I社の積立を途中譲渡する際は積立を止めてないことが必須

『I社の長期積立プランを途中譲渡したい』

という相談をよく頂きます。

 

 

不人気のRL360積立と違って、プランを買いたいという需要はありますが、

 

一つだけ注意点があります。

 

 

それは・・

 

積立を決して止めないこと!

 

 

 

25年支払プランで契約し、最初の2年だけ払って停止している状態とか、

 

積立継続が困難になったので、数ヶ月前から停止している状態であれば

 

途中譲渡が非常に困難になります。

 

 

手続き自体はそれでも可能ですが、

 

積立を止めてしまうと、様々なプラン特典が無効になり、

 

あえて譲渡で買わなくても、新規契約した方がマシということになります。

 

 

 

無効になる特典

1、エボリューション

・ロイヤルティーボーナス

期間内に積立停止・減額・一部引き出しがなければ、以下のボーナスが付与されます。

 

積立停止した状態では、ボーナスは一切貰えません。

1年目から10年目:拠出金の7.5%

11年目から15年目:拠出金の5%

16年目から20年目:拠出金の5%

21年目から25年目:拠出金の5%

 

 

・15年目以降の解約手数料免除

支払期間に関係なく、積立金停止・減額・一部引き出しをせずに継続できていれば、

15年目以降の解約手数料は免除となります。

 

これは他のオフショア積立プランにはない特典ですね。

 

15年だけ積立を頑張れば、違約金なしで解約できるというものですが、

積立停止するとこの特典も無くなります。

 

 

S&P500

・満期時の元本確保+利益保障

一定の条件が満たされれば、満期時には支払済拠出金の元本確保+利益保障がありますが、

積立停止や減額、一部引き出しがあると、これらは無効になります。

 

むしろ、この特典こそがS&P500プランの魅力でもありますので、

積立停止や減額というのは考えられませんね

 

契約時に説明を受けておらず、既に停止や減額したという人には残念としか言えません。

 

 

・ロイヤルティーボーナス

エボリューション同様、期間内に積立停止・減額・一部引き出しがなければ、

以下のボーナスが付与されます。

 

積立停止した状態だと一切貰えません。

10年経過時:拠出金の7.5%

15年経過時:拠出金の7.5%

20年経過時:拠出金の5.0%

 

 

まとめ

 

I社の商品は、あくまで期間内は積立金額を変えずに継続し、

一部引き出しもしないという前提で作られた商品ばかりです。

 

 

「いつでも積立停止や、減額もできるから大丈夫」

「途中で一部引き出ししながら、残った分を運用できるから安心してください」

 

こんな言葉で勧誘する連中は、悪徳紹介者だと認識しましょう。

 

 

 

『満期まで継続が必須なので、

途中で減額や停止するならやめておいた方がいい』

 

これが正しい案内であり、契約者が持つべき認識です。

 

 

悪質な勧誘セミナーも最近増えてきていますので、

FPや自称お金の先生、SNSからのセミナー勧誘にはご注意ください。

 

 

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