フィリピンの高金利定期預金案件・・ここ最近非常に多いのですが、JACKの経営者仲間からも話が回ってきました。
ネット検索してみると、名前はオウンバンク。
1年定期で最低8.5%、5年だと最低10.1%もあるそうです!すごい!10年で預けた資産が倍になりますね٩( ᐛ )و
フィリピン政府の預金保護機構にも入っているようで外国人の預金にもペイオフが適用されるそうですよ!
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アホか!
フィリピン大手銀行の1年定期金利が0.25%〜0.75%なのに、この訳の分からないローカル銀行が8.5%も出せるのか?
簡単です。資金運用先がハイリスク商品だからです。
だから皆さんが預けたお金は最悪1円も返ってこない事を最初から想定しておくべきです。
簡単に免許が取れるフィリピンの銀行制度
紹介者がどのような説明(案内)をして、こんなショボい銀行の口座開設を勧めてきたか分かりませんが、
フィリピンの預金保護制度やペイオフなどは屁のツッパリにもならないんですよ。
フィリピンは「誰でも簡単に銀行免許が取得できる」ので、銀行に対する信認が日本とは雲泥の差です。
海外の銀行口座を開設するのであればSwiftコードを持っている事は必須のはずですが、
フィリピン高金利預金を斡旋しているブローカーは、
「日本国内のセブン銀行や信用金庫もSwiftコードは持っていないので問題ない」
と言ってるようです。
いやいや問題あるやろ!
それはフィリピン人の目線から見た話であって、日本に住む日本人からすると口座開設する海外銀行にSwiftコードが有るか無いかは重要。
吹けば飛ぶようなフィリピンの田舎銀行と一緒にしたらダメです。
高金利定期預金案件に飛びつくのは日本人だけ
例えば、九州の田舎に「KYUSHU RURAL BANK」というSwiftコードも持っていない銀行ができたとします。
ここでの定期預金は年10%もあるそうです。マネーリテラシーの高いシンガポール人や香港人がこの銀行に群がって預金しようと思いますか?
絶対に有り得ませんよね。
こんなクズみたいな話に騙されるのはマネーリテラシーが低い日本人だけです。
聞けば口座開設を紹介すれば業者に幾らかのキックバックがあり、マルチビジネス方式で紹介斡旋が広まっているようですね。尚更怪しい!
基本的にこれらの口座開設を斡旋している人間は、最終的には人のせいにするしかできないので、将来的に何かあったとしても、
「私は知らない」
「私も被害者だ」
と言って雲隠れするのがオチでしょう。
フィリピンには、日本人を騙そうとする連中や案件が多すぎます。
フィリピンという国もフィリピン人もJACKは大好きですが、この国を利用して悪巧みを考えようとする日本人が余りにも多く、
毎年かなりの詐欺案件が組成されては破綻しているのでJACKのブログ読者さんはくれぐれもご注意下さい。
だいぶ前のソースですが、新潟市にある第四銀行がイースタンリザール銀行について注意喚起している文書をシェアしておきます。
【第四銀行】日本に拠点のない外国の銀行への預金口座の開設勧誘にご注意ください
今回新たに知ったオウンバンクは、
過去に一世を風靡したフィリピン高金利定期預金詐欺案件のイースタンリザールと提携していたので、これも100%アウトでしょう(笑)
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