8月後半に発生した世界同時株安の影響で世界中の株式ファンド価格も一斉に下がりました。
オフショア生保積立の運用タイプはほとんどの方が「積極型運用」を選択されていると思いますが、積極型運用とはボラティリティーの高い株式ファンドを中心にポートフォリオを組みますので、今回のような突発的な株安が起こるとモロに影響を受けます。
調査した所によると、各IFAの8月運用利回りは軒並み6%前後のマイナスを計上しています。ブログ読者の方の情報によると8月だけで10%以上のマイナスを計上したIFAもあると聞いています。スイッチングのタイミングが他よりも遅かったのでしょう。
JACKが契約しているIFA3社もさすがに全てマイナス運用でした。2%〜6%の間ですからまだマシな方かもしれません。
長期積立ですので単月単年のマイナスで一喜一憂すべきではありません。マイナスがあればプラスもあり長期で見た時に資産がプラスであればいいのです。現にリーマンショックが起こった年の利回りは軒並みマイナス15〜20%でしたが、リーマン翌年はプラス30%前後で回っています。
契約時に悪質な紹介者から、あたかも毎年プラス運用が続くような説明とグラフを見せられてテンションが上がって契約した方も多いようですが、実際ここまで見てきてそうでは無いというのが分かったと思います。現実をしっかり見て冷静な判断と正しい知識・情報をもってコツコツと資産を積み上げていきましょう。