先月半ばからマカオジャンケット投資についての問い合わせを非常に多く頂くようになりました。
問い合わせが多いという事は多方面に情報が出回ってきているという事ですので、投資案件としての魅力はほとんどありません。JACKもちょっと前までジャンケット案件に投資していましたが、始めた頃は資金枠も限定されていてほとんど情報の出回りもありませんでした。
また情報発信元が誰かというのも重要です。ジャンケットと対等に話ができている元締めから直接の話というなら分かりますが、「私も投資していているのでお勧めします」とかいう単なる中間者の場合だとほとんど信用に値しません。
またこういった投資案件を紹介する場合に過去のリターンや配当をアピールする紹介者がいますが、これから新規投資する上で大事なのは過去ではなく、現在と未来です。かの投資詐欺案件で有名なスピーシーのアービトラージ事件でも紹介者は過去の実績ばかりアピールして投資を募り、新規で投資した人は投資資金の大半を回収できずに最後は見事に破綻しました。スピーシーも破綻直前は情報の出回りが半端なく広がっていましたからね〜。
JACKがジャンケット案件に投資を決めた時は習近平国家主席の前の時代ですので、マカオカジノ経済が全盛期で中国大陸から山のように人と金がマカオに移動していたのでジャンケットもかなり儲かっていましたし資金需要が多すぎて供給が足りなくなり供給の一部を投資家から募っていたのですが、その頃と比べると今はカジノ収益も落ち込んでおり儲からなくなったジャンケットが潰れたり、シンガポールやラスベガスに移籍したりしているので供給は十分間に合っているはずです。わざわざ投資家から資金を募る必要があるとは到底思えません。
某ジャンケット案件は資金の持ち逃げで数十億の損害が出て投資家が泣き寝入りという事態にもなっています。今からジャンケット案件に投資をする人は以前に比べてリスクが高いという事を理解した上でもう一度よく考えた方が良いでしょう。