旭化成建材の杭打ち欠陥工事事件から思う

旭化成の杭打ち欠陥工事問題で分譲マンションへの信頼が大きく揺らいでいます。

JACKは以前から住居は中心部で賃貸という考え方で、購入という考えは一切ありません。賃料収入を生んでくれる投資用不動産は買いたいですが、お金を全く生まない居住用不動産は賃貸で十分だと思っています。

そして今回の旭化成問題で、その思いがより強固になりました。

杭打ち欠陥工事は今回たまたま旭化成建材で見つかりましたが、実際には他の建設会社でも当たり前のように行われていたものと考えています。今後次々と同じようなケースが出てくるでしょう。

賃貸として住んでいたとしたらすぐに荷物をまとめて出て行けば良いだけですが、購入しているとその後の問題を片付ける為に大きな労力と時間そしてお金もかかってストレスも溜まります。非常にネガティブなスパイラルに陥りますね。

それとJACKは不動産会社の立場から見て、東京オリンピック後の不動産市場に大きな不安を持っています。確かにいま東京や大阪など大都市圏でマンション売買が活性化しており価格も上昇しています。ですがこの上昇要因は明らかに「外国人の爆買い」による需要で、日本人の実需ではありません。

投資ワンルームマンションにしても居住用分譲マンションにしても、既に「建て過ぎ」であり人口に対しての供給は十分満たしているにも関わらず今でもそこかしこでマンションが建てられ続けています。

東京オリンピック後は各地でマンションの投げ売りが起こり、全体の空室率は25%を超えていると考えています。賃料相場も当然下がりますので、購入するよりも賃貸で住み替えた方が圧倒的に有利となるわけです。

これから居住用マンションを買おうと考えている方はちょっと立ち止まって冷静に考えてみてください。既に購入されている方は、今後質の良い投資用マンションを購入して家賃収入を得てそれをローンの支払いにできるような流れを作ると良いと思いますよ。

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