ホテル系クレジットカードは、ホテル宿泊時の特典だけでなく、
日常決済におけるポイント還元率も魅力のひとつです。
「旅行に行かない月も、ちゃんとお得になるか?」
「毎月のカード決済でコツコツ貯められるか?」
今回は、以下4枚のカードについて、
日常利用時のポイント還元率と活用方法を比較・解説します。
- Marriott Bonvoy Brilliant(米国)
- Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム(日本)
- Hilton Honors Aspire(米国)
- Hilton Honors アメックス・プレミアム(日本)
還元率早見表
カード名 | ホテル利用時 | 通常利用 | 特典カテゴリー | ポイント価値(目安) |
---|---|---|---|---|
Marriott Bonvoy Brilliant(米) | $1 = 6Pt(マリオット直) | $1 = 2Pt | 飲食・航空で3Pt/$ | 1Pt ≒ 0.7〜1円 |
Marriott アメックス・プレミアム(日本) | ¥100 = 6Pt(マリオット直) | ¥100 = 3Pt | – | 1Pt ≒ 0.7〜1円 |
Hilton Aspire(米) | $1 = 14Pt(ヒルトン直) | $1 = 3Pt | 航空・レストラン等で7Pt/$ | 1Pt ≒ 0.5円 |
ヒルトン アメックス・プレミアム(日本) | ¥100 = 7Pt(ヒルトン直) | ¥100 = 3Pt | – | 1Pt ≒ 0.5円 |
実質還元率で考える
▶️ Marriott系
- ホテル利用なら 実質4.2〜6%前後の還元(1Pt=0.7〜1円換算)
- 通常利用でも 約2.1〜3%前後の還元
- 航空券購入や外食でも高還元(米国版のみ)
- マイル移行時は60,000Pt→25,000マイル+5,000ボーナス → 還元率は最大1.25%
マイル派にも相性抜群。汎用性の高さが魅力
▶️ Hilton系
- ホテル利用で 実質7%前後の還元(1Pt=0.5円換算)
- 通常利用でも 約1.5%の還元と安定
- 米国版は航空・飲食などで3.5%程度も可
ポイント宿泊専用で使えばかなりお得。マイル交換は非推奨
ポイントの使い道と価値
カード | おすすめの使い道 | マイル移行 | 有効期限 |
---|---|---|---|
Marriott | ホテル宿泊 or マイル移行(ANA/JAL可) | ◯(60,000Pt→25,000マイル+5,000) | 最終利用から24ヶ月 |
Hilton | ホテル宿泊が基本(グレードで差) | △(レート悪く推奨しない) | 利用があれば自動延長 |
日常決済で貯める戦略
Marriottは「マイル派・旅行好き」に最適。
ポイントを航空券に使いたい人にも◎
Hiltonは「旅行時にポイント爆発力を求める人」に最適。
宿泊に特化して使い切るのがお勧め。
日本カードも還元率3%前後と高く、メインカードとしても十分実用的
結論:日常でも使えるホテルカードは“資産型”
ホテルだけでなく、日常使いでも確実にポイントが貯まる設計
Marriottは「ホテルもマイルも両取り」できる万能カード
Hiltonは「ホテル特化型の高効率カード」
旅行が年1〜2回でも、普段の支払いでポイントを仕込み、
旅費を浮かせることが可能です。
次回:【第5回】米国カードを日本で持つには?取得方法と注意点まとめ