融商品取引業者の案件も大概は信用できません。
お金に目が眩んで投資してしまうというのはJACKも過去に経験があるので気持ちは分かりますが、大事なお金が一瞬にしてパーになる可能性が非常に高いので、聞いた事もないような投資案件や個人的に誰かが話を持ってきた投資案件には絶対に参加しない事を強くお勧めします。
ワインファンドについての詳しいいきさつや実名等はコアメンバー向けに配信しますね。