クリアースカイのIPFSサーバー投資詐欺|被害5,000人・250億円・消費者庁告発済|破産申立の全容と被害者が今すべき行動【2026年5月最新】

【2026年4月 最新情報で更新】

合同会社クリアースカイに対し、2026年4月7日に京都地方裁判所への破産申立が行われました。債権者は205名、未償還残高は約28億1,806万円、推定被害総額は約5,000人・250億円に及びます。本記事では、詐欺の全容、破産申立の経緯、被害者が今すぐ取るべき行動を、公開情報に基づいて整理します。

合同会社クリアースカイによる「IPFSブレードサーバー投資」——「100万円を預ければ1〜5ヶ月で110万円になる」と謳われたこの案件は、すでに詐欺として被害が確定し、破産申立・集団訴訟が進行中です。

帝国データバンク・東京商工リサーチ・共同通信など主要メディアも一斉に報じており、Web3.0時代の典型的なポンジ・スキーム型投資詐欺として記録される事件となりました。

この記事では、

  • クリアースカイ詐欺の全容と5つの手口
  • 2026年4月の破産申立の詳細
  • 被害に遭った方が今すぐ取るべき行動
  • 同じ手口の詐欺に二度と巻き込まれない見抜き方

を、事実関係を中心に整理して解説します。

【速報】2026年4月7日 破産申立の全容

2026年4月7日、合同会社クリアースカイに対し債権者205名が京都地方裁判所に破産を申し立てました。

【破産申立の基本情報】

申立日2026年4月7日
申立先京都地方裁判所
申立債権者205名
確認負債約28億1,806万円
推定被害総額約5,000人・約250億円
申立代理人加藤博太郎弁護士ほか3名

申立代理人の加藤博太郎弁護士は京都市内で記者会見を開き、本件を「実在しない物への投資を謳う現物まがい商法」と断言しました。

さらに「未償還残高は約5,000人に対して約250億円に及び、全国で深刻な被害が生じている。大型の詐欺事件として集団訴訟を行い、加害者の責任を追及していく」と表明しています。

報道上の金額は今後の調査でさらに拡大する可能性が高く、戦後の投資詐欺事件の中でも最大級の規模に発展する見通しです。

破産申立の詳細は、以下の記事でも続報として整理しています。

合同会社クリアースカイとは何だったのか

合同会社クリアースカイは、2020年11月に京都市下京区で設立された企業です。

【会社概要】

社名合同会社クリアースカイ
所在地京都市下京区
設立2020年11月
代表社員辻蘭真氏(設立当時23歳)
資本金300万円
従業員数10名未満
事業内容IPFSブレードサーバー・AIOサーバーの販売/レンタル
2025年9月期売上約29億4,000万円

Web3.0の分散型ストレージ技術「IPFS(InterPlanetary File System)」を活用した事業を掲げ、「時代はIPFSへ」というキャッチコピーで個人投資家から資金を集めていました。

IPFS自体は学術・技術コミュニティで議論されてきた実在の分散型ストレージプロトコルですが、問題は「IPFSの技術が存在すること」と「IPFSを名乗る会社に投資すれば儲かること」はまったく別問題という点にあります。

代表社員の辻蘭真氏は当時20代前半と若く、一般社団法人Japan web3協会の代表理事を兼任。シェアリングエコノミー協会に加盟するなど、表面的には正当な事業者としての体裁を整えていました。

しかし、これらの肩書きや協会加盟は投資の安全性とは一切関係がなく、投資家の警戒心を下げるための「信用装飾」にすぎませんでした。

弁護士団のその後の調査により、サーバーの開発・運用にあたる人員・設備がほぼ存在しないことも判明しています。投資対象であるサーバー自体が「実在が確認できない、またはごく一部しか存在しない可能性が高い」という衝撃の事実が明らかになっています。

代表者・辻蘭真氏と会社の実態

合同会社クリアースカイの代表社員・辻蘭真氏は、会社設立当時23歳という若さで代表の座に就いていました。

Japan web3協会の代表理事、シェアリングエコノミー協会への加盟など、肩書きを重ねることで「時代の最先端を走る若き起業家」というブランドイメージを構築。セミナーや説明会では講演者として登壇し、投資家の信頼を獲得していました。

しかし、以下の点を冷静に見れば、投資先としての合理性がまったくなかったことが分かります。

  • 資本金300万円・従業員10名未満の小規模法人が、250億円規模の資金を集めて運用できるわけがない
  • IPFSサーバー1台の構築費用が「約5,000万円」という説明自体、相場と大きく乖離している
  • 投資家に約束した年利60%を成立させるビジネスが、実体のある企業に存在するはずがない

投資を検討する際に「運営会社の規模」と「約束されるリターンの規模」のギャップは、必ず確認すべきポイントです。合同会社クリアースカイは、この基本チェックだけで100%弾けたはずの案件でした。

クリアースカイ詐欺の手口を徹底解剖

クリアースカイが投資家に提示していたスキームは以下の通りです。

【詐欺スキームの概要】

・IPFSサーバー1台の構築費用:約5,000万円

・個人投資家は1口100万円から参加

・約1〜5ヶ月後に110万円で買い戻し(月利約5%、年利換算で約60%)

・形式上は「サーバーの所有権売買」という体裁

・紹介者には投資額の約10%の報酬

この手口には、投資詐欺の典型パターンがすべて揃っていました。以下、ひとつずつ解説します。

🔴 手口①:異常な高利回りで欲を刺激する

月利5%、年利約60%——これは不動産クラウドファンディングの平均利回り(年3〜8%)と比較すると、10倍近い異常な数字です。

こんな利回りを安定的に出せるビジネスは世界中どこにも存在しません。世界最高の投資家とされるウォーレン・バフェット氏の長期年率リターンでも約20%台です。

年利60%は、バフェット氏の3倍のパフォーマンスを、無名の合同会社が、たった300万円の資本金で、10名未満の従業員で、出し続けるという話でした。冷静に考えれば非現実そのものです。

にもかかわらず被害者が5,000人に及んだのは、ポンジ・スキーム構造により初期の投資家には新規投資家の資金で配当を回す「回転」が実際に起きていたからです。最初の数回は本当にリターンが支払われ、「本当にもらえた!」という口コミが被害を爆発的に拡大させました。

🔴 手口②:金融庁未登録のまま違法に勧誘

高利回りの投資商品を個人に販売するには金融商品取引業者としての金融庁への登録が必須です。

クリアースカイはIT企業であり、この登録が確認されていません。

「サーバーの売買であり金融商品ではない」という建前を使って規制を回避しようとしていましたが、実質的には投資商品そのものであり、金融商品取引法違反に該当する可能性が極めて高い状態でした。

節税商品としても宣伝し、「経費計上できる」という触れ込みで法人からの出資も集めていた点も特徴的です。

🔴 手口③:ポンジ・スキーム構造の破綻前提モデル

配当の原資は新規投資者からの出資金でした。

投資家への配当(年60%)に加え、紹介者への報酬(投資額の約10%)で、年間最大80%の資金が流出する構造。弁護士団は「資金循環に依存した破綻前提のモデル」と指摘しています。

2025年9月期の年収入高は約29億4,000万円でしたが、未償還残高250億円には到底及びません。つまり、集めた資金のほとんどが既に流出しており、回収原資はほぼ存在しない可能性が極めて高い状態です。

🔴 手口④:信頼関係を悪用した「アフィニティ詐欺」

この詐欺が特に悪質だったのは、友人・知人の信頼関係を利用して広まった点です。

これは「アフィニティ詐欺(親和性詐欺/Affinity Fraud)」と呼ばれる手法で、紹介者本人が善意で勧めているため、受け手の警戒心が下がります。

紹介者に投資額の10%の報酬を支払う仕組みがあったため、友人→友人→友人と信頼の連鎖で投資家を拡大。被害者自身が新たな被害者を生む仕組みでした。

結果として、金銭被害だけでなく人間関係まで破壊される二重の被害が生まれています。被害者は「紹介した自分が悪い」という自責感に苦しみ、相談すらできずに被害を抱え込むケースが非常に多く見られます。

🔴 手口⑤:最先端技術で思考停止させる

「IPFS」「Web3.0」「分散型ストレージ」「ブロックチェーン」——

一般の人には馴染みのない技術用語を前面に出すことで、「よくわからないけど最先端ですごいらしい」という思考停止を誘導していました。

技術が実在するかどうかと、その技術で投資家にリターンが返せるかどうかは全くの別問題です。

この手法は暗号資産詐欺やAI投資詐欺でも繰り返し使われている常套手段です。2020年代に入って特に多いのは次のキーワードです。

  • IPFS/Web3.0/分散型ストレージ
  • AI自動売買/AIトレーディング
  • 量子コンピュータ/量子マイニング
  • RWA(Real World Asset)トークン化
  • NFT/メタバース不動産

これらのキーワードが出てきたら、まず「自分が仕組みを説明できるか?」を自問してください。説明できないものには絶対に投資しない——これが最大の防衛策です。

勧誘に関与した代理店・セミナー運営者一覧

合同会社クリアースカイの案件は、代理店ネットワークを通じた全国規模の勧誘によって5,000人という被害者を生み出しました。報道・弁護士団の発表で確認されている主な代理店は以下の通りです。

【勧誘に関与したとされる代理店・運営者】

  • 株式会社PMD
  • 社長の味方(シャチョウノミカタ)
  • ミキコーポレーション
  • その他、全国の個人紹介者

これらの代理店は、「無料マネーセミナー」「資産形成セミナー」などの一般向けセミナーを入口にし、個別相談で「特別案件」としてクリアースカイを紹介する導線を構築していました。

また、紹介者に対して投資額の約10%という高額な報酬を支払う仕組みだったため、善意の紹介者の中にも「実質的な勧誘業者」となって被害を拡大した人物が多数存在します。

弁護士団は破産申立と並行して、勧誘に関わった代理店への法的責任追及も予定していると表明しています。

⚠️ 注意

現在も「無料マネーセミナー」を入口にした投資詐欺は多発しています。セミナー参加から個別相談に誘導され、「特別案件」「限定枠」として未登録の高利回り商品を紹介される構図は、クリアースカイ事件と同じです。セミナーに参加する際は、主催者・紹介される商品の運営会社・金融庁登録状況の3点を必ず確認してください。

崩壊までの詳細タイムライン(2020〜2026)

合同会社クリアースカイが設立されてから破産申立に至るまでの時系列を整理します。

時期出来事
2020年11月合同会社クリアースカイ設立(京都市下京区)。代表社員は辻蘭真氏(当時23歳)。資本金300万円
2021〜2023年IPFSブレードサーバー販売事業を開始。Web3.0・シェアリングエコノミー関連の協会・団体に加盟し、信用装飾を構築
2024年夏頃セミナー活動が本格化。代理店(PMD、社長の味方、ミキコーポレーション等)のネットワークが急拡大
2025年9月期年収入高約29億4,000万円を計上。被害者拡大フェーズのピーク
2025年11月頃警察からの問い合わせが発生。内部では資金ショートが顕在化
2026年1月〜買い戻し金の支払い遅延が発生。SNSで「約束が守られない」という投稿が急増
2026年2月18日会社との連絡が完全に途絶
2026年3月6日関係団体(APSC)が関係否定を公表
2026年4月6日破産申立方針が報道される
2026年4月7日債権者205名が京都地裁に破産申立。被害5,000人・250億円が判明

ポンジ・スキームに特有の「初期配当→口コミ拡大→資金ショート→連絡不通→破綻」という破綻パターンが、ほぼ教科書通りに進行しています。

法的問題の整理|預託法違反・詐欺罪・金商法違反

弁護士団は破産手続きだけでなく、2026年4月中に消費者庁への申し立ても予定していると公表しています。

指摘されている法的問題は以下の通りです。

【指摘されている法的問題】

  • 預託法違反:実在しないサーバーを販売し、買い戻しを約束する「現物まがい商法」に該当する可能性
  • 詐欺罪:当初から返済不能な構造での資金集めは刑法上の詐欺に該当する可能性
  • 金融商品取引法違反:金融庁未登録のまま実質的な金融商品を販売
  • 代理店への責任追及:勧誘に関わった代理店への法的責任追及も予定

特に「現物まがい商法」は、豊田商事事件(1985年)以降繰り返されてきた古典的な投資詐欺の型です。豊田商事では「金の預り証」が実体のない紙切れでしたが、クリアースカイでは「IPFSサーバー」が実体のない情報に置き換わっただけで、構造は40年前とまったく同じです。

集団訴訟の現実──「勝訴」と「回収」は別物

現在クリアースカイに対する集団訴訟が進行中ですが、被害者が知っておくべき厳しい現実があります。

【データが示す事実】

投資詐欺の民事裁判において、被害額を全額回収できた人は統計上ほぼ0%です。

なぜ集団訴訟で回収できないのか——理由は明確です。

① 資金がすでに消えている
詐欺グループは集めた資金を即座に複数口座を経由させ、海外送金や現金引き出しで分散させます。訴訟を起こす頃には口座はほぼ空です。クリアースカイの場合、2025年9月期の年収入高29億円に対して未償還残高250億円という構造を見れば、回収原資がほぼ存在しないことが明らかです。

② 「勝訴」は「回収」ではない
裁判で勝訴判決を得ても、相手に差し押さえる資産がなければ1円も取り戻せません。判決文は「絵に描いた餅」にすぎません。

③ 時間・費用の負担が重い
集団訴訟は数年単位で長期化します。その間の弁護士費用、精神的負担、時間コストを考えると、費用対効果が著しく低いのが実情です。

④ 二次被害のリスク
「被害を回復します」と謳う悪質な業者が、集団訴訟の参加者をターゲットにして着手金を騙し取るケースも多発しています。傷ついた被害者心理につけ込む卑劣な手口です。

一方で、刑事手続き(警察への被害届→刑事告訴→示談)では、民事に比べて一定の回収に至るケースも報告されています。民事訴訟一本に頼るのではなく、刑事手続きも並行して進めることを弁護士と相談してください(ただし、刑事で逮捕されてもお金が自動的に戻ってくるわけではありません)。

被害者が今すぐ取るべき7つの行動

クリアースカイの被害に遭った方は、以下の7つの行動を速やかに実行してください。破産手続き・刑事手続き・民事訴訟は、それぞれ時効や期限があります。

① 証拠を完全に保全する

契約書、振込明細、LINEやメールのやり取り、セミナー資料、紹介者との会話履歴など、関連するすべての記録をスクリーンショットやコピーで保全してください。日付がわかる形で残すことが重要です。証拠は時間が経つほど消されていきます。

② 警察に被害届を提出する

最寄りの警察署に被害届を出してください。同時に、各都道府県のサイバー犯罪相談窓口への相談も有効です。刑事事件化が最も重要で、民事(集団訴訟)だけでは資金回収は極めて困難です。

③ 消費者ホットライン「188」に相談する

局番なしの「188」に電話するだけで、消費生活センターに繋がります。専門の相談員が対応方法をアドバイスしてくれます。

④ 破産手続きで債権届出を行う

裁判所からの通知を見逃さず、期限内に債権届出書を提出してください。届出を怠ると配当の対象から外れます。

⑤ 弁護士に相談する(ただし慎重に)

「被害回復します」「お金を取り戻します」を前面に出す業者は要注意です。弁護士会経由で信頼できる弁護士を紹介してもらうことを強く推奨します。法テラス(0570-078374)の無料相談も活用できます。

⑥ 国民生活センターの「金融サービス相談窓口」も併用

金融関連の詐欺被害について、より専門的な相談が可能です。

⑦ 二次被害に絶対に遭わない

被害者名簿はしばしば詐欺業者の間で流通します。「被害回復業者」「国際的な返金プログラム」などを名乗る連絡は100%二次詐欺と考えてください。

類似の投資詐欺手口と関連事件

クリアースカイと同じ構造の投資詐欺は、過去にも繰り返し発生しています。当ブログでは以下の類似案件についても詳しく検証しています。

投資詐欺は時代ごとに装いを変えますが、骨格は驚くほど共通しています。「高利回り保証」「未登録業者」「友人紹介」「横文字の技術用語」——このパターンを頭に入れておけば、未来の類似案件も高確率で弾けます。

投資詐欺を見抜く10のチェックリスト

クリアースカイの手口は、今後も名前を変えて繰り返される可能性が極めて高いです。以下のチェックポイントを常に意識してください。1つでも該当すれば要注意、3つ以上で詐欺の可能性が濃厚と考えてください。

✅ 年利10%超の利回りを「確約」「保証」している

✅ 金融庁の免許・登録がない業者が販売している

✅ 「投資ではない」「○○の売買」と規制回避の説明をしている

✅ 友人・知人からの紹介が入口になっている

✅ 紹介すると高額な紹介報酬がもらえる

✅ 「今だけ」「限定枠」と判断を急がせる

✅ 「IPFS」「AI」「量子」「Web3」など最先端の横文字が多用されている

✅ 運営会社が小規模(資本金・従業員数が小さい)なのに大規模な資金を集めている

✅ 無料マネーセミナーや相談会が入口になっている

✅ 節税商品として法人・富裕層に売り込まれている

特に重要なのは「金融庁の登録業者か必ず確認する」という一点です。金融庁のWebサイトにある「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」で業者名を検索するだけで、一発で判別できます。

未登録業者からの投資勧誘は、それだけで違法です。議論の余地はありません。

よくある質問(FAQ)

Q1. クリアースカイに投資したお金は戻ってきますか?

A. 民事での全額回収はほぼ不可能です。2025年9月期の年収入高約29億円に対して未償還残高は約250億円に及び、差し押さえ可能な資産がほぼ存在しないと見られます。破産手続きの債権届出は期限内に必ず提出し、刑事手続きの可能性も弁護士と相談してください。

Q2. 紹介者も責任を問われますか?

A. 善意で紹介した個人友人の場合、法的責任は限定的になる可能性が高いですが、紹介報酬を受け取っていた代理店や実質的な勧誘業者については、弁護士団が法的責任追及を予定していると表明しています。判断はケースバイケースです。

Q3. 「集団訴訟に参加しませんか」という連絡が来ました。参加すべきですか?

A. 連絡元の正当性を必ず確認してください。弁護士会に照会する、該当弁護士の登録番号を日弁連サイトで確認するなど、最低限の裏取りが必須です。「被害を回復します」系の業者は二次詐欺の可能性が非常に高いです。

Q4. IPFSという技術自体は詐欺ですか?

A. いいえ。IPFS(InterPlanetary File System)は実在する分散型ストレージプロトコルで、技術自体は詐欺ではありません。問題は「IPFSの技術名を悪用して、実体のないビジネスに投資家を集めた」ことです。技術と運営会社を切り分けて考える必要があります。

Q5. 破産手続きで債権届出をするには何が必要ですか?

A. 契約書、振込明細、支払い履歴などの証拠書類、債権届出書、本人確認書類が必要です。裁判所からの通知に期限が記載されているので、必ず期限内に提出してください。届出を忘れると配当対象から外れます。

Q6. 弁護士費用は高額ですよね?

A. 破産手続きの債権届出自体は、原則として弁護士を立てずに本人でも行えます。相談だけなら法テラス(0570-078374)の無料相談や、弁護士会の無料相談窓口が利用できます。着手金を強く要求する業者には警戒してください。

Q7. 警察に被害届を出しても受理されないと聞きました。本当ですか?

A. 投資詐欺は事件化に時間がかかる傾向がありますが、被害届自体は受理されます。最寄りの警察署の生活安全課、または都道府県警のサイバー犯罪対策課に相談してください。証拠書類を揃えて持参するほどスムーズです。

Q8. クリアースカイのような詐欺に二度と遭わないためには?

A. 投資の基本原則を守ることです。①金融庁登録業者以外の高利回り商品には手を出さない ②年利10%以上を「確約」する商品は疑う ③「友人からの紹介」を鵜呑みにせず自分で裏取りする ④最先端の横文字で中身を誤魔化す商品を避ける ⑤「今だけ」「限定」で急かされたら必ず逃げる——この5つを守るだけで、投資詐欺の大半は回避できます。

Q9. 似たような案件で「AI投資」「量子マイニング」を勧められています。大丈夫ですか?

A. 極めて危険信号です。クリアースカイの次の世代として、AI自動売買、量子コンピュータマイニング、RWA(実物資産トークン化)などをキーワードにした類似構造の案件が急増しています。まずは金融庁の登録業者か確認し、登録がなければ即座に距離を取ってください。

Q10. 家族が被害に遭ったが、恥ずかしがって相談してくれません。

A. 詐欺被害者の多くが自責感に苦しみ、相談をためらいます。「騙されたあなたが悪いのではなく、騙す側が悪い」という前提で、責めずに話を聞いてあげてください。消費者ホットライン188や法テラスは本人以外の家族からの相談も受け付けています。

まとめ|クリアースカイの教訓を次に活かす

合同会社クリアースカイは、IPFS・Web3.0という時代のキーワードを悪用し、友人の信頼関係をテコにして資金を集めた典型的なポンジ・スキーム型の投資詐欺でした。

2026年4月7日に京都地方裁判所に破産申立が行われ、被害は5,000人・250億円という大規模な事件であることが公式に確認されました。すでに集団訴訟も進行中ですが、民事での全額回収はほぼ見込めないのが現実です。

被害に遭った方は、まず証拠を保全し、警察への被害届を最優先としてください。そして、破産手続きでの債権届出を期限内に行うこと、二次詐欺に絶対に遭わないことを徹底してください。

そして——同じ手口は必ず名前を変えて再び現れます

「AI自動売買で月利○%」「量子コンピュータマイニング」「RWA(実物資産トークン化)投資」——これらのキーワードで同じ構造の案件が次々と登場する可能性が極めて高い状況です。

最先端の横文字に惑わされず、必ず金融庁の登録業者リストを確認してください。怪しいと感じたら、金融庁の「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」で検索するだけで一発判別できます。

また、「無料マネーセミナー」で紹介される投資案件にも十分注意してください。クリアースカイはまさにこのルートで5,000人の被害者を生み出しました。セミナーの主催者、紹介される商品の運営会社、金融庁への登録状況——この3点を確認するだけで、ほとんどの詐欺案件を見抜くことができます。

知識があれば防げます。この記事で解説した詐欺の特徴を頭に入れておくことが、あなた自身と大切な人を守る最大の防衛策です。

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※この記事は2026年4月時点の公開情報(帝国データバンク、東京商工リサーチ、共同通信等の報道、および申立代理人弁護士団の記者会見内容)に基づいて作成しています。今後の裁判所の判断や捜査の進展により状況が変わる可能性があります。投資判断・法的対応は、必ずご自身の責任と、弁護士・警察・国民生活センター(188)等の専門機関への相談のうえで行ってください。被害に遭われた方は、一人で抱え込まず必ず専門家に相談してください。

 

【2026年5月 最新情報更新】2026年4月14日:被害者弁護団が消費者庁へ告発・業務停止命令要請を実施。特別代理店約10社への責任追及も本格化。本記事に最新情報を追加しました。

【2026年4月14日 速報②】消費者庁告発・刑事告発要求〜包囲網が完成〜

2026年4月7日の破産申立から1週間後の4月14日、被害者弁護団(代表:加藤博太郎弁護士)が消費者庁へ告発し、以下を正式に要請しました。

  • 現行の勧誘・取引を即時停止する行政命令
  • 業務停止命令の発動(消費者庁権限)
  • 預託法(預託等取引に関する法律)違反として東京地検への刑事告発
  • 特別代理店の共同不法行為責任の追及

弁護団が指摘した核心は「実際には1基のサーバーしか存在せず、貸し出し実績も皆無だった」という事実です。顧客にサーバーを購入させ「第三者企業へのレンタル収益で数カ月後に元本+10〜20%で買い戻す」という約束は、最初から履行不可能な詐欺的スキームだったと断言されました。

⚠️ 預託法違反とは何か?

2021年施行の「預託等取引に関する法律(預託法)」は、物品を顧客に購入させ「自社で管理・運用して配当する」という商法を規制します。クリアースカイのサーバー購入+買戻し約束スキームは、この預託法が禁止する「現物まがい商法(オーナー商法型)」に完全に該当します。預託法違反の刑事罰は3年以下の懲役または300万円以下の罰金です。

特別代理店10社以上への責任追及〜被害者が知るべき重要事実〜

クリアースカイ自体は従業員10名未満の小規模法人でした。被害者5,000人・250億円という規模の被害が拡大した理由は、全国に散らばる「特別代理店」が中心となってセミナー開催や大規模勧誘を担っていたからです。

特別代理店の実態

  • 確認されている特別代理店数:約10社以上
  • 所在地:東京都・大阪府・愛知県・富山県・兵庫県・奈良県など全国に分散
  • 手法:「無料セミナー」「資産形成勉強会」「副業体験会」などとして集客し、個別面談でクリアースカイへ誘導
  • 報酬:投資額の10%が紹介コミッション(例:100万円投資→10万円のバックマージン)

特別代理店への法的責任追及の見通し

弁護団は声明で「クリアースカイ本体と同様に、特別代理店側にも破産申立・刑事告発を行い、責任を追及する」と明言しています。特別代理店の法的責任は以下の観点から問われます。

責任の根拠内容
共同不法行為詐欺的スキームと知りながら勧誘を行った場合、主犯と同等の責任
過失不法行為デューデリジェンスを怠り危険な商品を販売した場合の過失責任
金融商品取引法違反無登録で投資的商品を販売した行為
特定商取引法違反不実告知・過量販売など勧誘時の違法行為

被害者へのアドバイス:紹介してきた人(個人)の法的責任は限定的なことが多いですが、法人格を持った特別代理店経由で勧誘された場合は、その代理店への損害賠償請求が可能なケースがあります。弁護団への相談を推奨します。

著名人スポンサー問題〜「信頼の演出」に騙されるな〜

2026年4月に発覚した事実として、クリアースカイが格闘技・スポーツ界の著名選手や元プロ野球選手のイベントのスポンサーを務めていたことが明らかになりました。5周年パーティーには複数の著名人が出席していたとも報じられています。

💡 重要な事実認識:著名人や有名スポーツ選手がスポンサーシップを受けること自体は違法ではありません。彼ら自身がスキームの詐欺性を認識していた証拠がない限り、著名人への法的責任追及は困難です。ただし、「有名人も関わっているから安心」という心理的安全感を利用するのは詐欺の典型的手法です。著名人の関与は安全の証拠にならないことを肝に銘じてください。

破産手続きの今後のスケジュール〜被害者が把握すべきタイムライン〜

2026年4月7日の破産申立後、一般的な破産手続きは以下の流れで進行します。被害者はこのタイムラインを把握した上で行動してください。

フェーズ予想時期内容・被害者の行動
破産申立受理2026年4月〜5月裁判所が申立を受理・審査
破産開始決定2026年5月〜6月予測破産管財人が選任される。この時点で公告あり
債権届出期間開始決定後1〜2ヶ月⚠️最重要:債権届出書を期限内に提出。期限を過ぎると配当を受けられない
財産調査・換価2026年下半期〜管財人が財産を調査・換価(売却)
配当早くて2027年以降回収率は数%〜10%台が現実的見込み
📌 重要:破産手続きは2段階です。現在進行中の「申立審査」と、裁判所が認めた後の「破産手続き開始」は別物です。債権届出書を提出できるのは「破産手続き開始決定」後です。裁判所からの郵便物は必ず開封・保管してください。

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