外国人(特に香港や台湾などアジア系)の日本不動産爆買い意欲は衰える気配が全くありません。
先日も某中国系不動産会社から連絡があり、大阪のマンションをまとめて30戸買う客がいるので物件を揃えてくれと言われました。実際にJACKの会社から数戸購入してもらい残りも他社などから揃えて30戸用意したそうです。
買主は物件を見に来る事もなく資料と業者の信用だけで決めました。
総額で3億は超えていますがポンと現金でまとめ買いです。そういうお客さんはいま日本人にはまずいませんので本当にビックリします。
不動産爆買いしている外国人は、購入してその後の出口戦略を真剣に考えているとは全く思えません。JACKの会社が揃えた物件も日本人投資家が見向きもせず1年近くずっとネット掲載していた物件でしたが、たまたま今回の立地条件にピタリと合ったのでダメもとで紹介したら価格交渉もほとんど入らずに決まりました。
つまりこれは逆の見方をすると、ここ1,2年はかなりの高値で売却できそうだという事になります。地方の不動産までは外国人は手を出しませんが、大都市圏に分譲マンションや投資不動産を持ってて売却に困っている人はチャンス到来ですよ。
「山高ければ谷深し」という投資の格言がありますが、上げすぎた反動は必ず来ますよ。今は不動産は売りの時期であって買いの時期ではありません。東京オリンピック直前から不動産価格は暴落すると思っていますので買いの時期はまだまだ先ですね。