オフショア積立はマン島の90%保証があるから安心だという勘違い

RL360積立に関して相談を受けていると、よく聞くのが

 

マン島の90%保証があるから安心

 

という勘違い。

 

 

紹介者から聞いて、そのまま鵜呑みにしているのでしょう。

 

 

10年以上前、フレンズプロビデント全盛期の頃からよく聞いた言葉(笑)

当時を知っている人がいれば、失笑していますね。

 

 

セミナーでオフショア積立を勧誘しているブローカーからの言葉など、

大半が「嘘」「いい加減な説明」ばかりで信用するに値しない。

 

マン島の90%保証というのも正直言って

 

あってないようなもの

 

くらいに認識しておくのがいいんですね。

 

 

仮にリーマンショックを超える金融ショックがあったとして、

マン島に拠点をおく金融機関が、軒並み破綻したと考えてください。

 

 

その被害額は、天文学的数字になるのは目に見えてますが、

マン島のような小国がどうやって保障するんですか?(笑)

 

財政的に厳しいイギリスも支援なんてできませんよ。

 

 

大国の干渉を受けにくく、産業のない国が

オフショアという租税回避地を作って、金融機関を誘致しているだけのこと。

 

 

万が一のときに保障できる財源もなく、

最終的にはデフォルトして終わりです。

 

90%保証ではなく分別管理で100%保障

いまの時代に、マン島の90%保証などと言っている人たちは

 

自分たちは知識がない

 

というのを露呈しているようなもの。

 

 

そんな人たちから投資を教わっても、ロクなことがありません。

 

不利な金融商品や、間違った説明を受けることになるでしょう。

 

 

勘違いしてはいけないのは、

 

金融商品は保険会社の資産と分別管理されているので、

万が一保険会社が破綻しても、その時の時価で保障されています。

 

 

保険会社はプラットフォームを用意しているだけで、

 

実際、私たちの資産は保険会社の外にあり、

 

破綻に関わらず、その時点の価値で償還されるんですね。

 

 

つまり、マン島の90%保証など必要のない話。

 

そんなこと言ってたら恥ずかしいレベルの話です。。

 

 

マン島の保証が無くても、万が一のときは大きな問題にはならないので、

すでに契約している人は、安心して積立を続けるのが良いでしょう。

 

 

くれぐれも支払期間中は、

途中で積立を減額・停止しないように!

関連記事

元本保証と元本確保の違いは理解してますか

お金の投資も大事だけど自己投資はもっと大事ですよという話

オフショア長期積立は初期口座期間中でもそれまで積立てたお金を放棄する事で解約でき...

私は報酬は貰ってない、ボランティアだと言ってオフショア金融商品のセミナーをする人...

積立金の一時停止は再開時期を最初に決めないと受付できないと言うIFAに要注意

オフショア積立の運用利回り表を定期的に送ってこないIFAは不親切