「仮想通貨取引所ビットポイントが、保有仮想通貨約30億円分を流出させた」
というニュースが、先週金曜日に流れました。
すぐにビットポイントは、出入金を含む全取引を停止
親会社のリミックスポイントの株価は、ストップ安まで下がりました。
(今日も2日目のストップ安)
JACKもビットポイントに口座を持って、幾つかの仮想通貨を保有していたので、
現時点は売買・引き出し等一切の身動きが取れません。
リミックスの発表によると、
・流出した仮想通貨は補償する
・速やかに事業再開する
とまでは発表しましたが、それ以降パッタリと情報が途絶えています。
顧客の資産を補填するのは、当然のことだと思いますが、
セキュリティーを売りにしていた取引所が、いとも簡単に30億も流出させて、
事業再開後も、安心してここに資産を置いておこうと思う人は激減するはずです。
そうなると、単体で再建できるのか?
コインチェックやzaifのように、どこかに買収されるのか?
その辺りまで推測して、考えていかなければなりません。
最終的に金融機関が運営するようになるのか
結局のところ最終的には・・
仮想通貨取引所は、金融機関が運営すると思っています。
消費者金融と同じ流れになりそうな気がしますね。
金融機関でもない企業がどれだけ頑張っても、
世界のハッカーはその一歩先を行くので、イタチゴッコを繰り返すのみ。
疲弊するのは企業の方です。
ブロックチェーンが今後社会のインフラを変えていくのは間違いないし、
一部の仮想通貨も将来性が大いに期待できる。
仮想通貨取引所で世界最大手のバイナンスは、
成長・拡大を続けて、今や世界でも随一の巨大企業になっています。
日本のイチ仮想通貨取引所が、そこまでの拡大をするのは難しいかもしれませんが、
引き続き多方面から情報を集めて検討し、
最終的には自分で判断して、後悔しないような選択ができればと思っています。