積立を途中で止めてしまったフレンズプロビデント、
今さら解約しても損なのでは…?
そんな疑問を抱えたまま、
海外積立商品を10年以上放置している方は少なくありません。
ですが、実は「今」こそが解約の好機であり、
解約返戻金を使って資産を再スタートさせるチャンスでもあります。
- 今解約しても損にならない理由
- 解約返戻金をどう活かすか
- 新たな資産形成先としての香港一括保険
について、わかりやすく解説します。
1. 「損してるように見えて、実は損じゃない」3つの理由
理由①:為替差益が想像以上に大きい
フレンズプロビデントやスタンダードライフの
契約当時(2009〜2012年頃)は、1ドル=80〜90円の円高時代。
現在(2024年)は1ドル=150円前後。
仮に解約時の元本割れが30%あっても、為替差益で60%以上のプラスが出ていれば
実質的な損失はゼロどころかプラスになる可能性も。
理由②:今後10年以上放置しても資産はほとんど増えない
初期期間の手数料が引かれたうえ、毎年1〜2%の管理費が差し引かれていく構造。
積立を止めた商品を残り10年〜15年放置しても、
ほぼ増えないばかりか少しずつ目減りするリスクも。
理由③:より効率の良い運用先が今なら選べる
当時は選択肢が少なかったが、
今はサンライフ香港やCTFライフの一括払い商品など、
手数料が少なく、利回りも安定した商品が存在する。
2. 解約返戻金の「使い道」で未来が変わる
放置ではなく「再スタート」に使う
仮に今解約して100万円の返戻金があるとすれば、
それを香港一括保険に再投資することで、
15年後には200万〜250万円になっていることが期待できます。
一方、放置を選んだ場合、
- 手数料で資産は少しずつ減る
- 運用益もほとんど出ない
- 資産形成効果はほぼゼロ
一括保険商品の優位性(比較)
項目 | フレンズプロビデント(放置) | CTFライフ(15年一括) |
---|---|---|
手数料 | 毎年1.5%〜2% | 最初に0.5%程度のみ |
運用対象 | 保険会社のファンド | インデックス・債券運用など多様 |
期待利回り | 実質1%以下 | 年平均4〜6% |
資産増加 | わずか | 約2倍〜2.5倍 |
3. 商品選びで絶対に気をつけたいこと
信頼できるIFAを通す
再投資先として人気の「CTFライフ」「サンライフ香港」も、
どのIFAを通すかでサポート体制が変わります。
以前のように、手数料目当ての悪徳業者に当たらないよう注意が必要。
- 資産運用の報告体制があるか?
- 質問への返答が早く丁寧か?
- 契約前後で商品比較をしっかりしてくれるか?
契約前に「手数料」「運用内容」「為替対応」を確認
一括で払うとはいえ、途中解約や為替変動リスクもゼロではない。
慎重に比較し、15年後にどうなっているかまで考えることが重要。
「放置=安心」ではなく、むしろ「放置=損失拡大」の時代です。
せっかくの返戻金をただ眠らせておくのではなく、
今こそ未来につながる再投資を検討しませんか?
次回(第3回)は、
実際の一括保険商品の詳細や、信頼できるIFA選びのポイントについてお届けします。