つい先日注意喚起した詐欺案件の首謀者とその仲間が「最初からこうなる事を予測していた」のではないかという動きを見せているとタレコミがありました。
話を聞くと余りにも出来すぎで気持ち悪いですし、被害者心理を利用して私腹を肥やしている気がして怒りすら覚えます。
某詐欺案件が破綻したのは記憶に新しい所ですがその首謀者の側近が被害者に対して連絡を取り、あたかもホワイトナイトのように近寄って「あなたの債権を20%程度で買い取ります」と言っているようです。全く関係ない第三者ならまだしも詐欺師の側近が言うと「出来レース」にしか思えませんよね。
つまりJACKが推測するに、詐欺師も側近も最初からこの案件が破綻するのを分かっていて騒ぎを大きくするのを避ける為に債権を2割で買い取ると言っているのでしょう。こんな提案にホイホイと乗る人はマネーリテラシー0のアホです。詐欺師と紹介者を相手取り弁護士を使って訴訟を起こして全額回収を目指しましょう。詐欺師も側近もグルで金はどこかに隠しているはずです。
「配当率アップキャンペーン」という嘘に騙されて100万200万という金額ではなく、500万1000万超を投資している人も多いと聞きますが、仮に1000万円投資していたら配当0で自称ホワイトナイトの債権買取に応じたら800万円の損ですか。しかも数ヶ月で。愚かですねえ、、
配当率アップキャンペーンは詐欺案件破綻の典型的な前兆です。かの有名なスピーシーアービトラージ事件でも同じ事が行われて最後にジャンピングキャッチした投資家全員が配当0で沈没しました。
もし貴方が投資を勧誘されている案件が「配当率アップ」「期限は◯月◯日」などと案内されていたら要注意というか絶対に投資してはいけません。こんな言葉が出てくる案件は全部詐欺です。