不動産取引や金融商品契約において無知であることは自己責任

JACKが経営している不動産会社のお客様から

先日○○という不動産会社の営業マンから1500万円の物件を勧められて買ったが、後で調べてみたら市場価格は1100万円だった。400万円も騙された!

と相談がありました。

 

JACKはお客様に対してこう回答しました。

 

JACK

JACK
それは詐欺ではなく無知であるが故に業者の喰い物にされたんです。

その場で契約せずに一旦話を持ち帰って誰かに相談すれば防げたと思います。

 

 

不動産取引において無知は損であり、市場の情報を知らないものは業者から搾取される世界です。

 

 

もちろんこれは詐欺でも何でもなく、お客様は目的の不動産を手に入れているわけですから、市場価格より高かろうとボッタクリであろうと契約は成立しています。

 

お客様に認知症などの症状がない限りは、契約無効を主張できません。

 

賃貸お部屋探しでも気をつけよう

不動産売買取引に限った話ではなく、賃貸お部屋探しでも同様のケースがあります。

 

 

最初に行った(問い合わせした)店舗の営業マンの話だけを信用して契約したが、後で別の店舗の営業マンに聞くともっと良い条件の部屋があったというのはよくある話。

 

 

賃貸不動産会社が得る仲介手数料も、いまや家賃の50%しか取れない時代なので、オーナーバックと言われる大家からの成功報酬目当てで、報酬が多い部屋を優先して紹介する傾向があります。

 

 

お客様の条件にピッタリ合致するAという部屋があるのに、その部屋の大家はオーナーバックを1円も払ってくれないのでAは紹介しない。

代わりにオーナーバックを家賃の2ヶ月払ってくれるBという部屋があり、条件と少し違うけど「これが一番です!」と言ってBを勧めるんですね。

 

 

賃貸お部屋探しは、できるだけ友人知人の営業マンに探してもらうか、知り合いがいなければ、店舗を2つ以上回って複数の営業マンから話を聞くようにしましょう。

 

さっきの店ではこの物件紹介されなかったな・・というのもよくあります。

 

 

都会に行けば行くほど「金に汚い人間」が多い業界なので、東京や大阪など大都市圏でお部屋探しをする際には、駅前にある店舗を幾つか回って良い営業マンと良い部屋を見つけて下さいね。

 

海外金融商品契約も無知は大損する運命

オフショア長期積立商品を25年で契約するも、契約してから3〜4年が経過して資産が増えないどころか、減りまくっていることに気付く人がたくさんいます。

 

これは途中で積立を減額したり停止することが大きな原因ですが、毎月積立額を変えずに継続しているにも関わらず運用損が拡大している人もいます。

 

 

先週Twitter経由で相談を頂いた方は、ロイヤルロンドン(RL360)を25年で契約し、わずか5年で100万円以上の評価損を抱えていました。

 

 

ここ5年間は大きな金融ショックもなく、市場全体も上向きで伸びているのですが、100万円以上も評価損を抱えるとは余程運用が下手なのか、高い支払手数料が原因でしょう。

 

 

「最初から支払期間5年や10年で契約すれば良かったが、それが出来ることすらも教えてくれなかった」と嘆いても遅いのです。

 

正しい情報は自分で知っておくべきであり、オフショア長期積立をセミナーで勧誘してくる人たちは、契約最優先で都合の良い話しかしません。

 

 

契約してから4年後に「あの時嘘をついたな!」と紹介者を問い詰めても「契約は自己責任です」の一言で終わりです。

(まあその頃には紹介者と連絡が取れなくなっているでしょうが)

 

 

自分1人でネットで情報を集めたり、無料セミナーに出て勉強しているつもりでも実際は間違った情報で洗脳させられることもあるので、『無料で見つかる横のつながり』には注意した方がいいですよ。

 

 

不動産や金融商品というのは人生で何度も買うものではなく、騙されると失う金額も大きいですからね。

 

 

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