安倍総理が会見を開いて消費税増税を2年半延期する事を正式に発表しました。各界の反応は様々ですが日本国民の大半はこの延期について賛成でしょうし、経団連も賛成しています。ですが日本商工会議所は経済界で唯一猛反対しており、会見では「日本の財政破綻リスクが一層高まって危険な状態だ」と冷静で的確なコメントをしました。
JACKは今月初旬に財務省で働く友人と久し振りに会って飲みました。彼は東大出身で財務官僚のエリートコースを歩んでおり将来は事務次官を狙っている非常に優秀な人間ですが、酒の勢いもあって財務省の本音や将来の日本について色々語ってくれました。そこでの内容はコアメンバーにはお話しましたが、簡単に言うと日本は「生存確率10%のガン患者」という状態ですかね。
2020年の東京オリンピックに過度な期待をしない方が良いと思います。オリンピック景気というのは開催が決まってから1年か2年程度が限度であり、期間僅か2週間程度のオリンピックで好景気に沸くほどお金は落ちてきません。むしろそれまでに作ったハコモノの後処理やオリンピック後のネタ不足による景気悪化を懸念すべきだと思いますよ。
JACKはオリンピック後には大増税が待ち構えていると予想しています。消費税増税だけでは足りませんので資産税や貯金税も新設されるでしょう。赤字国債も今以上に発行せざるを得ません。
厚生年金も破綻へのカウントダウンが始まっているので、オリンピック後には何らかの動きがあるかもしれません。むしろ早めに破綻してくれた方が以後の徴収が無くなりますのでいいかもしれませんね。
少なくともJACKが生きている間は日本が財政破綻する事はないと確信していましたが、その可能性が高まっていると言わざるを得ませんね。「私には関係の無い話」「何とかなるでしょう」とこの問題を他人事くらいにしか思っていない人が将来悲惨な目に遭うんでしょうねえ。。
財務省で働く友人が教えてくれた貴重な情報のお陰でJACKの今後の方針が色々固まりました。