結論から先に言うと、HSBC香港口座についてはまだ開設可能です。
HSBC香港より開設条件が緩いスタンダードチャータード銀行はもっと簡単に開設できます。
口座開設はできなくなったと言っている人やサイトもあるようですが、
事前準備だけきちんとしておけば、口座開設自体はそれほど難しくありません。
HSBC香港の口座開設状況
つい最近コアメンバーがサポート会社を伴って銀行を訪問したところ、問題なく開設できました。
一定の要件だけ満たし事前に準備を完璧にしておけば、今後もしばらくは開設可能かと思っています。
事前準備① 英語での想定質問暗記
HSBC香港口座開設最大の難関は英語でのコミュニケーションでしょう。
通訳の同席は基本認められず、
行員からの質問に対して「まともな」回答を英語でしなくてはなりません。
英語でのコミュニケーションに自信がなくても大丈夫です。
サポート会社に依頼した場合、事前に想定質問集を渡されるので全て暗記しておけばある程度の質問には回答できます。
暗記したものと違う質問が来ることも当然ありますが、
少しの単語を聞き取ることができれば何となくでも回答はできます。
無口になったりハイテンションで誤魔化すと行員に嫌わられるので注意してください。
想定質問集を暗記することは最低限のマストです。
*コアメンバーにはJACKが持っている想定質問集をいつでも差し上げます
事前準備② 持っていくものを忘れずに
6年前は、パスポートと日本の運転免許証さえ持っていけば口座開設ができましたが、今はそうはいきません。
きちんと準備をして当日は忘れ物のないように臨みましょう。
持参が必須のもの
・パスポート(海外旅行なので当然持ってますね)
・住所証明書(住所が英字で書かれた国際運転免許証もしくは銀行残高証明書)
・香港入国スリップ(香港空港のイミグレで渡される半券)
・預金分の現金(20万円以上あればベター)
*住所証明書については細かな規定があるので要確認
必須では無いが持参した方がよいもの
・マイナンバーカード(もしくは通知カード)
・日本の銀行通帳(当日預金する金額を出金した通帳がベター)
事前準備③ サポート会社への依頼
サポート会社に依頼すると手数料が1,500HKD〜2,500HKDかかりますが、
ここはケチるところではなく、単独突入するよりもサポート会社に依頼した方が開設の可能性は上がります。
滞在時間も限られていますし、
単独突入して何度も断られ、口座開設だけに丸2日を要した人もいます。
サポート会社によっては手数料を5,000HKD以上請求するところもあるようですが、
それは明らかなボッタクリです。
日本人が経営する安全な現地のサポート会社の現時点の相場は2,500~3,500HKDです。
ボッタクリ業者はトラブルも多いと聞くので注意してください。
私はどうしても英語に自信がない!という方は
想定質問集も覚えられないし・・・
想定外の質問が来た時に対応できる自信がない・・・
という方は無理してHSBC香港でなくても構いません。
香港にはスタンダードチャータード銀行という選択肢もあります。
口座開設サポート会社によっては、
HSBC香港しか対応していない
ところもあるので事前にご確認ください。
サポート費用はHSBCと同じというのがほとんどです。
スタンダードチャータード銀行にするメリット
一定金額以上の預金で通訳同席可
英語に自信がない方でもこれで安心。
口座開設時に一定金額以上を入金すれば通訳(サポート会社)の同席が認められます。
質疑応答もなく、座って頷いてサインしてれば口座開設は完了です。
一定以上の預金といっても80万円程度ですよ。
持っていくもの
基本的にHSBC香港と同じですが、住所証明書は国際運転免許証の方をお勧めしています。
80万円も預金できないという方は?
HSBC香港同様に行員と1-1の英語チェックがあります。
HSBCよりは少し緩いそうですが全く回答できなかったり、
笑って誤魔化すようなレベルでは「おかえりください」となるでしょう。
英語できない80万円以上の預金もできないという方は
口座開設は諦めてください(笑)
そもそも「いまは英語できません」なら分かりますが、
「口座開設後も英語勉強する気がありません!」って自信をもって言う方は、
海外の銀行口座開設をすべきではありません。
開設後にトラブルが起こったらどうするんですか?
トラブルの度に香港に渡航し、サポート会社に依頼してたら、
コストばかりかかって何のために口座を持っているのか分かりませんよ。
でも、何かしら海外の金融商品や不動産などを購入しているのであれば、
銀行口座はあったほうがいいですよ〜とだけは言っておきます。
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