ホテル上級会員ステータスの違いと特典の本質を解説【第3回】

ホテル系クレジットカードの最大の魅力の一つが、

上級会員ステータスの自動付帯です。

 

このステータスによって、無料の朝食やラウンジ利用、客室アップグレードなど、

滞在時に受けられる恩恵が大きく変わります。

 

 

今回は、以下の4つのカードに付帯するステータスと、

それによって実際にどんな特典が得られるのかを比較・解説します。

 

 

比較対象カードと付帯ステータス

 

カード名 自動付帯ステータス ステータス昇格条件
Marriott Bonvoy Brilliant(米) プラチナエリート 無条件付帯
Marriott アメックス・プレミアム(日本) ゴールドエリート 年間400万円利用でプラチナ昇格
Hilton Honors Aspire(米) ダイヤモンド 無条件付帯
Hilton アメックス・プレミアム(日本) ゴールド 年間200万円利用でダイヤモンド昇格

 

Marriott系ステータスの違い

▶️ プラチナエリート(Brilliant付帯)

 

  • 客室アップグレード(スイート含む)
  • 朝食無料 or ウェルカムギフト
  • ラウンジアクセス
  • レイトチェックアウト(16時)
  • 実質50泊相当のステータス

 

最もコスパが高い特典群。

これだけで1泊あたり1〜2万円の付加価値が生まれることも

 

▶️ ゴールドエリート(日本版)

 

  • 客室アップグレード(スイート除く)
  • レイトチェックアウト(14時目安)
  • ボーナスポイント25%

 

ラウンジ・朝食は付かないため、快適さに大きな差が出る。

 

とはいえ出張・一般滞在では十分実用的

 

 

Hilton系ステータスの違い

▶️ ダイヤモンド(Aspire付帯)

 

  • 朝食無料(海外ではビュッフェ、日本含む)
  • エグゼクティブラウンジ利用可
  • 客室アップグレード(スイート含む)
  • レイトチェックアウト(希望可)

 

国内ヒルトンでも、毎回の朝食・ラウンジ・アップグレードが保証される最強クラス

 

▶️ ゴールド(日本版)

 

  • 朝食無料(同伴1名まで)
  • 客室アップグレード(空室状況次第)
  • レイトチェックアウト(リクエストベース)

 

朝食だけでも大きなメリット。ただしラウンジアクセスは不可。

 

ダイヤへの昇格が狙いやすい点も魅力

 

どれが一番お得?用途別のおすすめ

 

旅行タイプ 最適なカードと理由
高級ホテルをフル活用したい人 ✅ Hilton Aspire(毎回のラウンジ・朝食・アップグレード)

✅ Marriott Brilliant(プラチナ特典)

国内ホテル中心で日常利用重視 ✅ Hilton 日本プレミアム(朝食が強い)

✅ Marriott 日本プレミアム(400万利用でプラチナ狙える)

 

 

ステータスの価値は「使ってこそ」生きる

上級会員ステータスの真の価値は、

 

  • 何回使うか(年数回の滞在で元が取れるか)
  • どのホテルブランドを使うか(アップグレードの恩恵があるか)

 

に大きく左右されます。

 

毎回の滞在で朝食+ラウンジ+アップグレードがあるなら、

それだけで1回1〜2万円のリターン

 

 

年3〜5回でも使えば、年会費はあっさり回収できます。

 

 

次回:【第4回】日常決済でも得する?ポイント還元率と実用性を比較

 

 

 

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